ろくでなしのロシア─プーチンとロシア正教

著者 :
  • 講談社
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感想 : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062181723

作品紹介・あらすじ

復権著しいロシア正教会と大統領プーチンの癒着と野合。その末に生まれた超権力の構造とは?現地を縦横に歩いて観察し、混迷する社会のゆくえを展望した異色のロシア論。

感想・レビュー・書評

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  • 先日のテレビで、中村逸郎さんのベラルーシについての解説が面白すぎて、コチラの本を借りてきました。タバコやアルコールの輸入から原油の輸出等、ビジネスを拡大し続けるロシア正教。ロシア正教との癒着により、神聖さをイメージ付けるプーチン。信仰心の厚い国民が信仰心と共に愛国心を高めていく。それらの結びつきで構成されるロシアの様子がよくわかる内容だった。「突如、姿を消したバス停について、どこに苦情を言えばいいか分からない」「幼稚園を管轄しているのが、自治体か市政府かチョコレート製造工場か分からない」そんなロシアは将来どのようになっていくのでしょうか。

  • プーチン政権となって、ロシア正教との接近が著しい。ソ連時代に国有財産とした教会等の施設を変換しつつある。
    また、ロシア正教自体が財源確保のため、石油輸出などのビジネスに手を出している。
    プーチンは古儀式派には冷たいとある。
    また、プーチンはロシア民族としての自負心を表明しており、多民族国家だったソ連との違いがある。

  • 最近のロシアの状況が、プーチン、ロシア正教を題材として描かれている。ロシアを理解するうえで、役立つ。

  • 70年続いた共産主義を捨て、貧富の差が広るロシアについて、プーチンと正教会、すなわちの宗教との密接な関係性、メドヴェージェフとの立場の違い、長期政権化へ向けた行動など、ロシアという国の腐敗のありようを一面から捉えた1冊。貧困を美徳とも捉えるロシア人の国民性についても論じており、日本人があまり知らないロシアという国の一面がわかる。

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