スワ氏文集

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 47
感想 : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062181099

作品紹介・あらすじ

時流にあらがう反骨魂、名古屋在住・草食系作家のおもしろすぎる貧乏ヒマなし風狂エッセイ。朝日新聞(名古屋版)で話題の「コラムにあるまじきコラム」が単行本化!ポッキンジュースをめぐる哲学的考察、昭和懐メロ替え歌合戦、名古屋弁婆さん対決、ギャルギャル百人一首、スワ氏版・枕草子「にくきもの」、エコのエコひいき問題、花粉病の国家的陰謀、食べ方の相違・夫婦間バトル…地元名古屋弁から古文・漢文・落語にギャル語まで、変幻自在な文体で日常を語り尽くす。デビュー作『アサッテの人』で芥川賞を同時受賞した著者による、抱腹絶倒の初エッセイ集!

感想・レビュー・書評

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  • 名古屋人・同世代の私には、ツボにはまった。
    お気楽な話もあれば、シビアな話もあり。
    諏訪氏の何の役にも立ちませんが命がけで書いてます感が伝わりました。

  • 文体模索というかネタの宝庫。
    数回続くのが少し残念だが、補って余りある面白さ。
    滑稽と悲哀。
    奥様との話が個人的には面白かった。

  • ニヤッとできるコラムが満載の好著だ.名鉄の駅の名前を覚える話があったが、ほとんど読めない.名古屋弁のお婆さんの会話が面白かったが、理解できない部分もあったが雰囲気は良く分かった.でもこれだけのコラムを書き続けるのは、ネタ探しも含めて大変なことだと感じた.

  • 私にとってはですね、名古屋あるいは東海地方というのは未知の国なんですね。読めない地名・駅名にみゃあみゃあ猫のような方言、正体がわからない食べ物、コメダ珈琲店が進出してきておりますがわからないものはたくさんあるので興味深かったです。

    スワ氏は白髭のおじい様かと思いきや、女子大生にきゃあきゃあ言われる細身でかっこいいオジサンでした。一日一食しか食べず、それもごはんと納豆。奥様も26キロしかない。さすがに倒れた…そうでしょうな。

    軽妙で面白おかしいかと思うと、結構重くて深刻な場面もチラリとのぞかせて決して幸せでノーテンキなエッセイではありません。

    ただ、スワ氏、反原発、脱原発を説くなら、夜中に仕事をするのはやめて電気を使わず早寝早起きしてください。

  • エッセイにおいても実験をするのか、この人は。そういう気概は嫌いじゃない。

  • 『アサッテの人』しか読んだことないが、「苦しみを抱えてもがく人」というイメージがあったので、こういうエッセイも書けるんだ、意外にテクニシャンだね!という感じ。
    笑えるところもあれば、花粉症や原発などに対する意見など共感できるところもある。
    豊かでなかった少年時代の回想(ポッキンジュースやダブルソーダの思い出)は同じような経験があり切なく懐かしかった。
    小説も読んでみようと思った。

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著者プロフィール

1969年名古屋市生まれ。
國學院大学文学部哲学科卒業。恩師は独文学者の故種村季弘。
2007年小説「アサッテの人」で群像新人文学賞・芥川賞受賞。
著書に『アサッテの人』『りすん』『ロンバルディア遠景』
(すべて講談社刊)、『領土』(新潮社)ほか。

「2018年 『紋章と時間 諏訪哲史文学芸術論集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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