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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784062183642
作品紹介・あらすじ
親友に誘われ、そのバイト先の先輩が所属する「南部芸能事務所」のライブを見に行くことになった新城(20歳)。たちまち魅了され、その夜のうちに芸人を志す。だが相方が必要だ。先輩の「ものまね女芸人」津田ちゃん(25歳)は、事務所スタッフの溝口(20歳)と組むといいと言うのだが……。いまは笑われてもいい。いつか笑わせられるなら。「新鋭ハタノ」の4冊目は、弱小プロダクションの芸人たちを描く超絶連作短編集。
みんなの感想まとめ
お笑い芸人を目指す若者たちの成長と葛藤を描いた物語は、弱小芸能プロダクション「南部芸能事務所」を舞台にしています。大学生の新城が先輩に誘われてライブを観たことをきっかけに、漫才師としての道を志す様子が...
感想・レビュー・書評
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弱小芸能プロダクション、南部芸能事務所。
お笑い芸人専門の芸能事務所だ。
漫才師デビューを目指す大学生の二人。
デビューはしたが、いまひとつ波に乗り切れない若手三人組。
数年前までは持て囃された時期もあったが、今では斜陽の中堅漫才師。
その漫才師のおっかけをしている女子高校生。
大御所と呼ばれる女性師匠。
それぞれの立場から、お笑いとの関係が綴られる。
淡々とした筆致で、とりたてて笑いの要素がある訳でもない。
というより、どこかもの悲しくて、ほろ苦い。
芸とは何か、笑いとは何か。
そんなテーマを深く掘り下げているわけではないのだけれど、
心に沁みる、しみじみとした世界に入らせてくれる物語。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
新城と溝口を応援。漫才師として成功するといいな。ということで続きが気になるので次巻も読もうと思います。
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登場人物の名前に南武線の駅名が使われている。
お笑いライブ好きなので楽しく読んだ。続編も読んでいこう。 -
ベテランから若手まで、芸人を抱える弱小芸能事務所「南部芸能事務所」の物語。
私の中で数十年ぶりにお笑いブームが起こっているので、この本を手に取ってみました。
芸人の内部のことはよく分からないけど、ファンの子の話は結構リアルだったなぁ。
出待ちの文化って今でもあるんだろうか。
私自身は出待ちしたことなかった(勇気なくて)けど、お笑い好き繋がりでネットで知り合った子が出待ちしてたから、当時を思い出してなんだか懐かしかった。
ライトノベル感覚でさくっと読める。
シリーズものなので、また読んでみようと思います。 -
今時の、体温の低い感じの文体にも関わらず、先へ先へと引っ張られる。
繰り出される言葉が、描かれる感情がとても生々しい。
一つ目の「コンビ」という短編で登場する新城くんは、底の浅いいい加減な子なのかと思わせておいて、実は才能も熱意もある。ラストの「サンパチ」との呼応が、むずむずするような嬉しさを呼ぶ。
ナカノシマの話も、スパイラルの話も、津田ちゃんの話も、そして保子師匠の話も、取り立ててドラマチックではないのにじっくりと心に波が立つ。
保子師匠はどうしても実在のあの方を思い浮かべてしまうのだけれども、だからといってそれに乗っかって弾けるわけでもなく、やはり全編に「祭りのあとの虚脱感」が漂っている。その穏やかさが哀しいし、でもなんとなくほっとするような気になる。
同じような芸人の話でも、「芸人交換日記」からは焦りや憤りやいら立ちのような熱いものを感じたのだが、本作からはそういう直接的な熱さは感じられず、何重にも隔てられたところにある熱源からほんのり熱さが感じられるような(つまり冷めているわけではないということ)、もどかしくけだるい雰囲気が伝わってくる。
それが作者の年代特有のものなのかどうなのかはわからないけれども、少なくとも今の中高年が持つような熱さがなくて、私はそういうところが好きだと思った。
最近気がつくと作者と同年代くらいの人の作品をよく読んでいる。そしてなぜか共感してしまうのだが、私はもっと上の年代なのである。
たぶん私の年代が「しらけ世代」と呼ばれていたことと、何か関係があるのかもしれないし、全然関係ないかもしれない。
とりあえず、シリーズ化するということなので、第2弾を楽しみに待とう。 -
お笑いと読書がこんなに好きなのに
どうして今まで読んでなかったのか。
最高です。
珍しくシリーズものに手をつけたけど
じゃんじゃか読めそうな予感。 -
表紙がインパクトあり。
みんなに知られる芸人になるということは並大抵のことではないと思う。それでも、劇場でそう思ってしまったのなら、自分が納得できるまで頑張ってみるしかないよね。
やってみてから考えても遅くないはず。そう思いたい。
これだ! 自分にはこれしかない! と思える何かに出会えるって素敵だと思う。 -
最初のエピソードの主人公が最後まで続いてほしかった。連作短編も好きだけど。
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よくある感じのお話でした。
物足りない。 -
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大学の友達に連れられて小さな劇場で観たお笑いライブに魅了され、自分も彼らみたいな芸人になりたいと思った新城。
小さいながらも南部芸能事務所に所属する芸人たちの苦悩。
芸人になるために劇場でバイトをしていた溝口にシンパシーを感じてコンビになってもらうまで。
ものまね芸人として活動していく中で、芸人の恋人との関係、もっと上を目指していきたいという思いと決別。
インキャの仲良しトリオ故に、互いの弱さと甘えでぶつかりながらも趣味のゲームで仕事をつないでいくナカノシマ。
推しの芸人の追っかけをして知り合った推し仲間との関係と、学校での自分の出し方。
いっときは売れっ子芸人だったスパイラルの2人のすれ違いと、立ちはだかった壁に当たるとき。
かつて売れない芸人だった父、父のことが好きでいた南部芸能事務所の社長、子供の頃から彼らに可愛がられ、その姿を見て育った溝口の芸人になりたいという熱い思い。
畑野さんの本って久しぶりに読んだけど、こんなに面白かったかな?って思った。
続きも読みたい! -
面白い。
堂々の星4つ。
やはり畑野智美作品は面白い。
人を描くのが本当に上手い。
この人の書く文章が好きなのかもしれない。
本作はシリーズらしいので続きも読まねばならない。 -
お笑い芸人の群像劇。
大きな盛り上がりが来る前に話がスッパリと切れてしまう。読みやすくもあるし、飽きずに読むことができる。
一本の話のスピンオフでこういう話があっても面白いかと思ってしまった。 -
先を急がず、のんびり読めた。
次も読もう。 -
面白くて一気に読んでしまった。
7つの話が連続短編になっていて
色んな人からの目線で話が進むのだけど、
次の話に入った時に
前の人の目線のままもっと読みたい!と思わされるから
短編は苦手。
でも、この作品は人が変わっても
すぐに入り込めて一気読みしてしまった。
芸人さんに限らず
みんな誰しも色んな悩みや心の葛藤を抱えていて、
それがとてもリアルに表現されているように思う。
何だか分からないけど
読み終わった後、
頑張ろう、という気持ちになった。 -
知り合いに誘われて見に行った南部芸能事務所のライブに魅せられて、芸人になることを決めた大学生の新城。
漫才をやるために相方を探し、同じ大学の溝口を泣き落としで口説いた。
芸能事務所を舞台にした連作短編集。
前から気になりつつも、先送りしていた作品。
もっと早く読めば良かった。
芸人を目指すもの、一気にスターになるもの、ブームが去りスターの位置から落ち始めるもの、デビューを待つもの、芸人の追っかけをするもの。
どの話もとても切ない。
芸人さんの話といえば「火花」も思い出しますが、私は断然こちらの方が好みでした。
シリーズを順に読み進める予定。
楽しみです。
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知らない世界も、共感できる女の世界も、学びたい成長も、色々な物語があって楽しい。
そうなの。リアルでも、ネットでも、大人になってもあまり変わらない人間関係もある。
そして、溝口くん。イライラしても、嫉妬しても、自分にはできなくても相手にはできることがある。それを認められるだけで全然違う未来があるはず。
楽しみだよ。 -
★3.5
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小さなお笑い事務所を舞台にした連作短編集。見習いの駆け出し芸人から、師匠と呼ばれる大御所のベテラン芸人、追っかけの女の子まで、それぞれの人間模様を描いている。お笑い芸人はストイックだ。
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おもしろい。
今頃読み始めるので、すでに4巻出てる。
さて、どんな方向に展開されるんだろう・・・?
著者プロフィール
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