- Amazon.co.jp ・本 (418ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062180238
感想・レビュー・書評
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読み終わったら、空が明るくなっていて
窓から明け方の静かな景色を見ながら、作者が伝えたかった事はなんだったのか、それを、自分は受け取れただろうかと考えていました。作中人物たちの愚かさは、自分や周りの人々に共通するものがあり、人として生きていく哀しみが胸にしみた作品でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
後半は2回に分けて一気読みしました。
なんと言っても子供たちが可哀相なお話でした。
一人の人間がある人にはかけがえのない人である人には憎むべき存在で…小さな町の中の人間関係と予測出来ないラストが良かったと思います。
読後感はあまり良くはないですが、暗い気分になりたい時とかにいいんじゃないでしょうか。
アンドルーには頑張ってもらいたい。 -
ちょっと意外な結末。
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ひたすら哀しいお話でした。大人たちのエゴや見栄が、社会的弱者である子どもたちを損ない続けるという意味で。
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1巻に比べて、登場人物が分かっているぶん読みやすかった。
人の内面まで掘り下げて表現しているところもさすがというか。
最後は切ない気持ちになりました。
1巻でやめなくてよかった。 -
一人の死によって広がる人間関係の波紋。最後、そこに行き着くのか…。(もちろんこれで終わりではなく、人々の生活は続いて行くんだけど)。
おもしろかった! 読ませてくれました。