ママ、ごはんまだ?

著者 :
  • 講談社
3.07
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本棚登録 : 56
感想 : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062182898

作品紹介・あらすじ

母は不器用な人だった。母の人生に派手な物語はありませんでした。でも、母は料理によって彼女の深い愛情を娘たちに伝えようとしていたのでしょう。偶然見つかったレシピにとっておきの家族愛と想い出がつまっていた。若くしてこの世を去った母が料理に込めた優しさとは。

感想・レビュー・書評

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  • 1400円

  • レシピやエピソードを読んでいると、この料理が食べたくなる。大根餅を作るのにこんなに手間暇がかかるのか知らなかった。今度からもっと注意深く感謝して美味しくいただけます。私も大根餅が作りたくなったけど、千切りとすりおろしにして、干しエビなどの乾物を戻して炒めて米粉を入れて蒸かして焼くなんてそんな面倒な事やっていたらお腹すいちゃうかも…。

    この話も私の箱子のように、一青妙さんの半生をつづったものだった。こういう時にこういうご飯を作ってくれたなど。
    日台を行ったり来たり何かと大変だったのだろうけど、楽しそうでもあるし、二つの文化を経験している妙さんを少し羨ましくもあった。

  • お母様が何気なくだされていた 料理に愛情がこもってるんですね 母と娘の葛藤は よくある親子物語ですが 旦那様や 娘さんたちと 越えられない壁を感じつつ なんとか 料理でつながろうとしていた お母様の献身に 思わずほろりとしてしまいます

  • 914.6

  • 父は台湾人で母は日本人、舞台女優・歯科医師・ナレーターという様々な顔を持ち、歌手一青窈の姉でもある一青 妙さんの書かれたお母様が作られる料理にまつわるエッセイ。本筋に絡めて語られる、ご両親の馴れ初めから始まる一家のなかなかドラマティックな人生模様も興味深かった。

    日本人のお母様が結婚後台湾に渡り、習う様々な台湾料理の魅力的なこと!日本に帰国後、現地スタイルのお弁当を持って行き、級友達に驚かれるお弁当がやたらと美味しそうでそそられた。

    私も去年母を亡くしたのだが、普段ふと母のことを思い出すのは母の作る料理、お菓子、味などなど食にまつわる事ばかり。自分自身も母として出来るだけ美味しい料理を娘たちに継承していけるように日々頑張らないとな!と改めて考えさせられた一冊だった。

  • 台湾人の父と結婚して台湾と日本で暮らした、日本人の母のことについての思い出話と、母が作るご飯のこと。父の話とレシピは少々。
    読んでいて、この人の文章は私には合わない、途中でやめようかと思いつつ、くるねこ大和さんのイラストを楽しみに読み終えました。

    不思議なちゅるんとした愛玉についての話はそそられました(p.146-)。一度食べて美味しかったので、また食べたいと思っているからでしょうね。愛玉の種、日本でも手に入れることは出来るかしら。
    あと、ネムネム星人の話は激しく同意。私も、自分はネムネム星人だと思います。

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著者プロフィール

一青 妙(ヒトト タエ)
エッセイスト、女優、歯科医
1970年、台湾屈指の名家「顔家」の長男だった父と日本人の母との間に生まれ、幼少期は台湾で過ごし、11歳から日本で暮らし始める。現在、エッセイスト・女優・歯科医として活躍中。日台の架け橋となる文化交流活動にも力を入れている。2016年、自転車での台湾一周環島を完走。著書に『私の箱子(シャンズ)』(講談社)『わたしの台南』『わたしの台湾・東海岸』(新潮社)など。『ママ、ごはんまだ?』(講談社)は映画化され、2017年に日本、台湾で上映された。台南市親善大使、石川県中能登町観光大使、四国一周サイクリングPR大使を務めている。

「2017年 『「環島」 ぐるっと台湾一周の旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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