あの頃の空

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 25
感想 : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062180405

作品紹介・あらすじ

定年を迎えたあの頃、忙しかった三十代のあの頃、楽しかった少年時代のあの頃、そして、いつか訪れる終の瞬間…。昭和のノスタルジー溢れる追憶の日々。迷える熟年男性に贈る人生の応援歌。

感想・レビュー・書評

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  • あの頃の空
    2012.10発行。字の大きさは…中。
    リボン仲間、公園、カントリータイム、僕が15歳だった頃、あそこ、勝敗に非ず、花の下にての短編8話。

    いろんな人が登場し、その人達のあの頃の思いが語られます。

    「カントリータイム」がよかったです。井上66才は、食品会社を60才で定年後、嘱託で4年働いて、2年がたちます。春から英会話スクールに通い、8月下旬からカナダ・オカナガン大学へ4週間のホームステイ留学に参加し、外国人の教師、同じ留学生、ホームステイ先の老夫婦たちとの暮らしが語られます。その4週間の生活が、66才の井上にとって新鮮で、刺激的で、新しい発見が多い毎日でした。
    佐江衆一さんの本を読むのは初めてです。

    【読後】
    としを取ってから、新しく始めた物事が長続きせず、やっと巡り合った英会話で、後半の人生の生きがいを見つけます。カナダの老夫婦の生活に刺激され、日本に帰ってからの妻との生活が楽しみな話てした。
    「僕が15歳だった頃」を読んでいて、嫌になって来て「僕が15歳だった頃」の半分ぐらいの172ページから流して読みだしました。
    2021.03.05読了

  • 本の帯には、迷える熟年男性に贈る人生の応援歌となっている。定年後の行く末の不安を感じる男たちの生き様を、ちょっぴり哀しく描いている。同年代のぼくは、共感するところも多々ある。

  • 人生の秋にさしかかった人々が心に思い描くのは、忙しかった30代?楽しかった少年時代?それとも、定年を迎えたあの日?全8篇のそれぞれの人生の中に古き良き昭和を感じることができます。過ぎ去りし思い出と来るべき終の瞬間・・・。だからこそ今を楽しみ、精一杯生きよう、そう思わせてくれる1冊。ちょっと物悲しくなる秋にぴったりです。

  • 定年退職後の人生を歩む男性たちの短編集です。

    小説家を目指しカルチャーセンターに通ったり、
    英会話を勉強しだしてホームステイ短期留学に挑んだり、

  • カントリータイム他短編7

    定年後一念発起して英会話を習う。
    そのうえカナダの大学に短期留学決行。
    すごいバワー。格好良い!

  • 中年の思いが込められた短編が8つ.ホームステイの顛末を書いた「カントリータイム」が面白かった.戦後の貧しい暮らしを示している「僕が15歳だった頃」も良い.

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