ペーパーバック版 スティーブ・ジョブズ 1

  • 講談社
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感想 : 50
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  • Amazon.co.jp ・本 (490ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062180733

作品紹介・あらすじ

取材嫌いで有名なスティーブ・ジョブズが唯一全面協力した、本人公認の決定版評伝。全世界同時発売!

未来を創った、今世紀を代表する経営者スティーブ・ジョブズのすべてを描き切った文字どおり、最初で最後の一冊!!

本書を読まずして、アップルもITも経営も、そして、未来も語ることはできない。

アップル創設の経緯から、iPhone iPadの誕生秘話、そして引退まで、スティーブ・ジョブズ自身がすべてを明らかに。本人が取材に全面協力したからこそ書けた、唯一無二の記録。

伝説のプレゼンテーションから、経営の極意まで、ジョブズの思考がたっぷり詰まった内容。ビジネス書、経営書としても他の類書を圧倒する内容。

約3年にわたり、のべ数十時間にもおよぶ徹底した本人や家族へのインタビュー。未公開の家族写真なども世界初公開。

ライバルだったビル・ゲイツをはじめ、アル・ゴア、ルパート・マードック、スティーブ・ウォズニアック、そして後継者のティム・クック…世界的に著名なジョブズの関係者百数十名へのインタビュー、コメントも豊富に。まさに超豪華な評伝。

感想・レビュー・書評

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  • ジョブズの変わった人間性、パソコンという今や当たり前の機器が作られた経緯、アップルという大企業ができあがる経緯がとにかく面白い!
    特にアップルのゼロックスPARC見学でのアップルの陣の反応がすごく面白かった!!
    ただ、出来事が前後していたり、登場人物の名前がファーストネームの時と、そうじゃない時が入り混じっていて読みにくさを感じた。
    だけど、スティーブ・ジョブズというすごい人間が、こんなにも変わった人格者だったとは思わなかったし、とても面白い作品。
    後半も楽しみ!

  • 2016年 1回目
    2022/01/03 2回目

  • 子どもに勧められて読んだのだが、この人の良さがよくわからない。なぜこんなにもてはやされているのか?伝記としても、誰の発言なのかはっきりしないところがあったり、出来事が前後したりして読みにくかった。こだわりの強い人なのと、何か惹きつけられる魅力があるらしいのだが、わたしにはまだよくわからない。後半に期待。

  • スティーブ・ジョブズの波乱の人生を身近に見ているように感じられる物語。実際に読んでいるなかで、私たちが想像するより多くのインタビュー、情報収集したことがわかる。
    それにしても、スティーブ・ジョブズは天才ではあるが、完璧な人間ではないことを知った。宇宙に衝撃を与える「めちゃくちゃすごい」製品をつくることに情熱的で、だから、チームには、細かいところまで指摘し、妥協、トレードオフさえも許さない。そして、ジョブスお得意の現実歪曲フィールドを発揮し、不可能を可能にする。一方で、自分の求める製品に仕上げさせるために、相手の感情を置き去りにすることもしばしばあるという。管理職としては最低だったに違いない。極端な性格と行動で、おそらく誰のロールモデルとはならないだろう。
    ただ、こういう変態というか変人が、世の中にイノベーションを起こす、数少ない人物だと思う。

  • スティーブ・ジョブズが生誕してからAppleを設立し追い出され、NextとPIXERを設立するまでの波乱の人生。

    極度の完璧主義と美意識を持ち、何事も自分の思い通りにしたがる天才経営者の苦難と、何度でも立ち上がる姿が印象的。

  • スティーブ・ジョブズを一言で言い表すなら、「現実歪曲フィールドを持つ人たらし」とでもなるだろうか。

    彼の若い頃の活躍を全く知らなかったのだが、自信と不安の入り混じった人間だったんだろうなぁ〜。常に臨戦状態で、背後に守るべきものがほぼ無い。その様な者であるからこそ、今に至る偉業を成す事が出来たのだろう。ただそれが彼に幸せをもたらしたのかどうかはまだ第一巻を読んだだけでは分からない。。。。

  • スティーブ・ジョブズ、やっぱり凄いわ!

  • たまたま読んだ、マイクロソフトのWindowsNT開発の物語を読んで、ビルゲイツと同じ年ということで、ジョブズのも読んでみるかー、と暇つぶしになれば、という程度のつもりで手に取ってみた。

    結論としては、こちらの方が良かった。
    良かったというが、こちらの方が作品として優れている、というような意味ではない。
    そもそもジャンルが違う、といった感じ。コンピュータの開発史というつもりで手にとったが、こちらは実際には印象が違った。
    技術とデザインを統合する哲学を知るための書籍、といったところだろうか。

    私はエンジニアで、ものの考え方が技術より。そのため、どこかデザインというものに懐疑的というか、一般人には理解できない感覚で、なんとなくやっているんだろう、というふうに思っていた。
    この本を読むと、デザインとは技術と不可分で、哲学の表現ということが非常によくわかる。

    正直、自分の近くにジョブズみたいな人がいたらひとたまりもない、というほどに人格はめちゃくちゃだと感じた。
    だが、強烈な哲学に筋が通っており、デザインに対して興味をそそられる。
    日頃見かけるもののデザインにはどんな意味が隠されているんだろう、どんなことを表現したくてこんなデザインになっているんだろう、と何気なく見ていたものに対する注意の払い方が変わった。
    デザインや芸術に関する見方が変わる。デザインセンスや美術的センスがまったくない、と思っていた私ですら、である。
    Appleやジョブズといった点に付いての記述は、本書の本質ではなく、哲学的記述こそが本書の魅力であると思っている。

    正直、私はApple嫌いだったのだが、その哲学を知って興味が出てきてしまっている。
    Apple信者の気持ちもわかってきてしまった。ジョブズが死んで4年が過ぎた今更ながらだけど。

    私と同じような、Apple嫌いの人こそ楽しめる本だと思います。

  • 未来を創った、今世紀を代表する経営者スティーブ・ジョブズが、積極的かつ全面的に取材に協力した評伝。1は子ども時代、リード・カレッジ進学、インド放浪、アップル誕生、マックの開発力などについて記す。【「TRC MARC」の商品解説】

    関西外大図書館OPACのURLはこちら↓
    https://opac1.kansaigaidai.ac.jp/iwjs0015opc/BB40182534

  • 気がつく力がある気が利く人だなと思った。

    怖い人厳しい人というイメージだったけど、ロバートアイガーさんの本を読んで、そのイメージとは真逆な人だったので興味があって読んでみました。

    気がつく力があるからこそ人への接し方が厳しくなってしまうのがなんと無くだけど伝わって来ました。

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著者プロフィール

ウォルター・アイザックソン【著者】Walter Isaacson
1952年生まれ。ハーバード大学で歴史と文学の学位を取得後、オックスフォード大学に進んで哲学、政治学、経済学の修士号を取得。英国『サンデー・タイムズ』紙、米国『TIME』誌編集長を経て、2001年にCNNのCEOに就任。ジャーナリストであるとともに伝記作家でもある。2003年よりアスペン研究所特別研究員。著書に世界的ベストセラー『スティーブ・ジョブズ』1・2、『レオナルド・ダ・ヴィンチ』上下、『ベンジャミン・フランクリン伝』『アインシュタイン伝』『キッシンジャー伝』などがある。テュレーン大学歴史学教授。


「2019年 『イノベーターズ2 天才、ハッカー、ギークがおりなすデジタル革命史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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