沈黙のエール

著者 :
  • 講談社
3.48
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本棚登録 : 191
レビュー : 52
  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062183802

作品紹介・あらすじ

パティスリーで働く里菜は、近い将来、パリに留学に行くことになっていた。そんなある日、里菜のもとに親戚の子供だという小学生・陽介が訪ねてくる。生意気な陽介を連れて焼き鳥屋で夕食を食べていると、実家の洋菓子店が燃えていると知らされる。急いでかけつけると、店は燃え落ち、父の居所がわからない。そのとき、里奈の携帯電話が震えた。番号は父親のものだ。しかし電話に出たのは、東上野署の刑事だった。里奈の父は、近くの神社の境内で殺害されていた。意識を失い倒れる里奈。翌朝、回復した里奈が燃えてしまった店の様子を見に行くと、長年行方不明だった兄・克己が帰宅していた。
怒涛の冒頭から一気に展開する謎、謎、謎。ばらばらになった家族の想いが一つになるとき、衝撃の真相が明らかになる!「この事件の真相を知るには、きみの家族の秘密を解かなければいけない。それでもいいかい?」
東上野署の刑事・片山と、交番に勤務する切れ者・深津が辿り着いた“秘密”とは――。

感想・レビュー・書評

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  • まあまあかな。

  • 同級生の横関くんの作品。前までの作品に比べて読ませるのがうまくなっていると思う。
    (江戸川乱歩賞を獲った最初の作品だけは未読だけど)

    敢えて注文を書くと、前半の展開がすごくうまく引きつけられる感じなだけに、後半にちょっと丁寧さがあるといいなぁ、って感じた。

  • 1番気になったのは、表紙と中表紙がバラバラなこと。
    全部読んでから見たらやっとつながった。
    この違和感をあえて出してるのがすごい。

    話自体はなかなか残酷で重たいけど
    あったかい気持ちが残るところがいい。
    最後の方はちょっと泣いた。

  • シュークリームが食べたくなった。

    今回のストーリーはあまり好きになれなかった。
    兄は情に熱いが無鉄砲過ぎて、里奈ちゃんが可哀想すぎる。
    悪い人がなぜここまで悪くなったのかが納得できなくて、もやもやが残った。

  • 泣けるという前置きで泣かされてしまった部分もあったけど、最後の3ページくらい泣けた…!

    とはいえ、ことの発端から謎解きまで、いまいち腑に落ちなかった。
    一人一人キャラはたってるんだけど、人によってはもっと丁寧にかいてくれたら納得感増したかもなーなんて。
    あと、主人公あんなにかわいそうな生い立ちにしちゃうのどうなの?って。序盤でなんだかかわいそうに思えてしまったのをひきずってしまった。
    犯人を考えながら読むタイプではないし、真相(と思われていたもの)が二転三転する感じは好きだった。

    でも!ほのかな恋のあの感じ、たまらない(笑)
    最後のあれは反則だよー!!
    あの家族の今後をぜひ読んでみたい。そのときはきっと恋愛がもっと多めになるはず( ・∇・)笑

  • 殺人事件の謎解き。単純ながら暗くならなく一気に読め楽しめた。 2017.5.13

  • すごい繋がりかたであんまりな殺人だけど里菜は乗り越えるんだろうな、と思います。
    深津があっさりしててちょっと肩すかしだけどこれは家族の物語だから納得です。
    シュークリーム食べたい。

  • 数日後にフランス留学を控えたパティシエの里菜は、洋菓子職人の父、無職で非常識な兄、そして10年前に亡くなった姉がいる。遠縁の親戚の10歳の陽介が訪ねてきた晩、何者かに父は殺され、店が火事となる。さらに兄まで容疑者として警察に連行された。刑事の片山、兄の昔の友人だった交番勤務の警官、深津はそれぞれ捜査を進める。里菜が知らされていなかった家族の秘密。中盤で大体の予測はついてしまうけど、最後に温かいものを残してくれる、読んでいて落ち着くミステリーでした。

  •  横関作品、どうも詰めが甘い感じがしますね。現実味が薄いうえに、どの人もあっけらかんとしすぎ。

  • 2016.2.22読了
    とても読みやすく、心温まるミステリーといった感じ。(図書館)

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著者プロフィール

1975年、静岡県生まれ。武蔵大学人文学部卒業。2010年『再会』で第56回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。著作として、フジテレビ系連続ドラマ「ルパンの娘」原作の『ルパンの娘』『ルパンの帰還』『ホームズの娘』、TBS系連続ドラマ「キワドい2人」原作の『K2 池袋署刑事課 神崎・黒木』をはじめ、『グッバイ・ヒーロー』『チェインギャングは忘れない』『沈黙のエール』『スマイルメイカー』(以上、講談社文庫)、『炎上チャンピオン』『ピエロがいる街』『仮面の君に告ぐ』『誘拐屋のエチケット』『帰ってきたK2 池袋署刑事課 神崎・黒木』(以上、講談社)、『偽りのシスター』(幻冬舎文庫)、『マシュマロ・ナイン』(角川文庫)、『いのちの人形』(KADOKAWA)、『彼女たちの犯罪』(幻冬舎)、『アカツキのGメン』(双葉文庫)がある。 


「2020年 『ルパンの星』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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