ある殺人者の回想

著者 : 勝目梓
  • 講談社 (2013年3月28日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062182386

作品紹介

生きているかぎりずっと
あの人のことを想っていたかった――

「許されない二人」が想いを通わせたのは51年にわたる「年に一度」の往復書簡。

激動の昭和と、時代に翻弄された「やるせない男女」を描いた、
勝目梓の集大成ともいえる渾身作!

76歳で二度目の殺人を犯した緒方一義は刑務所で自らの過去を振り返る――。九州の伊万里湾に浮かぶ島で生まれ、炭坑夫をしていた緒方は、昭和22年、隣家に募集坑夫として越してきた浦川の妻、久子に憧れ、ほのかな想いをいだく。だが浦川が緒方の母と無理やり関係を持ったことから、緒方は浦川を殺してしまう。そして刑務所から久子にお詫びの手紙を出した緒方の元に届いた「あたしは緒方さんをうらんではいません」という返事。出所して52年後、久子への変わらぬ想いが、緒方を再び罪へと導く……。

ある殺人者の回想の感想・レビュー・書評

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  • 昭和の炭鉱夫の純愛の話。いろいろとやるせない。昭和初期の日本の末端の労働者の感覚がリアル……と想ったら、作者がその年代の人だった。古典でもなく、若い人が調べて書くのでもなく、その時代を生きた人だからこそのリアルさ。

  • 炭鉱のことが、とても詳しく描かれていて驚きました。

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