モタさんの“言葉”

  • 講談社
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感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (104ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062182140

作品紹介・あらすじ

NHKの人気番組を完全書籍化!「心の名医」が集めた"いい言葉"の数々を大人の絵本にして贈ります。元気と勇気がわいてくる104ページです。

感想・レビュー・書評

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  • モタさん、こと斉藤茂太さんは心の名医であり、斉藤茂吉の息子でもある。

    昨日、夜中のラジオ深夜便で、モタさんのお人柄とエピソードを語る番組があり本書を知りました。おおらかに人生と旅を楽しむ、お年をめしても好奇心旺盛なたのしいおじいちゃん、という感じでした。

    平凡に生きること、それ自身の素晴らしさ。
    自分も他人もすべて肯定的に生きること。
    おちゃめな奥様との関係。

    小さなお話絵本のようでしたが、「それでいいんだよ」と大きな体でぎゅっとハグされたような、そんな感覚の残るお話です。

    松本春野さんの作画も、柔らかな雰囲気がとてもよい。

    NHKのどーがステーションでも見られます。
    http://www3.nhk.or.jp/d-station/episode/mota/3855/

  • モタさんの言葉を聞くと、肩の力が抜け、明日からの活力がもらえます。松本春野さんの絵が、とてもいい。NHKで放送されている「モタさんの言葉」の1~4話が一冊に。大好きな番組です。

  •  文章は、『いい言葉は、いい人生をつくる』シリーズを再編集したものだということなので、そちらも読んでみたい。松本春野さんのやさしい絵が言葉とマッチしている。言葉が心に響いてくる。穏やかな気持ちになれる本。

  • 松本春野さんの水彩画が、斎藤茂太氏の話をほんわかとしたものにしている。
    おくさんからのバースデーカード「40%の妻より」って、すごく感心した!
    夫婦も、ここまで行くと、この%だけで、意味が、通じるところが、又素敵である。
    なんとも言えない、言葉と、そしてこの言葉とマッチした水彩画に、何度も見て、茂太氏の優しい表情が、目に浮かぶ本であった。

  • 朗らかに品良く生きる、なるほどー✨

  • じんわりあたたかく心に沁みた。松本春野さんの水彩画もやわらかい雰囲気ですごくいい。日曜美術館を見る前の5分番組として放送されているのをいつも見ていたので、この絵本もほしくなり購入。何の才能もない凡人が人並みに生きていけるだけですごい、という文章には涙が出た。他にも「人生腹八分目がちょうど」「50点で生きれれば上等」など疲れた心をほぐしてくれる言葉がたくさん。読むサプリメントとしていつも手の届くところに置き、疲れたらパラパラページをめくって心に栄養を与えたいな。

  • 図書館の大人絵本コーナーで偶然出会った。腹八分目の精神、なるほど。「これで良しとしよう」の気持ち、最近の私足りなかった気がする。2016/5/18
    腹八分目。なるほど。旦那に紹介したら「意外と良かった」って。ふふ。

  • もたさん何気ない一言に、感動しきりな箇所が多々ありました。
    悲しくも何ともないのに、読んでいる途中で目が潤んできました。

  • ひさしぶりに自分に投資(購入)した本。手元に置きたいなっと思う文章と絵でした。

  • あたりまえの日常を、モタさん風に語るとすごく意味の深い物語になる。こんな風に、自分の人生をしっかりみつめられたら....もっと楽しくなるんだろうな。挿し絵からモタさんの優しさがにじみ出てるような素敵な作品。

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著者プロフィール

1916年、東京に生まれる。精神科医、エッセイスト。歌人・斎藤茂吉の長男。作家・北杜夫の兄。父の跡を継いで東京・府中の斎藤病院院長を務めるかたわら、テレビ出演や講演、作家活動を活発に行う。人間味あふれる話し方、卓越した人柄で多くの人を魅了し、「モタさん」の愛称で親しまれた。
著書には『いい言葉はいい人生をつくる』(成美文庫)ほかベストセラー多数。2006年逝去。

「2022年 『折れない心をつくるいい言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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