わからん薬学事始2

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 138
感想 : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062182706

作品紹介・あらすじ

薬の製造を唯一の産業とする島「久寿理島」で、470年間、女子直系一族だった木葉家に突然生まれた男子・草多は、島の人から「ぼっちゃんは天が下さったのです」と言われて、大事に育てられてきた。
15歳の春、草多は、その製法が女性のみに受け継がれてきた「気やすめ丸」を万人に効く薬へ改良するために、島の運命を背負って東京へと旅立つ。入学した和漢学園では、伝承薬をつくる特別クラスでの特訓をうけることになる。そんなある日、胆石症の牛の胆嚢からとれる漢方薬のゴオウを求めて、牧場へ行った草多だったが……。

感想・レビュー・書評

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  • 薬学青春エンターテイメント第2巻。
    もやしもん+西の魔女が死んだ+妖怪アパートの
    幽雅な日常…みたいな感じで、ライトでさくさく
    読めます。
    毎回表紙のイラストを見ると、その巻に出てくる
    動物や草やものが分かります。

    面白いんだけどクマのお話はもっと練っても
    良かったのになぁ…と
    結果が出るまで、ちょっと性急過ぎるかなと
    残念な気がした。

    と言っても青春&学園ストーリーの定番の
    恋も絡んできたので、面白くてついつい3巻も
    予約して図書館からのメールを待っているところです。

    今までもまはらさんの作品とは少し傾向が違って
    いるので新鮮で好きです。

  • 表紙も意味があるのね。

  • 竜骨と話ができたり、薬草の声が聞こえたり、不思議な力にだんだん目覚める草太。
    真赤とブランカとの関係、嵐のために北海道へ赴いたり、牧野教授と矢野先生に共通の秘密があったり、物語は展開していきます。

    薬草の知識や、先生たちの考え方を通して、物語の厚みを感じました。真赤とブランカのエピソードはよくできてるなぁ。やさしい言葉で語られているけれど、それぞれの人物が生き生きしているので、内容の濃い物語になっていると感じました。

  • 真赤よかったねぇ
    琥珀はすべてみていて守っていてくれたのね
    秀有は敵対したり、ライバル意識でしか頑張れないタイプの人なのかなあ
    先生の言う通り嫉妬が出て辛くなっちゃうと思うなあ

  • シリーズ2作目。
    あっという間に読み終わってしまった。まだまだ続きそうなのに、次巻で終わるのか?ライバルとの関係も緊張感漂う雰囲気で終わり、次巻も楽しみだけど、読み終わるのがもったいない感じ。。

  • 薬の作り方に魔女のおはなしとかも関わってたりして、すごくわたしの興味をひく内容!さっぱりしてて読みやすいー!

  • 自分を見つめて
    久寿理島から東京にやってきた草多の物語、第二巻。

    今回は草多の成長もあるが、周囲の人間たちの成長が感じられる物語となっている。
    特にライバルである大塔製薬の跡取り、秀有の成長が見られる。
    他の特別クラスの人間よりも、やや感覚が鈍い秀有。
    その悔しさがコンプレックスになり、プライドになり、目の前の壁を否定する。
    それを矢野先生が宥めるのだ。

    コンプレックスは誰にでもある。
    恥ずかしくはない。
    それを認めたくないとプライドを表に出すことの方がずっと恥ずかしい。

    それを素直に受け止めることができるのが彼の良さであり、優秀さの現れであろう。
    見習いたい。

    薬膳料理が登場する。
    日本でも健康ブームに乗り、ファミリーレストランでもメニューに載っている。
    私は八角(スターアニス)は苦手なのだが、本書で登場する料理にはついごくりと喉が鳴る(あー、だれかつくってくれないかな)。

    嵐の大学入学金稼ぎのために強欲な叔父の所へ出かけていった話も考えさせるものがある。
    せっかく元気にした牛を早々と肉にしてしまう.....
    その本当の意味が分からないうちは、かわいそうだとかかわいいとかそれだけで頭がいっぱいになってしまう。
    だが、それは役目を果たしていないからだ。
    わが子だってそうだ。
    かわいい、と愛でたり、かわいそうと叫ぶだけなら誰にでもできる。
    苦楽を共にして、どんな時でも自分の役目を果たしているからこそ手放すこともできるのだ(もちろんわが子は食べないけれど)。

    真赤と真白のわだかまりも溶けたようだし、更なる秘薬、もとい、飛躍を期待して、次巻に続く!

  • 気になったので続きを(;^^)ゞ
    児童書と思えば、まあまあ面白いかも
    北海道に行って、牛とか熊とか

  • 図書館より。
    サラッと読了。

  • 薬の声を聞け。

    薬の声が聞けるというのは、感覚の鋭さというか、自然の中で生きてきた人間本来の力なのかな。もののけ姫みたいな。

    教授たちの世代が出てきたり、でも、なにか足りない。大塔秀有もなんかぼんやりして、うまく像を結ばない。

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著者プロフィール

1966年、福岡県生まれ。2005年、「オールドモーブな夜だから」で第46回講談社児童文学新人賞佳作に入選(『カラフルな闇』と改題して刊行)。『おとうさんの手』(講談社)が読書感想画中央コンクール指定図書に選定。『鉄のしぶきがはねる』(講談社)で第27回坪田譲治文学賞、第4回JBBY賞を受賞。他の著書に、『無限の中心で』(講談社)、『伝説のエンドーくん』(小学館)、『思いはいのり、言葉はつばさ』(アリス館)などがある。

「2020年 『じりじりの移動図書館』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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