女の子の幸福論 もっと輝く、明日からの生き方

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062180818

感想・レビュー・書評

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  • 暗黙の規則に囚われちゃダメだな

  • 肩書きがややこしくて覚えられないが女性の人権問題に携わる著者によるグローバルな視点での女性の幸福論。国の経済力を維持するために見直されているのが「女性の活用」である。それには「産みやすく、育てやすい社会」換言すると「誰もが生きやすい社会」でもある。日本経済再生のために他国の取り組みを参考にしながら公共政策、投資を試みなければならない時代が到来している。ジェンダー平等の進展度とその国の経済成長には相関関係があると世界経済フォーラムは見ている。その結果2012年、日本は135カ国中グローバルジェンダーギャップが101位であり先進国で最低水準。100人以上の民間企業の女性管理職は4.9%、国会議員の83%が男性である。。男女の別なく持てる力を発揮できる国の方が生産性や競争力が高いという。

著者プロフィール

1971年生まれ。ジェンダー・開発政策専門家。上智大学卒業後、米国コロンビア大学国際関係・公共政策大学院で国際関係修士号(人権・人道問題)を取得。国連開発計画(UNDP)ニューヨーク本部開発政策局ジェンダー・チームで、途上国の「ジェンダー平等の推進と女性のエンパワーメント」を担当し、世界各地で貧困削減、民主的ガバナンス、災害・紛争復興などのプロジェクトを手がけると同時に、国連機関などの多国間政策会議にも多数出席。ワークライフバランス政策の拡充やスタッフ研修など、UNDP内のジェンダー主流化にも従事した。2004年11月に退職後帰国し、フリーの専門家として、政府関係機関、国際機関、NGO、教育機関などで幅広く活動中。現在、関西学院大学客員教授、聖心女子大学非常勤講師、プラン・ジャパン理事、Gender Action Platformアドボカシー担当等。TBS系「サンデーモーニング」などでコメンテーターも務める。また、ニューヨークと東京での子育て経験を活かし、グローバル教育の推進や女性のためのライフ&キャリアデザイン支援にも取り組んでいる。

「2013年 『女の子の幸福論 もっと輝く、明日からの生き方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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