- Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062183635
感想・レビュー・書評
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う~む。面白いが、つまらない。柳さんのスパイモノに似た雰囲気だけど。
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2.5 期待外れ。D機関シリーズの著者だけに期待大で読み始めたのですが、結局最後まで期待に届かず。残念。
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可もなく
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柳作品には珍しく(?)家柄と外見以外パッとしない朝比奈英一が主人公。
舞台は戦時中の満映。
新入り脚本家として満映のスタジオで桐谷サカエ監督にシナリオのダメ出し(強烈な)を受けるところから物語は始まる。
なんかね、スッキリするようなしないようななんとも言えない読了感、、、。
おもしろいんだけど、、、。
なんだかミステリー要素が薄いような気がします。 -
主人公は、お坊ちゃまで成長なしだし、満州について描くのかと思いきや深く掘り下げるでもなく、しいたげられた人をえがくでもなく、甘粕氏について書くわけでもなく・・・。、なんとも中途半端な感じ。
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異国が舞台だと感情移入しがたいのは私が日本人だからなのだろうか。
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確かにラスト急展開
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面白かった。
満映を舞台にした映画製作の世界と周りを取り巻く現実世界が入り混じって、なかなか幻想的な世界観が広がっていました。
ラストがちょっとあっけなかった気もするけど、全体としてはテンポよくストーリーが展開されて、最後まで楽しく読むことが出来ました。
で、結局最後はどうなったの?と思わず疑問が浮かんでしまったので、もう少し読み直してみたいです。 -
「いくら酔っ払っても他人には言えないことがある。いくら信用する相手にでも、直接口に出して言えないこともあるんだ。だから、俺たちは相手の言葉にきちんと耳を傾けなくちゃならない。そうすれば、相手が本当は何を言いたいのか聞き取ることができるーーこともある。たとえば、そう、ちょっとした仄めかしだ」
(P.187)