カジュアル・ベイカンシー 突然の空席 2

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  • Amazon.co.jp ・本 (418ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062180238

感想・レビュー・書評

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  • 読み終わったら、空が明るくなっていて
    窓から明け方の静かな景色を見ながら、作者が伝えたかった事はなんだったのか、それを、自分は受け取れただろうかと考えていました。作中人物たちの愚かさは、自分や周りの人々に共通するものがあり、人として生きていく哀しみが胸にしみた作品でした。

  • 後半は2回に分けて一気読みしました。
    なんと言っても子供たちが可哀相なお話でした。
    一人の人間がある人にはかけがえのない人である人には憎むべき存在で…小さな町の中の人間関係と予測出来ないラストが良かったと思います。
    読後感はあまり良くはないですが、暗い気分になりたい時とかにいいんじゃないでしょうか。
    アンドルーには頑張ってもらいたい。

  • ちょっと意外な結末。

  • ひたすら哀しいお話でした。大人たちのエゴや見栄が、社会的弱者である子どもたちを損ない続けるという意味で。

  • 1巻に比べて、登場人物が分かっているぶん読みやすかった。
    人の内面まで掘り下げて表現しているところもさすがというか。
    最後は切ない気持ちになりました。
    1巻でやめなくてよかった。

  •  何という救われない結末。可哀想な可哀想な可哀想な姉弟。
     いい子だったのに、本当にいい子だったのに、クリスタル。たった一つ叶った願いがあれだなんて。

     サイモン、ハワード、モーリーンも大嫌いだけれど、シャーリーの邪悪さは本当に虫唾が走る。

  • 一人の死によって広がる人間関係の波紋。最後、そこに行き着くのか…。(もちろんこれで終わりではなく、人々の生活は続いて行くんだけど)。
    おもしろかった! 読ませてくれました。

著者プロフィール

「ハリー・ポッター」シリーズで数々の文学賞を受賞し、多くの記録を打ち立てた作家。世界中の読者を夢中にさせ、80以上の原稿に翻訳されて5億部を売り上げるベストセラーとなったこの物語は、8 本の映画も大ヒット作となった。また、副読本として『クィディッチ今昔』『幻の動物とその生息地』(ともにコミックリリーフに寄付)、『吟遊詩人ビードルの物語』(ルーモスに寄付)の3作品をチャリティのための本として執筆しており、『幻の動物とその生息地』から派生した映画の脚本も手掛けている。この映画はその後5部作シリーズとなる。さらに、舞台『ハリー・ポッターと呪の子第一部・第二部』の共同制作に携わり、2016 年の夏にロンドンのウエストエンドを皮切りに公演がスタート。児童文学への貢献によりOBE( 大英帝国勲章)を受けたほか、コンパニオン・オブ・オーダーズ勲章、フランスのレジオンドヌール勲章など、多くの名誉章を授与され、国際アンデルセン賞をはじめ数多くの賞を受賞している。

「2019年 『ハリー・ポッターと炎のゴブレット<イラスト版>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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