反動世代 日本の政治を取り戻す

  • 講談社 (2013年6月28日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (258ページ) / ISBN・EAN: 9784062183307

作品紹介・あらすじ

もう改革にはうんざりだ!
反グローバリズムを掲げ、超パワーの保守世代が問う新しい「国のあり方」とは。「当たり前のことを、言うべきときに言う」彼らの存在は今なぜ注目されるのか。

日本の政治・経済・外交は大きく動いている。安倍首相の政策をめぐる論議も喧しい。
保守を自認する40代論客の「日本の政治を取り戻す」インタビュー集。多士済々の4人だが、思考停止を嫌いプラグマティックに物事を捉えることは共通している。
反構造改革を唱え、新自由主義、グローバル経済に抗する。保守思想を再認識することで、新たな日本を考察する画期的試み。
インタビュアーは東日本大震災で打撃を受けた子どもたちをテーマに大宅賞を受賞した森健氏。
本書に「今なぜ反動世代の主張が世の中に必要とされているのか」を通奏低音とすることで、激しやすいインタビュー集に味わいを出す。
4人の発言を要約する。
中野剛志
「反TPPを提言、公共事業問題では公共事業を支持、原発事故では原発を支持しました。いずれも世論的には保身にならない逆張りです」
三橋貴明
「とくにいま日本はチャンスなのです。対外純資産国で、グローバル化していない。それで覇権国家になれる」
柴山桂太
「ケインズを研究して惹かれたのは『不確実性』というテーマです。だれも未来のことはわからないのに、それでも行動するということです」
施光恒
「秩序意識や規律意識も長期的信頼のために構築され、ものづくりや経済も長期的観点で捉えて成功している。そこに日本の強みがあるのです」

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

刺激的な議論が展開される本書では、反グローバリズムを掲げる保守世代の論客たちが、日本の政治や経済の未来について真摯に考察しています。彼らは思考停止を嫌い、現状に対して率直に意見を述べる姿勢が特徴で、特...

感想・レビュー・書評

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  • 脳みそが、ポキポキ言う感じ。刺激的、でも、そうそうそうだよね、と思うことがたくさん。同世代にこういう人たちがいることを誇りに思う。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「脳みそが、ポキポキ言う感じ。」
      面白そう!
      「脳みそが、ポキポキ言う感じ。」
      面白そう!
      2014/04/14
  • レビュー省略

  • 中野剛志氏いわく「右にも左にも跳ね返ったあげくの(保守)反動という感じに近いですからね」グローバリズム問題に興味のある方なら名前はご存じの方ばかり。世評に物怖じしない言論活動は若い世代にもネットで広く伝わった。彼らの主義主張とその背景について森健がインタビューしているのがこの本。
    特定のポジションにとらわれずに発言できるこのような世代が次々に出てくることを期待する。
    その時、日本は変わる。きっと。

  • 若い人に人気の知識人(?)だそうで、借りてよみました。TPPって、これからどうなるのかなと思っていたので、参考になりました。

  • ニッポンの閉塞感は、実はグローバル化をスローガンにしている現代の体制に問題があったという発想はまったくなかった。事実、彼らが本書で論を展開している通り、思い当たる節はいくらでも出てくる。英語偏重主義、貿易の自由化、自己責任という言葉が生み出す格差…。彼ら共通の結論が自国のカルチャーを守りつつ、そのメリットを活かし、国内を活性化していくという点。逆行するように見えるけれど活路はそこにしかないような気がした。そして「保守」がコンサバティブではなくメンテナンス(修復)を意味するという象徴的なキーワードが強く印象に残った。

  • 同年代の論者達の評価は、生きている間に行われるだろう。
    大きなことを言う人が颯爽と現れる。助けてくれるなら何でもいいから、彼を支持する。こんな状況では、日本も世界も非常に危ない。
    世の中の危険を論じる彼らに注目していきたい。

  • いわゆる保守という範疇を超えて、反グローバリズム・新自由主義批判を継続している4人の若き論者達の主張や思想が、その原点となる生い立ち、家族、学生時代、就職、師事した人物等から、明らかにされている。
    一見過激であったり、時にはふざけているようにも見える論評の中に、裏付けのある探求心と勉学があることを改めて確認し、ますます今後の言論活動にも興味が持てる。

  • 現代社会の様々な問題について解説するものではなく、彼らの思考の原点や思考の在り方を教えてくれるもの。

    物事の考え方を学ぶことができる。
    私は特に中野さんと柴山さんの考え方に惹かれた。もちろん施先生の章も面白いし、三橋さんの章も参考になる。

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著者プロフィール

九州大学大学院比較社会文化研究院・教授。慶應義塾大学・博士(法学)。リベラリズムの政治理論が専門。学校教育との関わりでは、人権教育や有権者教育などの公民教育に関心がある。ビジネス上の考慮を教育的考慮よりも優先する近年の風潮に懸念を抱いている。その観点から現在の英語偏重の教育改革に疑問を呈した著書『英語化は愚民化』(集英社新書、2015 年)は話題となり、教育関係者向けに講演することも多い。

「2022年 『学校と子ども、保護者をめぐる 多文化・多様性理解ハンドブック 第3版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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