好きって、こわい?

制作 : 令丈 ヒロ子 
  • 講談社
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本棚登録 : 49
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062178112

作品紹介・あらすじ

ほら、ねらわれている。あなたが「好き」になる瞬間を-。5人の人気作家から、あなたへ。これがほんとの「こわい話」。

感想・レビュー・書評

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  • 思っていたホラーという感じではない。
    こわい?だからそれでもいいか。
    少女向け漫画雑誌みたいな感じ。

  • ちゃんとホラーの本だった。
    「好き」にもいろいろあって、恋愛系とは限らないし、「怖い」にもいろいろある。
    いちごジャムは怖いのかどうかすらわからない。
    でもあのお話自体は嫌いじゃないな。
    親はたまったもんじゃないだろうけどな…。

  • 2018年6月20日

    カバーイラスト/結布
    画家/牧村久実、谷朋、陸原一樹、水上カオリ、結布
    装幀・本文レイアウト/Malpu Design(清水良洋、佐野佳子)

  • 「好き」にまつわるちょっとこわい話が詰まった短編集
    テディベアの話が好きです

  • 卒業式が終わり、凛と水月が二人で桜の木下に埋めたタイムカプセルを
    掘り出そうとしたら、二人のものとは違う年代物の箱が出てきた。
    お宝かも、と軽い気持ちで箱を開けたら、中には古いペンダントが入っていた。
    誰が何の目的で埋めたのかを確かめてみようということになって、
    その日は凛がペンダントを持って帰った。

    その夜、凛の部屋に現れたのは、血だらけの昔の日本兵。
    同級生に似たその青年は、凛をどこかに連れて行こうと・・・。

    「こわくて泣いちゃいそうだよ 秘密のペンダント」


    その他に「私のテディベア」「フェアウェル城のお姫さま」「蛇喰い猫」「いちごジャムが好き。」の4編。

  • 【収録作品】「こわくて泣いちゃいそうだよ 秘密のペンダント」 小林深雪/「私のテディベア」 宮下恵茉/「フェアウェル城のお姫さま」 越水利江子/「蛇喰い猫」 藤木稟/「いちごジャムが好き。」 令丈ヒロ子

  • “たとえどんな形であっても、どんな結果が待っていようとも、
    「好き」が心にあるだけで、女の子はきっとしあわせ。”[P.5_プロローグ]

    「プロローグ」
    「こわくて泣いちゃいそうだよ 秘密のペンダント」 小林深雪
    「私のテディベア」 宮下恵茉
    「フェアウェル城のお姫さま」 越水利江子
    「蛇喰い猫」 藤木凛
    「いちごジャムが好き。」 令丈ヒロ子
    「エピローグ」

    そこまでは、怖くないかも。
    「私のテディベア」が好き。

    “なにかがおかしいと気づいたのは、それからしばらくたったころだ。
    ある朝起きて、リビングに行くと、ママがユキのお刺身を切っていた。
    最近、ユキのごはんはとてもぜいたくだ。いろんな種類の猫缶が、キッチンの戸棚にぎっしり並んでいて、時には高価なお刺身もあげている。
    それに、「ユキ様に居心地良くしてもらうためだ。」と、パパが買ってきたキャットタワーやキャットハウスが、いつの間にかリビングから続きの洋室までを占領していた。”[P.132_蛇喰い猫]

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著者プロフィール

作家。元東北芸術工科大学客員教授。日本児童文芸家協会所属。『風のラブソング』で日本児童文学者協会新人賞、『あした、出会った少年』児童文芸家協会賞受賞。「忍剣花姫伝」シリーズ(ポプラ社)など多数。

「2017年 『竹取物語/虫めづる姫君』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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