ぼくの嘘

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 117
感想 : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062179867

作品紹介・あらすじ

オタク男子の笹川勇太は密かに親友の彼女に恋している。ある日、彼女が置き忘れていったカーディガンを見つけて届けてあげようと手にとるが、つい、そのカーディガンを抱きしめてしまったところを、誰かに写メに撮られてしまう。ケータイを手にそこに立っていたのは、クラスのリーダー格の世慣れた美少女、結城あおいだった。

感想・レビュー・書評

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  • 最終チャプター、良い…(*´ω`*)
    嘘ってそこ(だけではないけど)なのかーと。

    結城さんの一途な思いも相手にきちんと伝わったら良かったのに、とも思いますが、やり方は良くなかったのかな、とも思います。

    好きな人が複数とかも確かに悩むし、
    好きになるきっかけが詰んでるのもツラぁってなりましたが、
    最後良き終わりだったなぁと。
    間の諸々も読みたいくらい(笑)

    やはりこの作家さん、感情とか色んな状況?とか丁寧に扱ってて好きです(^^)

  • 「私の恋人」と対になっている作品。女の子にひとめぼれした親友をけしかけて、つき合わせるように持っていった男の子が、その女の子に自分もひかれてしまって懊悩し、それを横目に見ていた美少女がその関係をおもしろがってかき回す、というストーリー。このたちの悪い美少女のキャラがとっても良かった。

  • ジャンル的にはYA(中高生)向けなんでしょう、読み出したら行間がゆとりあってちょっととまどいました(笑)
    「文章読みやすっ」と思ったらドンピシャ同世代でした。
    文章が上手い読みやすさじゃなくて、同世代特有の同じ時期を生きた人間の書く文章の読みやすさってあるよなーと思います。
    中田永一や飛鳥井千紗、島本理生なんかが好きな人はいいかなー。
    内容はクラスの目立たない男子と学校一の美少女の人には言えない関係・・・・のような。
    あらすじは辻村深月に似たような作品あったなーと思ったけど、あんなに殺伐とはしてないかな。

    最後のまとめ方はちょっと強引な感じはしたけど、読後感は悪くないです。

  • オタク男子校生と美少女。
    お互いの目的のために時間を共有します。
    きゅんとする一冊。

  • 恋愛について運命とか感情の盛り上がりや、単に興味とか周りの目を気にしてとかそういう若さにありがちな流された感じがなく冷静に自己分析できてしまう、笹川くんとあおいちゃんが主人公。
    二人はそれぞれ別の人が好きで、それぞれ苦しみ葛藤する。
    あおいちゃんの恋はタイミング説は納得させられる。
    恋愛をあきらめていた笹川くんが自分と釣り合わないと思いあきらめていたあおいちゃんに勇気を出して向き合う。
    ラストは恋はタイミングを見事成功させる。
    若いピュアな恋愛もいろいろ経験してからの恋愛もどちらも素敵だなぁと思う。

  • 恋愛ものですが楽しめました。これで2作目だけど藤野さんの書く小説は好きかな。

  • 視点がころころ変わるんだけど、わかりにくくはなくてなかなか面白かった。さえない男子とかなり美人な女子。彼女は女の子が好きなんだけど最終的には性別なんて関係ないという事に気づく。確かに性別は関係ないんだろうな。やっぱり人間性なんだと思う。

  • オタ属性男子が美少女に偽装彼氏になってくれと言われるという最近よくある話だなーと思ってたけど、この2人それぞれ抱えているものがなかなか深い。
    いやはや青春だなあ。最後なんとなく蛇足な気もするけど、そこまで嫌ってほどではないかな。でも、こういうことあったらスゴイナア(遠い目

  • 高校生の恋愛青春。「わたしの恋人」よりも好きな話し。笹川くん、いい人だ。
    2015.12.8

  • おもしろい~~~~~
    そうかなと思ってたけど「わたしの恋人」の続編(というかスピンオフ?というか)

    あのほほえまカップルの男の子の親友くんの話
    モデルもやってるお金持ち美少女のクラスメイトのダブルデートに付き合うオタク少年

    心理描写がていねいで
    語り口やオタクの気持ちが共感を呼ぶ!
    ふたりがなんだかんだ気兼ねなく友人として会話しているところが和む^^

    恋愛のままならないところとか
    家族もいろいろだよねとか
    女の子ちゃんの恋愛感(レズビアンだけど・・・)とか
    とても面白かった。

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著者プロフィール

1978年大阪府生まれ。2004年、第2回ジュニア冒険小説大賞を受賞した『ねこまた妖怪伝』でデビュー。児童文学のほか、ミステリーや恋愛小説も執筆する。著書に、「2013年 文庫大賞」(啓文堂大賞 文庫部門)となった『ハルさん』、『初恋料理教室』『おなじ世界のどこかで』『淀川八景』『しあわせなハリネズミ』『涙をなくした君に』、『きみの傷跡』に連なる青春シリーズの『わたしの恋人』『ぼくの嘘』『ふたりの文化祭』などがある。

「2021年 『きみの傷跡』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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