天翔る

著者 :
  • 講談社
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レビュー : 114
  • Amazon.co.jp ・本 (410ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062182591

感想・レビュー・書評

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  • 競馬騎手になるのかなって思いきやエンデュランスってまたマニアックなところ選んできたなー。最近読んだ村山由佳の作品に比べるとすごーく甘くヌルい内容。三者三様で傷ついて癒されて、ってどいつもこいつも傷を馬やらに癒されすぎだわ!けど嫌らしいところもとくに無く全編素直に楽しめたよ。面白かった。エンデュランスでも支援者をエンジェルって言うのね。

  • 小学生のまりもの成長とその周りにいる人達を含めた進化のようなものが、馬との係わりの中で素敵に描かれている。それぞれ抱えた傷ゆえの優しさも強さになっていくところがいい。そして何よりエンデュラスという競技、ウルトラマラソンの競馬版のごときもの、全く知らなかったのですが、とても面白そうで感動しました。

  • 心に大事なものをもらいました

  • エンデュランスという長距離乗馬レースに挑戦した15歳の少女の物語。作家の村山由佳さんが大好きになった。いつか馬に乗ってオリーブ畑を見回りたいなあ。

  • いつの間にかに出てた村山由佳の新刊

    Enduranceという馬の耐久レースを題材にした作品

    このレースと出会い、少女が、女が、男が過去から少しずつ成長していく

    なんといっても伏線の回収が優しく、丁寧

    この読み心地の良さは村山の作品の中でもずば抜けていると思う

    ハーモニーを奏でる文章力は健在、そんな印象を受けた作品

  • ヤバイッ、とにかくラスト号泣。
    今思い出しても目がウルウルしてしまう。
    やられた~って感じです。
    エンデュランスなるものも、馬についても全く無知でしたが
    出だしからすぐ入り込めたし、すっごく楽しめた。
    まりもを囲む大人たちがみんなとっても素敵で
    同じ年頃の子供を持つ私としては見習わねばと
    思う次第です。

  • 乗馬耐久競技というマイナーなスポーツに打ち込む少女の成長物語なんですけど、いくら何でもこれはリアリティなさ過ぎでしょう。実際に競技に携わっている人たちの感想が聞きたいところです。

  • 最近の村山作品はちょっと…と思うものが多かったのだけど、久しぶりに一気に読了!読み応えあって、おもしろかった。

    ページ数が少なくなるにつれ、どんな風に着地するのか心配になり…最後はぐっときたけれど、まだまだその後が気になります。

  • それぞれにこころの傷を抱えた人達が、馬と共にエンデュランスという競技に挑むお話。お父さんをなくした女の子がメイン。皆か少しずつ歩きだしたかな、あたりで終わってしまったのでその後がとても気になります。

  •  心の傷がテーマの柔らかい物語だった。登場人物の誰もが友人の裏切りだったり、いじめだったり、過去の虐待といった心の傷を抱えていて、互いを互いに受容しあい、中心に収まる馬を通して支え合う。馬に乗って長距離を走る「エンデュランス」という競技を題材にしている。競技そのものの魅力を「いかに馬と信頼関係を結べるか」と著者は語っている。人間関係でうまく信頼関係を結べなかった人たちが、言葉の交わせない馬と信頼を交わす瞬間に、人に対するあきらめを少しばかり解きほぐされる。押しつけが少なく、「本当に、ほんとうに」とひらがなを大切にする言葉づかいの柔らかさが印象的だった。

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著者プロフィール

村山由佳(むらやま ゆか)
1964年7月10日生まれ、立教大学文学部日本文学科卒業。不動産会社、塾講師などの勤務を経て作家となる。
1991年 『いのちのうた』でデビュー。1991年『もう一度デジャ・ヴ』で第1回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞佳作、1993年『春妃〜デッサン』(『天使の卵-エンジェルス・エッグ』に改題)で第6回小説すばる新人賞、2003年『星々の舟』で第129回直木三十五賞、2009年『ダブル・ファンタジー』で第4回中央公論文芸賞、第16回島清恋愛文学賞、第22回柴田錬三郎賞をそれぞれ受賞している。ほか、代表作として『おいしいコーヒーのいれ方』シリーズがある。

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