- Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062180245
作品紹介・あらすじ
紀元前3世紀、戦国時代末期の中国。秦軍が圧倒的な力で各国を侵略するなか、無敵の権力者・秦王政(始皇帝)の命を狙う少年がいた。その名は張順。滅亡した名国「韓」の宰相家の生まれ。民を救い導く宿命を負った順は、稀代の剣士・荊軻、故郷を奪われた少女・桃と出会い、志を一つにする。万に一つしか成功しないと言われる秦王暗殺に秘策などあるのか?仕損じれば死-苛烈な戦いに彼らは挑んでいく。
感想・レビュー・書評
-
好きな時代の話で、最初はわくわくしていたのですが、最後は中途半端的に終わってしました。続編があるのでしょうか?ライトノベルやゲームを連想させる文体は好きです。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
秦によって滅亡した韓の少年張順.荊軻を探し出し始皇帝暗殺をもくろむ.暗殺が何故失敗に終わったのか説得力のある物語だ.始皇帝暗殺の話を読むときいつも思うのだが中原1の剣の達人とその当時すでに有名人であった荊軻が刺客になってなんでばれないんだろう?
-
琅邪シリーズの前日譚というべき、始皇帝を敵として追う狂生と桃の出会いまでのあれやこれや。琅邪シリーズより政治色歴史色が強いけど、やはり面白かったです。この後が気になるのに、まだ続きの話出てないんだよな~。亜衣由留さまは燕の後どうしちゃったんだろ?消息不明?
-
人の宿命