11月のおはなし どんぐりカプセル (おはなし12か月)

  • 講談社
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本棚登録 : 98
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062184953

作品紹介・あらすじ

どんぐりには秘密があるのです。それは・・・・・・。

小学生のふうちゃんとあきちゃんは大のなかよし。なにをするのも、いつもいっしょでした。ところが、あきちゃんがひっこしをすることになって、ふうちゃんはかなしい
気持ちでいっぱいです。
そんなとき、大きな屋敷にすむおじいさんといっしょに、ふたりはどんぐりひろいをすることになります。おじいちゃんからもらったどんぐりからはふしぎな音がします。
その音とともに、ふうちゃんとあきちゃんの思い出がよみがえってきて・・・・・・・。

野間児童文芸賞受賞作家の市川宣子さんがおくる、読むと、こころがじんわりあたたかくなる秋のおはなしです。挿絵は、絵本「まいごのどんぐり」で大人気の松成真理子さんです。

感想・レビュー・書評

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  • 『どんぐりのひと粒ひと粒は、木の思い出がつまった小さなカプセル」なんてステキでロマンチックな表現なんだろう。

  • どんぐりの中にはいっているものがとてもステキです。

  • じき離ればなれになる女の子ふたりが、どんぐりの木の主であるおじいちゃんに出会って、どんぐりの秘密に触れる。
    どんぐりは思い出の音たちや風景を記憶し、いつまでも忘れない、すてきなカプセルだった。

    やさしい友情物。秋にぴったりでした。

  •  なかよしのふうちゃんとあきちゃん。あきちゃんがひっこすことになる。2人でひろったどんぐり。ころがすとしゃららんと音が…。

  • ★★★★☆
    どんぐりのシャララって音が、思い出を呼び覚ます。
    さみしくなるかなって予想を裏切り、明日はもっと楽しくなるよね!と感じて終われました。
    (まっきー)

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著者プロフィール

1960年神奈川県生まれ。1982年より月刊保育絵本の編集に携わる。2006年『ケイゾウさんは四月がきらいです。』(福音館書店)で小学館児童出版文化賞、2010年『きのうの夜、おとうさんがおそく帰った、そのわけは…』(ひさかたチャイルド)で野間児童文芸賞、『あまやどり』(文研出版)でひろすけ童話賞を受賞した。ほかにも『おばけのおーちゃん』(福音館書店)、『ケータイくんとフジワラさん』(小学館)、『11月のおはなし どんぐりカプセル』(講談社)などがある。

「2018年 『ケイゾウさんの春・夏・秋・冬』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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