今いるメンバーで「大金星」を挙げるチームの法則――『ジャイアントキリング』の流儀

著者 :
  • 講談社
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感想 : 29
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062180504

作品紹介・あらすじ

カリスマ的リーダーもエース社員も不要!のべ3万社の経営をサポートしてきた「チームづくり」のプロが語る、史上最高の成果を生み出す「成長法則」。大人気マンガをケーススタディにした、ビジネスにもスポーツにも活かせる「超画期的」組織論。

感想・レビュー・書評

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  • ・学級、部活など集団を預かり、それを向上させたい教員
    ・チームを預かる学年主任や管理職
    ・集団を統率する役割を任された方

    こんな方におすすめできます。


    チームづくりの段階を
    「フォーミング」「ストーミング」「ノーミング」「トランスフォーミング」の4つに分けて考えています。和訳すると「形成期」「混乱期」「規範期」「変態期」となります。

    「チームづくりは常に右肩上がりにはならず、お互いのコミュニケーションが増えるからこそ混乱期をむかえ、パフォーマンスが一度下がる。その後、規範期を呼び込むことで、大金星をあげる変態期に入ることができる。」
    この事実を知っていることが集団のリーダーにとって大事だと感じました。混乱期に突入した時に「おもしろくなってきた」と考え、規範期に突入するための策を練ることができます。

    それぞれの期に応じた「力」が紹介されていますが私は「凹凸力」が好きです。やはり得意・不得意があるメンバーが集まるからこそ、協力・フォローしあって何かを成し遂げるのが面白い。誰かの凹もあまり気にならなくなります。

    気づきやアイディアがどんどん出てきます。自分や自分が預かる集団の状態に応じて何度も読み返すことになりそうです。

  • 参考図書

  • 自分以外の誰かと何かをするときにはいつでもどこでも使えるメソッドが盛り込まれている。
    自身は組織のチーム作りをする上での参考図書として活用したが、メンバーとして自分がどの立ち位置・役割をになっているかを客観視することもできそう。
    チーム作りという観点では、家族の役割分担でも活用できそう。

    とはいえ、相手を引きつけるための要素は理解したものの、それをどう生み出すかは難易度が高い。

  • <何についての本か>
    タックマンモデルをベースにチームビルディングの手法を解説している本。
    チームビルディングには4つのフェーズが存在する。

    ①フォーミング
    ②ストーミング
    ③ノーミング
    ④パフォーミング

    日本人は摩擦を避けるため、フォーミングどまりのグループでまとまる傾向があるが、チームとして機能するにはストーミング(混乱期)を超える必要がある。

    <誰に対して書いている本か>
    管理職、PM、研修講師、ワークショップデザイナーなど、人工的に組織をチーム化させる役割の人間に向けていると思われる。

    <この本を読むことで何に役立つか>
    経験や感覚に頼ってチームビルディングを行っているが、再現性が低かったり完成度が低いことで行き詰っている状況の打開策を生み出せるかもしれない。

    <アンダーライン>
    目標には三段階あるという考え方は非常に参考になった。
    成功する研修は行動目標まで考えられている。

    ・理念
    ・数値目標
    ・行動目標

  • 1.フォーミング(形成期)
    ・ コミュニケーションの「量」が足りない状態
    ・ チームできたての状態で方向性がバラバラ
    ・状況を把握できていない
    ・何をするか理解していない
    ・緊張する
    ・ お互い様子見 になりやすい
    ・らちがあかなかったりして、 声が大きい人が意見を言い出す
    ・リーダーや声の大きい人の指示を待ちがち
    ・徐々に 「ここまでなら言っていいかな」という雰囲気 になってくる


    2.ストーミング(混乱期)
    ・コミュニケーションの「質」が低い状態
    ・各自やりたいようにやる
    ・衝突、対立が起こり、感情もネガティブになる
    ・ パフォーマンスが下がる


    3.ノーミング(規範期)
    ・よくある 良いチーム はここであることが多い
    ・コミュニケーションが取れていて、成果が出始める
    ・小さな成功体験を重ねて、 自分たちのルールが形成 されていく
    ・役割が明確に なってくる
    ・お互いに何をするのか理解できている
    ・共通言語が決まったりする


    4.トランスフォーミング(変態期)
    ・パフォーマンスが高い
    ・さらに高いレベルを目指して、チーム一丸になっている状態
    ・阿吽の呼吸 で動ける
    ・スラムダンクの山王戦のように無言で進んでいくような感じ
    ・相手の状況で自分の動きが勝手に決まってる感じ
    ・F1のピット作業を例にされてました

  • メソッドとしてはとてもいいけれど、じゃあこれを、どう実現するか。
    これを経営陣に入れるのが、難しい。

  • チームビルディングを漫画「ジャイアントキリング」に準えて解説する良書。

    日本人は衝突を嫌い、衝突してもすぐに元に戻そうとするフォーミング体質。ただ、その体質のままでは、チームではなく、人が集まっただけのグループにしかすぎない。

    フォーミング体質から脱却するためには?
    うまく衝突(=ストーミング)するには?
    衝突したあとに目指すべき姿は?

    これらの問いに対し、一つ一つワークショップやワークシートの実例を見せながら解説しています。

  • もともとGIANT KILLIGが好きなので非常に読みやすかったし、チーム、組織の動かし方を学べる。

  • ジャイアントキリングは未読ですが、チーム作りでの視点は大いにさんこうになりました。
    クラス作りで考えると、多くのクラスはフォーミングの段階で止まってしまっている。
    そこからいかにストーミングへと導くか。
    まずはそこに課題があるかなと思いました。

  • 著者の講演の記事が面白かったので読んでみた。

    後から知ったことたが、タックマンモデルを解説した本。

    自分が経験してきたグループ・チームの状態が書かれていて、めっちゃ腹落ちした。
    これが経験学習が促進されるということか!と思った。

    自分が一番理解していなかったのは、フォーミングとストーミング、ノーミングが状態であり、変化するものだということ。
    集まったメンバーの資質によりフォーミング、〜が固定的に決まると考えていた。
    だから人選大事と。
    でもフォーミング、〜は状態であり、だからこそチムビルという概念があり意識的にやる必要がある、ということがわかった。
    今後の人生に役立ちそう。

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著者プロフィール

1973年6 月27 日、北海道生まれ。仲山考材株式会社 代表取締役/楽天株式会社 楽天大学学長。創業期(社員約20 名)の楽天株式会社に入社、2000年に楽天市場出店者の学び合いの場「楽天大学」を設立、人にフォーカスした本質的・普遍的な商売のフレームワークを伝えつつ、出店者コミュニティの醸成を手がける。2004 年には「ヴィッセル神戸」公式ネットショップを立ち上げ、ファンとの交流を促進するスタイルでグッズ売上げを倍増。2016 年、横浜F・マリノスのプロ契約スタッフとなり、コーチ向け・ジュニアユース向けの育成プログラムを実施。 20 年にわたって数万社の中小・ベンチャー企業を見続け支援しながら、消耗戦に陥らない経営、共創マーケティング、指示命令のない自律自走型の 組織文化・チームづくり、夢中で仕事を遊ぶような働き方を研究している。著書には、人気サッカー漫画『ジャイアントキリング』とコラボした『今いるメンバーで「大金星」を挙げるチームの法則』(講談社)ほか多数ある。

「2019年 『サッカーとビジネスのプロが明かす育成の本質』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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