尾根を渡る風 駐在刑事

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 98
レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062185943

作品紹介・あらすじ

捜査一課から駐在所長へ。
奥多摩の自然と温かき人々が
不遇の元刑事を変えていく……

異色の「山岳+警察」小説!

「駐在刑事」ドラマ化決定! 「水曜ミステリー9」(テレビ東京系)にて

警視庁捜査一課の敏腕刑事だった江波淳史(えなみあつし)は、
取り調べ中に容疑者が自殺したことで青梅警察署水根(みずね)駐在所所長へと左遷された。
亡くなった女性への自責の念から、江波が望んだ異動でもあった。
駐在所の仕事と暮らしにも馴れ、山歩きを趣味とする江波は徐々に自らを取り戻していく。
ある日、御前山(ごぜんやま)でペットの犬がいなくなったという連絡があり、
山に入った江波の見つけたトラバサミが山梨で起きた殺人事件とつながっていく――。

感想・レビュー・書評

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  • 奥多摩の駐在さん。登山やトレイルで事件が起きる。
    田舎でのんびりではなかった。

  • 元警視庁捜査一課の刑事。彼は、取り調べ中に容疑者に自殺される。そして今は奥多摩の山の駐在さんに。
    地元の人々との触れ合いをまぜながら、山にまつわる事件を解明していく。爽やかな読後感だ。

  • 奥多摩の駐在所に勤める江波敦史が元捜査一課の刑事の感で、近隣で発生した事件を解決する短編が5つ.どの話も一捻りがあり面白かったが、「仙人の消息」が良かった.素晴らしい研究成果で名声を得た田村幸助は大きな財産を築いたが、その発明品が薬害を起こしバッシングを受けた.それから立ち直る趣味が山歩きで.奥多摩を闊歩した.その財産を狙う弟.幸助へのガンの宣告.でも結末は爽やかだ.

  • 2015_02_08読

  • 地味。山好きだからかろうじて読めたような、山好きだから地味に感じたような。突っ込みどころは沢山あるよ。

  • 2014/9 このシリーズは今ひとつライトすぎる。

  • 「駐在刑事」の続編。連作短編集。

    舞台の奥多摩がたまに訪れる場所なせいか、馴染み深く、読みながら同じ道をトレッキングに伺いたくなってくる。豊かな自然風景とともに、読後感は爽やか。事件モノとしてもちろん楽しめるが、それ以上に、奥多摩という自然、登山に興味を注がされてしまう作品。

  • 奥多摩を舞台としたミステリー短編集。
    奥多摩の自然豊かな風景、爽やかな風が吹いてくるような気がする。
    山岳ミステリーという風でもないが、奥多摩に住む人達との交流も居心地が良い。
    トレランなど山に引き込まれていく刑事の心境も分かる気がしてくる。

  • この人の作品は好きな方。
    この駐在刑事ってドラマになっていると思ったんだけど…内容はいくつかの出来事があってこの駐在さんが関係して真相がわかってくる感じ。
    山の話が好きなのでわりと良かったです。

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プロフィール

1951年、千葉県生まれ。立教大学社会学部社会学科卒業。出版社勤務を経て、海運分野を中心にフリーライターとして活躍。2001年、『時の渚』(文藝春秋)で第18回サントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞。2004年には『太平洋の薔薇』で第6回大藪春彦賞を受賞。壮大なスケールで冒険・謀略小説を、重厚で緻密な警察小説を構築し、多くのファンを抱える実力作家。おもな著書に『グリズリー』『マングースの尻尾』『サハラ』のほか、『還るべき場所』『春を背負って』『その峰の彼方』『未踏峰』『南極風』『分水嶺』『大岩壁』といった山岳小説や、海洋を舞台にした『遺産』、『素行調査官』『駐在刑事』『越境捜査』『所轄魂』といった警察小説のシリーズなどがある。

「2018年 『強襲 所轄魂』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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