アイスプラネット

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 105
感想 : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062182331

作品紹介・あらすじ

世界中を見てきた「ぐうちゃん」の「ほら話」の数々に、日常を見る目が変わる。中2国語教科書に収録「アイスプラネット」の続編!

 中学生の「僕」は、家にいそうろうしている38歳のおじさんに、世界の各地で見てきたいろいろな話を聞かされる。ほら話としか思えない、とんでもない話ばかりだが、半信半疑のぼくに、最後には証拠の写真を見せてくれる--。
 ぐうちゃんは、旅人であり、写真家でもある著者の姿でもある。掲載されている写真も椎名氏自身が撮ったものであり、小説形式のノンフィクションといえる。
 中学2年生用の国語教科書(光村図書)に2012年度より掲載されている「アイスプラネット」と登場人物は同じで、続編にあたる。日本の暮らしに慣れた読者が、あたりまえと思っている常識の数々をひっくり返す一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 紫陽花に蝸牛は嘘!って思ったけど~屋根裏部屋に住んでいるお母さんの弟は度々外国に行って面白い話を聞かせてくれる。日本ほど自然に恵まれている国はないそうだ・・・~隠れるためにいるんだって、葉を食べることはしない。光村書院の中2の教科書に載っているのがベース

  • 中学校2年生の教科書に出てきたアイスプラネットの長編版とのこと。
    小学校高学年くらいから読めると思う。
    思考は日本の狭いなかに閉じこもって欲しくないので、子どもがもう少し成長したら読ませたい。
    世界にワクワクすると思う。

  • 世界を見え来た人による柔軟なものの見方の本。動物行動学や民族学的発想。

  • H29年度イベント「ブックリンク~本でつながる心と心~」で、中学生が紹介してくれた本です。

  • 椎名さんにしては
    ちょっと雑なまとめ方になってしまいましたね

    もちろん、(椎名さんご自身の)体験談がベースになってはいるのですが…

    ここに話として挙げられる一つ一つの冒険譚は
    その時の勢いがそのまんま綴られている「わしらは~」シリーズで堪能させてもらっているので、余計に物足りなくおもってしまうのでしょう

    はちゃめちゃぶりが最大の魅力だった俳優さんが、某国営放送に性格俳優で出てもっともらしいことを言うようになってしまってから、その魅力が…
    という感じを受けました



  • 自分がいかに狭い世界で生きているかを改めて実感します。ぐうちゃんみたいな生き方は、羨ましくもあるけれど、誰にでもできるわけじゃないんだろうなって、憧れに似た気持ちを抱きました。教科書の「アイスプラネット」よりも写真が豊富で、悠くんとぐうちゃんのやりとりもたくさん描かれています。

  • なんじゃこりゃ、というくらい面白くない。小説だと思って読み始めたが、小説の体をなしていない。
    それでも読み進めると、「ああ、これはできの悪い『君たちはどう生きるか』なんだな」と気付いた。それがわかると作者の意図が見えてきて、ちょっと許せる気になったけど、梨木香歩も失敗していて、なかなか吉野源三郎には並べないものだ。
    子どもに、宇宙や哲学や世界など、大きなものへの関心を持ってほしい、自分の身の回りの幸せだけでなく、もっと広い観点で生きる素晴らしさを感じてほしい、という作家の良心がこういう作品になるのだろうが、子どもが読んで楽しく、そして今までなかった視点を得られるような本を書くことは非常に難しいのだなと改めて思った。
    椎名誠も梨木香歩も上手い作家なのに、成功していないところを見ると。
    この本に書いてあるような知識はいろんな本にすでに書いてあるのだから、もっと「ぐうちゃん」と主人公の背景やキャラクターを書き込んで、読者が共感できるようにしないとなあ。この本じゃ、なぜ主人公がぐうちゃんの言うことをここまで素直に感心するのか、納得できない。
    この本で中学生を夢中にさせるのは無理な感じ。

  • 原島悠太のおじ「ぐぅちゃん」はちょっと変わった居候。時折仕事で外国に行き、様々な土産話を持ってくる。日本と外国の水事情の違いや、ヌートリアや砂トカゲやワニを食べる話、豊かだからこそ大変なことになっているアメリカの生活など、全てが驚きに満ちている。日本にいてはわからない外国の生活や文化がわかり、好奇心が大いにそそられる。

  • ぐうちゃんの話。教科書の方が好きかも。

  • ぐうちゃんのようなオジサンは、必要な存在なのです。

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著者プロフィール

椎名誠(しいなまこと):1944年東京都生まれ。作家、エッセイスト。『犬の系譜』(講談社)で第10回吉川英治文学新人賞、『アド・バード』(集英社)で第11回日本SF大賞受賞。そのほかの著書に「岳物語」シリーズ(集英社文庫)、『遺言未満、』(集英社)、『階層樹海』(文藝春秋)、『幕張少年マサイ族』(東京新聞)ほか多数。写真集に『こんな写真を撮ってきた』(新日本出版社)、絵本に『おっちゃん山』(塚本やすし 絵/新日本出版社)、映画監督作品に『白い馬』などがある。

「2021年 『そらと うみと ぐうちゃんと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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