スピンク合財帖

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 137
感想 : 26
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062180009

作品紹介・あらすじ

二人と三頭、平凡で愉快な日常。今回は…・セラピードッグのシードが家にやってきたこと・わが家の庭池とそこに住む鯉たちの顛末・私たちの受けた訓練と称賛について…などのお話。町田家の犬が日記を書いた、傑作シリーズ第2弾。

感想・レビュー・書評

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  • シードが家族になる。スピンクの写真の表情がほんとに人間くさくて、家庭の中の話もほんとに犬が話してるみたい♪(´ε` ) ポチにおんぶされた顔の得意そうな顔(⌒▽⌒)

  • 新たな仲間が加わって、ますます楽しそうな町田家。どの子も町田家に来られて本当によかった。読んでるうちに本当にスピンクがしゃべっているような気がしてきます。面白かった。

  • 今回はシードが町田家に来た、訳ありの事情が明らかに。
    かわいそうな犬を見ると放っておけない美微さんは優しいなぁ。
    3匹の犬の世話をしながら、頭がちょっとアレな亭主の面倒も見なくちゃならないし。
    えらいなぁ、美微さん。
    このスピンクシリーズは、どれも読んでる間幸せな気分になるから大好きです!

  • 主人ポチを、憐れむくらいの上から目線でみているスピンクの日記ぶりが面白い。
    いつものパターンなのだけどそれがうれしい。

  • なんでこんなに面白いんだろうー。
    犬と暮らしている人ならば、思いあたることが、見事なまでに可笑しく表現されている。

  • 今回は猫さん達との攻防はやや控え目。
    スピンク(プードル)が語る、犬仲間のキューティ、新入りシード、美微さん(奥様)やポチ(ご主人)との日常。
    ユーモラスな文章にくすりと笑い、写真も楽しい。
    犬や猫と暮らすことの意味を楽しくしみじみと考えさせられる。

  • 2015.4.6

    この生活で猫もいるんだよな〜
    奥様尊敬するわ

    悪魔の鯉のエピソードには笑った

  • (笑)犬が熱い焼き豆腐を食べた時の
    形態模写を見てみたい(^O^)

  • こういうのが好き。

  • 作家、町田康氏の愛犬・スピンクが主人・ポチや奥様の美微さんとの日常や兄弟犬のキューティーとのことを書いた「スピンク日記」の書籍化第2弾です。今回は新たにミニチュアプードルのシードも仲間に加わります。

    本書は町田康夫妻の愛犬であるスピンクが「主人ポチ」こと町田氏と奥様(ここでは「美微さん」と呼称される)と兄弟犬であるキューティー、さらには猫たちの大家族の日常を彼の目線から綴った日記、その第2弾です。スピンク曰く発行上の名義人間が彼ではなく、町田氏になっているのは「大人の事情」ということなんだそうです。

    今回から新しく彼らの家族に加わったミニチュアプードルのシードも加わって、ますますにぎやかな家族の日常が本当に面白く綴られております。シードはもともと町田夫妻のところに引き取られるまでは血統がもともとよいということで繁殖犬、病気の患者などに寄り添うためのセラピードッグ、そして、町田康夫人が観光施設で彼を見初めたときにはレンタルドッグと、本当に「働きづめ」の日々で、家族として迎えられてからも、しばらくはスピンク、キューティーには心を開かなかったのだそうです。

    さらに、スーパーマーケットの駐車場では大脱走事件を引き起こし、町田氏と大捕り物を演じた話や、スピンクが散歩中に主人を何度も引き倒すというアナーキーな行動(体重30kの彼だったらできるだろうな)に及んだため、町田康夫人こと美微さんにこってりとしかられた挙句、訓練を受けることになったスピンク、その中にある「陽性強化」のほうでは「ジョウズゥ!イイコー!」といえない町田氏がオリジナルの陽性強化である「お前は実力者だ」もしくは「~すると言う偉業を成し遂げた」というフレーズは、僕もツボに入ってしまいました。

    主人・ポチこと町田氏はここでも、池と鯉の始末に悩まされ、奥様にやり込められ、ひとつの食材をひたすら一定期間食べ続けるなどのことを暴露されておりますが、彼の視点を通して描かれる町田氏の実像は文学賞をいくつも受賞している作家でも、パンクロッカーとして激しいステージを繰り広げてきた姿でもなく、奥様を大切にし、彼ら三人(あえてこう書く)、さらには猫たちを愛し、仕事に誠実に向き合おうとする一家の長。よき夫。よき家庭人という、日ごろは決して余人には見せることのない、町田康氏の一面ではないのでしょうか?スピンクは犬として彼の一番そばにいることができるからこそ、そういった姿を描けたのではないかと思っております。

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著者プロフィール

一九六二年生まれ。作家。
高校時代より音楽活動を始める。
九七年『くっすん大黒』で野間文芸新人賞、Bunkamuraドゥマゴ文学賞、〇〇年『きれぎれ』で芥川賞、〇五年『告白』で谷崎潤一郎賞、〇八年『宿屋めぐり』で野間文芸賞など受賞多数。

「2021年 『東山道エンジェル紀行』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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