さいとう市立さいとう高校野球部

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感想 : 60
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  • Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062183789

作品紹介・あらすじ

さいとう市立さいとう高校に入学した勇作は、少年野球からエース投手として活躍してきたが、高校では野球と決別し、気持ち新たに学生生活をエンジョイしようとしていた。小学校の頃からバッテリーを組んできた一良の誘いも断り、温泉三昧の日々を夢見ていた勇作の前に現れたのは、美術教師にして野球部監督の鈴ちゃん。「どうやっても野球のユニフォームが似合わない」監督、鈴ちゃんとの出会いから、勇作はふたたび野球へと流されていく――。

感想・レビュー・書評

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  • 高校生になった主人公が中学の時にやっていた野球を続けるかどうか悩み、結局続ける話。
    ……に、色んな枝葉がどっさりくっついている話。

  • なんか、「続編書きますよ」って感じの話でした。
    1話で終わりにならなかった作品ってイメージでした。

  • スポーツ青春モノ、結構好きです。
    あさのあつこさん、久々に読みました。

    バッテリーと同じく、甲子園を目指す球児たちをテーマにした物語。少しライト過ぎたかなぁ。でも文体がポップで飲みやすく、一気に読めた。

    スポーツ青春モノでオススメありましたら是非教えてください♬

  • この本をバッテリーを読む前に読んだのは
    比較的幸運だったかもしれませんね。
    恐らくそのイメージで読むと
    裏切られてしまうのでしょう。

    でもね、多感な時期の子の心のうちって
    本当移ろいゆくものだと思うし、
    時に気持ちを推し量ることができなくって
    懊悩することもあるのよね。
    勇作だってそんなのはわかり切っているのよね。

    ちなみに、この本には1か所
    どストライクの時期に読むとおや、と思うことがあります。
    きっとこれ、再読することを意図しているのかな。
    理由は計算が合わないんだ。
    そこになにかがあったことを暗喩しているわけ。

    それとね、読んでいて興味深かったのは
    熱血主義の監督の批判なの。
    勇作はだからしっかり個を持っている
    素敵な子だと思うのよね。

  • 脱力系運動部もの

  • 緊迫感のある野球描写が全くない。笑。
    温泉の知識が増えていく。

  • あさのあつこさんのバッテリーに感銘を受けて、
    それ以来作者の本を読みあさっていました。
    そんなとき、再び野球ものが発売されたということで、
    さっそく購入。
    すぐに読み始めると…
    うーん、残念。
    バッテリーのような、自分が思っていた内容とはまったく異なっていました。
    まあ、勝手に期待していた自分が悪いんですけどね。
    とにかく主人公の語りが長いこと。長いこと。
    前半はだいたい主人公が熱く温泉について語っているだけです。
    話がなかなか進まず、後半、もどかしくなりはじめたころに話が急展開!
    あっという間にラストシーンへ。
    後半に話を詰め込み過ぎて、感情移入することもできず、話の展開にも追いつけず。内容がぺらっぺらに感じました。
    これがあさのあつこ…?納得はいきません。
    最近のあさのさんはどうしてしまったのでしょうか…
    このシリーズの続編は読まないでおこうと固く決意しました。

  • さいとう市立さいとう高校に入学した勇作は、少年野球からエース投手として活躍してきたが、高校では野球と決別し、気持ち新たに学生生活をエンジョイしようとしていた。小学校の頃からバッテリーを組んできた一良の誘いも断り、温泉三昧の日々を夢見ていた勇作の前に現れたのは、美術教師にして野球部監督の鈴ちゃん。「どうやっても野球のユニフォームが似合わない」監督、鈴ちゃんとの出会いから、勇作はふたたび野球へと流されていく――。

  • 説明が多過ぎで、話も寄り道が多い。
    バッテリーは児童小説とは思わなかったが、さいとう高校野球部は児童小説かなと思う。

  • あさのあつこさん担当者コピー

    スポーツ小説の名手、あさのあつこさんが贈る、
    いまだかつてない高校野球小説が登場します!
     地元の公立高校――さいとう市立さいとう高校に通う
    元中学野球のエースピッチャーの勇作が、
    野球経験のない監督・鈴ちゃん率いる野球部に勧誘され、
    あれよあれよという間に甲子園出場を決めます。
    その、練習方法がすごいんです。
    そして、野球への取り組み方が目からウロコなんです。
    誰も知らなかった高校野球の新しい勝ち方を教えてくれるこの作品。
    野球ファンだけでなく、より多くの方に手にとっていただければと思います。
    笑って、感動して、強くなれますよっ!


    なんの雑誌だったか、野球部マネージャーが主人公の
    小説のように、経営書としても云々。。。
    という、説明で読むことに。

    まぁ、面白い。主人公の独白、登場人物の描写、個性
    どれを取っても今までのどのスポ根ものとも、一線を画し、
    読んで面白い!!笑ってちょっぴり泣けるお話です。
    あと2巻続いているそうなので、楽しみです!
    人と人をつなぐのは、まずは話すことから、、、。
    同じ言葉を話す日本人だからと
    時間を惜しんで、説明をしないのは問題外。
    話す時間を作る、自分を話せる言葉を持つ訓練こそ、
    いい仲間を作る絶対条件なんだなぁ〜。

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著者プロフィール

岡山県生まれ。1997年、『バッテリー』(教育画劇)で第35回野間児童文芸賞、2005年、『バッテリー』全6巻で第54回小学館児童出版文化賞を受賞。著書に『テレパシー少女「蘭」事件ノート』シリーズ、『THE MANZAI』シリーズ、『白兎』シリーズなど多数。児童小説から時代劇まで意欲的な執筆活動で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『NO.6〔ナンバーシックス〕(8)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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