45°

著者 :
  • 講談社
3.06
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本棚登録 : 388
レビュー : 78
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062182249

作品紹介・あらすじ

ビルから転落し、一時記憶喪失となった経験を持つ男。自らの事故の理由を知るため、その目撃者を捜し出したが……。謎が響きあう九つの物語。日常の風景に潜む不条理を描き、著者の新境地を示すスタイリッシュでミステリアスな最新連作短篇集。

感想・レビュー・書評

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  • 短編集。
    昔はふわふわした小説の印象が強かった著者だが、今回は黒い。
    最後の数行で、それまで読んでいた前提が覆されて、混乱する。うす昏さだけが、あとに残る。
    各章の表題も、よくは解らないけど、意味深。

  • 長野まゆみ的ナインストーリーズ。
    すこしブラックだったり、男だか女だかわからなかったり、男が好きなのか女が好きなのかわからなかったり、生きてるんだか死んでるんだかわからなかったり。
    正体もよくわからなかったり。

    相変わらず好きだ。
    ±で加減と読ませるうまさにニヤリとしたくなる。

    P.が一番好きかも。

  • 好きでも嫌いでもない。
    基本的にどの話も明確には理解できないので。

  • 表紙で別の見方でも楽しめるのかなと思ったけど、よく分かんない。ついていけてない感満載。

    短編集。

    謎解きというか、解説というか、答え合わせ?があるのもあるけど、だからスッキリ行くとも限らないわけで。


    WCダブリュシー
    トイレ、ウォークインクローゼット、ワンダリングクローゼット、ワールドワイドクレイジー
    受診して専用のものを使えば、嘆く必要はないと思うけど、とか真面目の考えてしまった。

    P.ピードット
    行方不明になった義兄、ウサギの着ぐるみの借家人で看板ウサギ。
    最後に「家主の飼い犬」「ピース」で可愛く終わったけど、自分のこと人と思ってる犬で、父が飼い主で姉はその子。生得の性は女でない。女装もしていない。実態は姉。
    ソレ兄でよくない?

    ぼくのゆりかごは段ボール箱だったと姉にからかわれる。
    母に抱かれた記憶はない。
    古びた毛布を母の温もりがわり
    かならず家主の飼い犬と目があって、その目がやめたほうがいいよと云っているように思えた。
    実際、ぼくもできるかぎり熱意をこめてやめたほうがいいと伝える努力をした。
    ぼくはしっぽをふりながら、かけだした。散歩の時間だ。

    ウサギが犬にやめたほうがいいって言われてる気がするのとその後にやめたほうがいいと伝える努力をしたって、
    「ぼく」が犬って分かったから同じ事についてだけど、そうでないなら重ねて別人が言ったことでも通るよね。

    義兄の財布と携帯はどこに行ったのか。。

  • 頑張ろうと思いましたがダメでした…。
    面白くない。挫折。
    元々短編が好きじゃないのと、オチもいまいちよく分からず、最後まで読めませんでした。

  • ちょっと不思議、ブラック、曖昧なラスト。なにかが少しずつ見た目とずれている世界。面白かった。

  • 理解できずにもやっとする話もあったけど、「P.」が好きかな。

  • 15/08/23
    ・「タエちゃんって、昔からものごとのきれいな面しか見ないで、それですんじゃう人だったものね。」
    平気な顔で、チクリと刺す。(P145 W.C.)


    「45°」「W.C.」「2°」「P.」が好き。
    摩訶不思議なお話ですっきりしない感がいいね。

  • 短編集。
    断片的過ぎて、読んでいて疲れた。

  • 不条理/不可解。謎解きが無い。迷走している文章。どうしたんでしょう、長野先生。長野先生の本じゃ無きゃ読んでない。

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著者プロフィール

長野まゆみ(ながの まゆみ)
1959年東京生まれの小説家。女子美術大学卒業。1988年『少年アリス』で文藝賞を受賞。2015年、『冥途あり』で泉鏡花文学賞、野間文芸賞を受賞する。『新世界』『となりの姉妹』『箪笥のなか』『よろづ春夏冬中』『メルカトル』『カルトローレ』『45°』『ささみみささめ』『兄と弟、あるいは書物と燃える石』『フランダースの帽子』『左近の桜』シリーズなど著書多数。

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