プレゼンの極意はマンガに学べ

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 153
感想 : 20
  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062181990

作品紹介・あらすじ

なぜ人は、思わず「その1ページ」をめくるのか?超プロの「伝える技術」でビジネススキルが激変する。ベストセラー作家が初めて明かす人を動かす20の法則。

感想・レビュー・書評

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  • プレゼンを漫画の見せ方と重ねて、そのプレゼンによりどう人を惹きつけるかを語った内容です。
    プレゼンはエイターテインメントである。聞く人は興味がない前提にどうすれば興味をもってもらえるか、ということが書いてあります。
    小手先の細かなプレゼン資料の作り方は書かれていない。
    あくまでも見せ方の心構えである。
    例えば、自分が思う3倍オーバーに言わないと、聞いている人には伝わらない、など。
    確かになるほど、と思うことが多かった。
    プレゼンはわかりやすく、とは思っていたけれど、興味を持ってもらうように、までは考えていなかったので参考になった。

  • 漫画家の三田紀房氏の本。この手のビジネス書をいくつか書いていて、これも含めてとても刺激になる。このジャンル自己基準最高の星四つ。

    漫画家としてマンガを書く事を介して分かったことを、プレゼンと絡めて語っている。なるほど納得の内容で、すごくわかりやすい。

    以下付箋を貼った個所の要約をしるす:

    100-101:アイデアは天から降ってこない。そこにある物同士の掛け算。王道に何を掛けるか。

    102:一番大事なのは王道を学ぶこと。

    132:バスの来た道を示したくなるが、読者は(聴衆は)バスの行き先を早く示してもらいたいもの。

    146-149:歌舞伎の見得やたんかを切るとか、分かりやすい表現は聴衆に対するサービス。冷静に見ればダサくてくどい。しかしこれはわかりやすいファンへのサービス。
    たとえオーバーでダサいと感じても、それだけわかりやすいのが、ベタで大げさな説明。これを堂々とやる事を躊躇すると、ダサくなる。

    158:観光コースにはビューポイントが適度に示されている。分かりやすいビューポイントを示す事。多すぎてもダメ、分かりにくくてもダメ。

    169:引き算で削る必要。あれもこれもと盛り込むのは、物事を分かりにくくする。

    192-193:キーワードはセリフにする。説明は人が見えないが、セリフは人から人へのメッセージになる。

    203:登場人物の履歴書を作ると、あれもこれもと初心者は詰め込みすぎるきらいがある。100用意し10だけ出すつもりで。
    また読者は登場人物について説明がなされていない部分は、勝手に推測し勝手に深く考えてくれる。

    209:プレゼンに負けの気持ちを出してはいけない。常に挑戦する人を、聴衆は応援したくなる。負けの気持ちは同情し共感するかも知れないが、それだけ。その場の教官よりも応援する気持ちは、聴衆自身も元気にする。

  • 役員に提案が受け入れてもらえず、自身のプレゼンの振り返りのために読みました。
    テクニックではなく、プレゼンの本質について書いてあり、読んで良かったです。
    特に目新しい主張はありませんが、非常にわかりやすい。マンガを例えにしているのでイメージしやすく、プレゼンの導入図書としては最適です。
    ただ、プレゼンのテクニックを深めたい人は、物足りないと思います。

  •  マンガもプレゼンが必要なんだという事は理解した。

     それによって実社会のプレゼンも同じようにできるかといえばそうではないだろう。

     これを読んだだけで何をどうやればプレゼンで勝ちを得られるか自分には分からなかった。

     しかし、マンガを描いている人には有効なことだとも思える。



     

     資料作成5つの法則
     謎という名のフックをかけろ
     議論の行き先を明示せよ
     7割のリアリティを守れ
     見せ場は3倍オーバーに描け
     企画の「ビューポイント」を設置せよ


     理解促進5つの法則
     ベタであることを恐れるな
     資料に「リズム」を持たせろ
     要素を引き算で考えろ
     先に大枠を決めてしまえ
     顧客を明確化しろ


     発表本番5つの法則
     企画を「一言のセリフ」で説明しろ
     自分だけの「決めパターン」をつくれ
     ライバルは魅力的に描け
     大きな壁に挑み続けろ
     自分自身が最大のファンになれ


     

  • マンガの手法からビジネスにも応用できるプレゼンの極意を教えてくれる本。
    マンガとは常に読者に向かってのプレゼンであり、作者はいかに読者に売り込むかを戦略的に考えている。
    下手なビジネス本よりよっぽどプレゼンの勉強になる内容であった。

  • ちょっと期待はずれかな。

  • 『ミナミの帝王』の魅力についての分析が、非常に面白い。
     これを読んだ後、三田氏の初期作品の『クロカン』と、ブレイク作品の『ドラゴン桜』を見くらべてみると、画面構成がぜんぜん違うのがはっきりわかる。
     キャラの顔がデカくなって、決めぜりふをハデにブチかまし、隠喩的な絵が背景にデカデカと描かれていて……スマートな表現ではないものの、とても読みやすく、インパクトのある『ミナミの帝王』スタイルに変貌している。

     この不況のご時世に「ドロ臭いのはイヤだわ」なんて乙女チックなことを言うとる場合ではないのである。

  • 漫画連載の第一回目は失敗の許されぬ強烈なプレゼンの場。人気漫画家が自分の作品作りのノウハウを「プレゼン」というテーマに乗せて教えてくれます。
    雑誌をテナントに例えてニッチな作品であるか、ゴールは決めてあるか、引きについてなど目から鱗の話が満載。
    この本のプレゼンとして「ドラゴン桜」の第1話を掲載しているところも意外性かつ戦略的。

  • わかりやすく説得力のある内容で一気に最後まで読めた。とにかく良書。

  • マンガのノウハウからプレゼンや企画書のノウハウを学ぶ、ちょっと変わった本。
    アプローチが面白いし、納得のいく内容です。
    この本を読むと漫画の楽しみ方や接し方も、ちょっと変わってくるかも。
    何より分かりやすいので、企画、プレゼン、漫画の何れかにピンときたら読んでみるのも良いんじゃないかと!

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著者プロフィール

1958年生まれ、岩手県北上市出身。明治大学政治経済学部卒業。
代表作に『ドラゴン桜』『インベスターZ』『エンゼルバンク』『クロカン』『砂の栄冠』など。
『ドラゴン桜』で2005年第29回講談社漫画賞、平成17年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。
現在、「モーニング」にて『ドラゴン桜2』を連載中。

「2021年 『アルキメデスの大戦(26)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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