別れる力 大人の流儀3

  • 講談社 (2012年12月11日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (202ページ) / ISBN・EAN: 9784062181532

作品紹介・あらすじ

別れは終わりではなく、始まりである。二十歳の時、十六歳の弟を喪くした。三十五歳の時、愛する妻を喪くした。理不尽な別れに神を呪ったこともある。酒に溺れ、無気力な日々を過ごした。だが、いまならわかる。出逢えば別れは必ずやってくる。それでも出逢ったことが生きてきた証しであるならば別れることも生きた証しなのだろう、と。――伊集院静――シリーズ累計140万部の国民的ベストセラー第三弾「別れ篇」。


人は別れる。そして本物の大人になる。
数え切れない別れを体験してきた作家が届ける 切なく優しいメッセージ
国民的ベストセラー第三弾。

別れは終わりではなく、始まりである
二十歳の時、十六歳の弟を喪くした。
三十五歳の時、愛する妻を喪くした。
理不尽な別れに神を呪ったこともある。
酒に溺れ、無気力な日々を過ごした。
だが、いまならわかる。
出逢えば別れは必ずやってくる。
それでも出逢ったことが生きてきた証しであるならば別れることも生きた証しなのだろう、と。
――伊集院静

※初出 「週刊現代」2011年12月24・31日号~2012年11月17日号。
 単行本化にあたり抜粋、修正をしました。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

別れをテーマにした本書は、人生の別れが新たな始まりであることを教えてくれます。著者は、自身の経験を通じて、理不尽な別れや喪失を乗り越えた先に見える深いメッセージを届けています。短いエッセイ形式で構成さ...

感想・レビュー・書評

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  • 別れる力 大人の流儀3』は、別れをテーマにした深い人生論エッセイです。
    この本を通じて、著者が経験した数々の別れと、それに伴う成長の過程が描かれています。
    特に印象的だったのは、伊集院静が20歳の時に16歳の弟を、そして35歳の時に愛する妻を失ったというエピソードです。
    これらの辛い別れを通じて、彼は「別れは終わりではなく、新たな始まりである」という深い悟りに至ります。

    本書は、別れの痛みを乗り越え、前向きに生きる力を読者に伝える内容となっています。
    別れを経験することで、人はより深い理解と共感を持つようになり、真の大人へと成長するというメッセージが込められています。
    伊集院静の言葉は、時に厳しく、時に優しく、読者の心に深く響きます。

    特に心に残ったのは、別れを受け入れることで新たな道が開けるという考え方です。
    別れは避けられないものであり、それをどう受け止めるかが重要であると著者は説きます。
    この考え方は、私自身の人生にも大いに役立つものであり、困難な状況に直面した時に思い出したいと思いました。

    また、伊集院静の文章は非常に美しく、感情豊かでありながらも冷静な視点を持っています。
    彼の経験と洞察が詰まったこの本は、読む者に深い感動と共感を与えます。
    別れの痛みを乗り越え、新たな一歩を踏み出す勇気を与えてくれる一冊です。

    『別れる力 大人の流儀3』は、人生の様々な局面での別れを経験した人々にとって、大きな励ましとなるでしょう。
    別れを通じて成長し、より強く、より優しくなれることを教えてくれるこの本は、まさに人生の指南書と言えるでしょう。



    <あらすじ>
    伊集院静による人生論エッセイです。この本では、著者が経験した様々な「別れ」を通じて、人間がどのように成長し、本物の大人になるかを探求しています。

    伊集院静は、20歳の時に16歳の弟を、35歳の時に愛する妻を失うという辛い別れを経験しました。これらの別れを通じて、彼は「別れは終わりではなく、新たな始まりである」と悟ります。

    この本は、別れの痛みを乗り越え、前向きに生きる力を読者に伝える内容となっています。別れを経験することで、人はより深い理解と共感を持つようになり、真の大人へと成長するというメッセージが込められています。



    本の概要
    別れは終わりではなく、始まりである。二十歳の時、十六歳の弟を喪くした。三十五歳の時、愛する妻を喪くした。理不尽な別れに神を呪ったこともある。酒に溺れ、無気力な日々を過ごした。だが、いまならわかる。出逢えば別れは必ずやってくる。それでも出逢ったことが生きてきた証しであるならば別れることも生きた証しなのだろう、と。――伊集院静――シリーズ累計140万部の国民的ベストセラー第三弾「別れ篇」。


    人は別れる。そして本物の大人になる。
    数え切れない別れを体験してきた作家が届ける 切なく優しいメッセージ
    国民的ベストセラー第三弾。

    別れは終わりではなく、始まりである
    二十歳の時、十六歳の弟を喪くした。
    三十五歳の時、愛する妻を喪くした。
    理不尽な別れに神を呪ったこともある。
    酒に溺れ、無気力な日々を過ごした。
    だが、いまならわかる。
    出逢えば別れは必ずやってくる。
    それでも出逢ったことが生きてきた証しであるならば別れることも生きた証しなのだろう、と。
    ――伊集院静

    ※初出 「週刊現代」2011年12月24・31日号~2012年11月17日号。
    単行本化にあたり抜粋、修正をしました。

  • 2012年初版。著者が亡くなったことをきっかけに、読んでいます。一つのテーマが5ページくらい、読みやすい。酒・ギャンブルに浸り、想像するに数々の女性とも浮き名を流してきただろう著者。独善的な文章が歯切れが良い。思っていることを忖度して嫌われることを恐れて、戦々恐々としている私からすると羨ましい限りです。「会うが別れの初め、さよならだけが人生さ」知っている言葉ですが、身に沁みます。

  • 「たとえ人が、バカなことをと笑ってもかまうことではない。正しいことというのは半分以上が人の目に見えないことだ。」

    「人というものはつき合ってみないとわからないことが意外に多いものだ。」

    伊集院さん、ブレがない。特に嫌いなこと。

  • 伊集院静が「週刊現代」に連絡しているエッセイを、「大人の流儀」という書名で単行本化したもの。本書がその3冊目であり、2011年12月から2012年11月にかけてのものを、抜粋、修正したもの。私は1冊目も2冊目も読んでいる。
    時々、「うんっ?」と思うような部分がないではないが、基本的には真っ当なことを真っ当に書いていると思う。
    最近、この人が、阿佐田哲也、あるいは、色川武大について書いた「いねむり先生」を読んで非常に面白かったので、手にとってみたもの。
    例えば、通勤の電車の中で、あまり頭を使わずに読む本(内容がないということではなく、文章がとても読みやすく、すっと頭に入ってくる)を探している方にはお薦め、という感覚の本。

  • 読むものを忘れて、人の机にあったのを借りて読んでみる。
    うーん、つまらない。本当につまらない。

    中身のないことを、気取った文章で書かれても、まったく心に響かない。自慢と愚痴と思い出ばかり。
    「正義っぽいのを振りかざすな」「安けりゃいいわけないだろ」って、当たり前のことを理論もなく愚痴ってるだけ。

    これは、野暮で無粋である。

    じゃあ、なぜこの本がつまらなくて、ちょっと前に読み直した伊丹十三の「女たちよ!」(http://booklog.jp/item/1/410116732X)が面白いのか?

    たとえば、スマートフォンについてだらだらと愚痴を書いてある。それで最後に
    「第一、スマートフォンを使っている姿には、風情、情緒がない」と。

    そうじゃなくて、じゃあ、風情というのはどういうものか、道具をいじるときの美しい所作とは何か、をたとえば、煙草入れを例にして説明する、それで、ね、スマートフォンにはそれがないだろ、と言われると、なるほどな、となるんだけど、そういうのがない。

    だから読んでいて得るものがない。だから面白くないんだな。

    まあこういうのが「大人」の「流儀」なら、そんなもの身につけたくはない。
    これが「国民的」ベストセラーなら非国民でいいや。

  • 追わない生き方推奨本

  • 冒頭部分が切ない。

    『第一章 別れて始まる人生がある』の冒頭『愛する人が残してくれたもの』というエッセイは「人と人は出逢いではじまる。」という書き出しで始まる。
    その後、「私は三十五歳で若い妻を癌で亡くした。」という名前こそ出てこないが、夏目雅子さんの話へと続く。

    次の『生きることの隣に哀切がある』というエッセイでは、伊集院さんが20歳の時に16歳の弟さんを海の遭難事故で亡くした話。台風の中、友人たちと手をつないで海に入り弟さんを探したそうだ。

    別れについてだけを書かれているわけではないが、本人が経験した数々の別れを記す。

  • 伊集院 静。
    言いたい放題だけど、なんで好感持てるんだろ。
    この人、女性からは、もっとモテモテなんだけどね。

    週刊現代への連載随筆集だけど、「別れる」をテーマにしている回は数が少ない。
    なんで「別れる力」なのか。○○力っていう昨今のタイトルは辟易気味としても。

    鮨屋のカウンターに子供を座らせるな、との持論。
    夜の鮨屋のカウンターは男の場所だ。
    若い女のうち、素人は来るな。主婦は奥の障子の向こうにいろ。

    一方で、スペインは2時間のシエスタを今もしている、
    いくら金融支援しても救われるわけがない。
    ギリシャは社会主義政権の時に失業者をみんな公務員にして食わせた。
    こんなこと続くわけないだろ。
    日本も莫大な借金かかえて子供手当満額実行だの高速道路無料だの言ってるな。
    と過去の有り様との”別れ”を提唱する。

    伊集院さん、よく分からんが、憎めない。

    田原総一朗的にいえば、
    変わらなくてはいけない、と叫ぶのが革新だったはず。
    今や“革新勢力”とは、これまでの”ぬるま湯”を守る保守に。

    こういう感覚は、日本だけじゃないでしょうね。
    アメリカは別として。

  •  後半は直接的には別れが必ずしもテーマではないが、世の中のことに物申しているエッセイ。
    得る物はあると思う。
    古き良き時代、内でも外でも姿勢がきちんとした大人、風情、情緒から別れた現代がテーマか。

  • 「別れる」という意味を早合点していた。様々な「別れ」があって、それぞれに意味があり、大人の男としての対処があるということなのだ。すっかり離婚のことだと勘違いをしていた。悩めるオイラはこの本で頼りになる伊集院の兄貴から教えを乞うことができると張り切っていた。が、浮気というものが理解できないとあり、離婚などというものが肯定的に語られる訳がない。さすがである。
     この人をつくった父親、母親は素晴らしい。父親は父親らしく、母親は母親らしい。実にシンプル。正しいのかどうかはわからない。でも、確かに迷いがなくて言い切る力強さがある。なにが正義かなんて立場によって変わってくるものだから、せめて自分自身にとって何が正しいのかくらいは胸を張って言えるようでありたい。

  • 【いちぶん】
    談志は己を少し崩して生きた。若い時代に自己否定を一度考えたものは“崩し”を敢えてする。最初の内はただのバカにしか映らないが、歯を喰いしばってこれを続け、天運、人運に恵まれると、これが人をかたちにする。

  • 週間現代の連載を単行本化
    別れることは切なく苦しいこと、だが私たちが生きていく上で別れは避けて通れるものではない。
    別れたときには悲嘆したことが後になって自分の力になっていたことに気づくこともある。悲しいことがあっても、また人間は歩き出す。(エレファントカシマシの歌詞みたいだ)
    全部が全部、別れについて書かれているわけではないが、本人が経験した数々の別れを記す。

  • ふと手にとったのだが、そういえば私も最近別れが重なっている。
    死別よりはましでしょう。
    また会えるかなと思いながら生きていこう。

  • 人との別れについて。

    伊集院さんの文章には独特の雰囲気があります。
    いい加減なようで筋が通ってる。
    どうなるとこういう考え方ができるのかな、とその発言に魅力を感じます。

  • あはは。面白い。真っ当な事を言ってるかとおもったら、ハチャメチャになったり。。
    こういうのアリだと思う。
    著者からすれば、お前に言われたくないわな。。と言われるでしょうが(笑)

  • 本としてはかなり毒を吐いている部類です。
    若者蔑視とか取られそうだけれども
    一部だけですね。
    というか、そういう人たちは行動がまずいのでは?
    と思ってはいますが

    2点ほどすっきりとしたのは
    スマホに関する批判。
    あれは正直同年代だろうが見ていて
    気持ちいいものではないですよ。
    目の前で事故起こしかけていた人もいますし。

    それと成金に関して。
    すべてがすべてでないでしょうが
    得てして物を言わせる人間が多いこと。
    まあ、某海外逃亡詐欺師がそうですね。
    日本に帰ったら殺されますしね(笑)

    評価は二分するはず。
    ウッ、とは思ったけど気にするほどじゃなかったよ?

  • この人は大人だなあ、としみじみと。

    弟さん、奥様、と近しい愛する人を亡くしたゆえ、なのか。

    つらいことが人を「大人」にする。

    私にはまだもっとつらいことがこれからある、ということなんだな。

  • 私が欲しい情報はなかった

  • 伊集院静氏の大人気シリーズ第3弾。
    今回のテーマは、「別れ」。
    「出会ったことが生きてきた証しなら、別れることも生きた証し。」
    「日本には四季があり、風情があり、人には人情がある。」
    「仕事の根本は、誠実と丁寧。このふたつを成立させるのは、品格と姿勢だ。」

  • 別れるにも力が必要だと思って読んだ。勉強になったけど、納得できない部分も。決めつけるような書き方は伊集院さんの当たり前らしい。

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著者プロフィール

1950年山口県生まれ。’81年短編小説「皐月」でデビュー。’91年『乳房』で吉川英治文学新人賞、’92年『受け月』で直木賞、’94年『機関車先生』で柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で吉川英治文学賞、’14年『ノボさん 小説 正岡子規と夏目漱石』で司馬遼太郎賞をそれぞれ受賞する。’16年紫綬褒章を受章。著書に『三年坂』『白秋』『海峡』『春雷』『岬へ』『駅までの道をおしえて』『ぼくのボールが君に届けば』『いねむり先生』、『琥珀の夢 小説 鳥井信治郎』『いとまの雪 新説忠臣蔵・ひとりの家老の生涯』、エッセイ集『大人のカタチを語ろう』「大人の流儀」シリーズなどがある。

「2023年 『ミチクサ先生(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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