「あの時やっておけばよかった」と、いつまでお前は言うんだ?

  • 講談社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062185158

作品紹介・あらすじ

僕らはこれまで何度この言葉を言ってきたのだろう。

これから何度言うことになるのだろう。

受験で言って、就職活動で言って、会社に入ってから言って、結婚してから言って、子どもができてから言って、年をとって盛りを過ぎてから言って、定年を迎える前に言って、孫ができてから言って、大切な人を失ってから言って、

死ぬ間際に言って。

「あの時やっておけばよかった」と。

そんな取り返しのつかない後悔が胸の内に広がる夜を、もう終わりにしませんか?

今の自分とは、やったこと、やらなかったことの両方が原因となった結果。時間の流れに逆らって「原因」を変えるなんて、できるわけがない。誰もがそう思います。でも、それが思い込みだったとしたら? 「原因」を変えられるとしたら? 

この本は、誰もが心に抱え、いまさら叶うはずもないと思い込んでいる夢を、ある偶然の出来事によって形にしていく、「普通」の男の不思議な物語。

元ヤン経営者とゴミ拾いプロジェクト実行委員長が、本物の幸せ探し中の20代のために、そんな小説を書きました。

主人公は鬼頭武士、事務機器販売会社入社3年目の社員。
高校も大学も普通、仕事も普通、どこから見ても普通の男。
その生活に幸せを感じている。
でも、本当にこのまま普通「で」いいのだろうか。
疑念が胸に浮かんだとたん、不思議なことが彼の身に起きる。
大事な決断を先送りする高校時代のダメ自分に出会うのだ。
今の自分と過去の自分のパラレルワールド。
今の自分は過去の自分を立ち直らせようと、ある師匠に教えを乞わせる。
過去の自分とともに今の自分も成長し、ダメ部下たちを再生させて「営業成績日本一」の目標に向かって進んでいくように見えたのだが……。

主人公が得た5つの学び
●目的地を決める
●情報が大切
●能力ではなく、やり方
●成功者に聞く
●関係性の関係性、感謝の天才になる

感想・レビュー・書評

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  • 図書館リサイクルで見つけた本。

    タイトル見て、おぉ、惹かれるけど、まぁ良くある自己啓発小説だなぁ〜と思ってた。

    でも、このタイトル、本当にグサリと来るんだよね。

    確かに、よくある自己啓発小説だし、プロの小説に比べたらどうなの?って部分はなくも無い。

    でも、今こういう本を読めて良かったとは思った。

    本当に大切な事が書いてあって、やっぱりそれって見逃しがちで。

    今一度、振り返るきっかけをもらった気がします。

  • 【あの時やっておけばよかった】

    目的地を決めて、情報を集める
なにをわかってなにをわかってないかの自分を知る、やり方を知る
やり方を知ってる人に相談する。お金持ちならお金持ち。
    誰でも最初はつまづく、できたことを誉める
感謝の天才になれば、その話をその人が誰かにする。好意を持った人ばかりになれば、成功する
    結局自分の人生、自分がやらなければ誰がやる

  • 著者の講演会を聴いて、復習もかねて読んでみる。

    小説形式のこうした啓発本の類は、
    回りくどさを感じて、少し苦手なのですが、
    本作はサクサク読めました。

    色んな気づきを投げかけられる本なので、
    これを受け取って、いかに自分に落とし込み、
    いかに行動していくかだな、うん。

    POPな感じで読みやすいので、
    あの時やっておけば。。と二度と後悔しないためにも、
    普段本を読まない方にこそ、読んでいただきたい一冊。

  • 具体的な人生の生き方が書いてある!目からウロコ!保存版!

  • 20代または、10代に読んでもらいたいかも。

    人と人とを繋いでいったり、関係性の連鎖というところは、グッときた。

    自分を変えられるのは自分だけ。ですよねー

  • まず自分がどうなりたいかを考える

    目的地を決めて、「目的地の情報」を集める。そうすると、「目的地への行き方」も見えてくる

    どんなことも「やり方」が大切

    人と違うことをするから、人と違う結果が出る

    目の前の関係性は当事者同士だけの問題や関係ではない。
    それぞれが保有するそれぞれの関係性に多大に影響を受け合っている

    努力を続けていれば、応援してくれる人が集まってきて、それは自分一人だけの夢ではなくなる

    自分の人生じゃないか。自分がやらなきゃ誰がやるんだ

    人生は自分が変わるだけでいい

  • 考え方を変えると人生も変わってくる。行き詰ってしまったとき、目から鱗になるかも。

  • 図書館

  • 20代の方には、ぜひとも読んでもらいたい本です。

    自分の人生は、一度きり。

    どんな人生を歩もうが、本人次第ですが、「やっておけばよかった」なんて言葉を使わないためにも、知ってもらいたい内容が盛り沢山です。

    そして、理想の生活を手に入れるための心構えと方法が書かれています。

    理想の生活は、理想で終わらせないためにも、読んでもらいたいですね。

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著者プロフィール

むとう・よしひで 1976年岐阜県出身。株式会社ガールズアワードアジア、株式会社ご縁両代表取締役。母子家庭に育った元ヤン。高校卒業後、就職はしたが、このままでは「普通」の家庭を作ることもできないことに気づく。人脈・お金・資格、何もないところから一念発起、NTT商品の販売会社に転職、全国トップセールスに。2002年、25歳で株式会社イーコミュニケーションズ設立。2006年、財団法人愛知県中小企業振興公社(現・あいち産業振興機構)より東海地区の有望ビジネス10社に選出。同年、経済産業省中小企業庁より「バリューベンチャー」6社に選出。2007年、名古屋経済の好調を支える注目企業として『なるほど! 元気な名古屋の企業100社』(岩田憲明著)に選出。2009年、進学塾を複数経営。現在はこれまでの会社を売却し、一般社団法人台湾留学サポートセンター(台湾政府唯一の公認)の協力を得て、台湾正規留学の橋渡しを行う株式会社ご縁を設立。東京のガールズアワード(主催:フジテレビ・ガールズアワード実行委員会)を西日本とアジアで開催するため株式会社ガールズアワードアジア設立。多分野で活動する新進気鋭の経営者。

「2013年 『「あの時やっておけばよかった」と、いつまでお前は言うんだ?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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