その鏡は嘘をつく

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062185202

感想・レビュー・書評

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  • 2017.9.17読了
    一気に読ませるところはさすがだけど、後から付けたような動機に説得力がなく、期待度が高いだけに物足りなかったかな。(図書館)

  • 好きな作家さんの新作。
    いつも読みやすいスタートだが、今回は登場人物も多く、ページを戻ることが多かった。
    薬丸さんらしいテーマではあるけれど、他の作品とは少し違う感じがした。

  • 夏目さんの2作目。
    それぞれ、スタート地点が違う事件が一つに。

  • 2014.7.31夏目刑事は良かったけれど、医学部、医者に対するイメージが古すぎ。ペットの扱いも非現実的。ちょっとがっかりした。

  • 面白いような雰囲気を感じさせるが、正直、そこまで面白くなかったです。
    検事からの目線と刑事からの目線で事件の真実へむかっていくけれど、偶然が多すぎ。志藤検事の強い思い込みのような決めつけも鼻につき、夏目刑事のひょうひょうとしているが頭の切れる刑事というキャラにしたいのに、そうなりきれず、ぼんやりしている感じも好きではないです。
    後半のP366に出てきた有馬っていったい誰だ?と思って、探したところ、P54にその事件について流れるように話が出ていて、、、そんな前のページでちょろっと出てきた話を後半まで覚えてなかったので、誰?ってビックリしました。こんな会話の流れで出てきた些細なことまできちんと結論を組み込むあたり、神経質な作家さんなのか、自分がズボラなのか(笑)

  • 夏目刑事シリーズ、自殺した医師。わかりやすく、スイスイ読めた。

  • 変わり者の2人が、己のやり方で、真実を見つけ出そうとする。
    検事と警察、2つのアプローチが同時進行する展開で、面白かった。
    最初は、指導と夏目のスタンスの違いがあいまいだったが、途中ではっきりした。
    夏目シリーズにあたるよう。
    『刑事のまなざし』も読んでみたい。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    エリート医師が、鏡に囲まれた部屋で自殺した。その後、医学部受験を控えた一人の青年が失踪した。正義感に溢れる検事・志藤清正は、現場の状況から他殺の可能性を見破り、独自に捜査を進める。その頃、東池袋署の刑事・夏目信人は池袋の街を歩き、小さな手がかりを見つめていた。二転三転する証言のなかで、検事と刑事の推理が交差する。乱歩賞受賞が描いた、人間の心、とは。連続ドラマ『刑事のまなざし』の夏目シリーズ極上の感動長編!

  •  ちょっと、感想を書くのが遅れて、内容をわすれた。検事と刑事が主人公の推理物。連続もの? 2時間ドラマとかにありそうな展開。 

  • エリート医師が、鏡に囲まれた部屋で自殺した。その後、医学部受験を控えた一人の青年が失踪した。正義感に溢れる検事・志藤清正は、現場の状況から他殺の可能性を見破り、独自に捜査を進める。その頃、東池袋所の刑事・夏目信人は池袋の町を歩き、小さな手がかりを見つめていた。二転三転する証言のなかで、検事と刑事の推理が交錯する。乱歩賞作家・薬丸岳が描く、極上の感動長編(amazonより抜粋)

    綺麗な終わり方です。
    犯人のひねりがないという観点よりかはそれまでに至る真相への面白みという楽しさでしょうか。
    読み始めたら一気に読めます。
    面白いです。

    ただちょっとだけ、ほんのちょっとだけ物足りなかったなぁ。
    何が足りないのか私にもわかりませんが。

    でも満足です。
    夏目さんのシリーズはどこまで続くのかなぁ。

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著者プロフィール

1969年兵庫県生まれ。2005年『天使のナイフ』で第51回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。2016年、『Aではない君と』で第37回吉川英治文学新人賞を受賞。他の著書に刑事・夏目信人シリーズ『刑事のまなざし』『その鏡は嘘をつく』『刑事の約束』、『悪党』『友罪』『神の子』『ラスト・ナイト』など。

「2023年 『最後の祈り』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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