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- Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062181341
作品紹介・あらすじ
酒と女に耽溺しつつ、毎月1000枚を超える原稿を書き続けた。川上宗薫と笹沢左保。豪傑二人の人生をたどる。最盛期の文壇を知り尽くす著者による、「流行作家」への鎮魂譜。
感想・レビュー・書評
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笹沢左保氏の講演を学生時代聴いた記憶がある。どんな内容だったかは覚えていないが。
結構生々しい話題が出てくる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
笹沢左保、川上宗薫という二人の「流行作家」を追った一冊。
二人の生き方が交錯してる訳でもなく、ただ、並列に描かれている気がする。
何となく意図は判る気がするが、そう、引き込まれなかった。
凄い人達だと思う。
今は確かに、こういう生き方は立ち行かないだろうね。 -
小説誌の黄金時代に新潮社に入社し、流行作家だった笹沢佐保、川上宗薫の担当になった著者が、ふたりの思い出を語る本。
酒と女に耽溺して月産1000枚。想像を絶しているけれど、多作の割には賞とはあまり縁がなかったふたり。
好き放題やってきながらも、人生を振り返って「ああいい人生だった」とはとても言えない晩年が人の世のはかなさを実感させる。 -
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