逆浪果つるところ 重蔵始末(七)蝦夷篇

著者 :
  • 講談社
4.00
  • (2)
  • (3)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 26
感想 : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (370ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062179089

作品紹介・あらすじ

寛政十年、蝦夷の東北の果て、エトロフの地に江戸幕府の役人として初めて「大日本惠登呂府」の木標を立てた近藤重蔵は、翌年の帰府後一月も経たぬうちに、御目見以上、勘定職への昇進を果たし、ふたたび蝦夷地巡見の命を受ける。だが、重蔵不在の江戸には刺客が現れ、再度足を踏み入れた最果ての地には、遥か北の海を暗躍する薩摩藩の影、さらには重蔵を亡き者にせんとする恐るべき罠が-。重蔵を執拗につけ狙う女賊・りよとの因縁の果ては?本格時代小説いよいよ佳境へ。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • まさかここまで恨みぬくとは…
    続きあるんでしょうか❓
    決着見届けたいです。

  • チェック漏れ~択捉から帰ってみれば,行かなかった新左衛門や島之丞とは齟齬が大きくなっている。最上徳内とは息が合ってきて,松前藩の非違をただす呼吸もばっちりだ。新左衛門と島之丞を先に帰府させるが,老中に何を告げるか分かったものではない。後を追うように,徳内を帰しての弁明は効果が高いようだ。重蔵は団平と余一郎と道を開拓しながら,帰る途中,松前に流れ着いた博打で獄に繋がれた鉄砲打ちがアイノに扮して襲撃してきた。択捉で死んだはずのりえの影を感じる。松前から竜飛へ戻り,帰府しようとするが,仙台で蝦夷へ赴く徳内と歓談し,東蝦夷が幕府直営となったことを知る。江戸で慌ただしく一月を過ごし,蝦夷へ旅立ち,腕利きの船頭を説得して国後から択捉へ渡る海路を切り拓くが,江戸で団平の妻と重蔵の囲い者を拉致したりよが択捉にほぼ同時に上陸し,対決の時~全体の7,蝦夷編の2。松前から江戸へは楽な道で,蝦夷地は本当に大変だったんだろうね。国後から択捉って距離は大してないが,潮流が凄く大変

  • 重蔵始末(七)蝦夷編。また気になるところで続く〜。熊怖い。

  • 宿敵は生き延び,愛する人は死んでしまった。
    続編が楽しみだ。

    2013/02/09図書館から借用;2013/02/13朝の通勤電車から読み始め;02/15の朝の通勤電車で読了

  • “重蔵始末”蝦夷篇の二作目。前巻からの期間が開きすぎで経過を思い出すのにちょっとかかったけれど、連載小説故、説明の多い事で難なくクリア。それよりも物語のテンポが速くてどんどんのめりこんでいく快感。圧巻は終章の大活劇。もう、早く続刊が読みたいよー

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

逢坂 剛(おうさか ごう)
1943年、東京都生まれ。広告代理店勤務のかたわら、80年、「暗殺者グラナダに死す」でオール讀物推理小説新人賞を受賞し、作家デビュー。87年、『カディスの赤い星』で直木賞、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞の三冠に輝く。その後も日本ミステリー文学大賞、吉川英治文学賞、毎日芸術賞を受賞。
著書に、『鏡影劇場』『平蔵の母』『百舌落とし』などがある。

「2021年 『矜持 警察小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

逢坂剛の作品

ツイートする
×