グリード (下)

  • 講談社 (2013年10月1日発売)
4.11
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784062186513

みんなの感想まとめ

欲望と強欲が交錯する中で繰り広げられる熾烈な頭脳戦が魅力の作品で、リーマンショック前後の混乱を舞台にしたストーリーが展開されます。登場人物たちの駆け引きはハラハラドキドキの連続で、読者を引き込む力があ...

感想・レビュー・書評

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  • いゃ〜、マジで面白かった!
    ラストが素晴らしい!
    それまでの駆け引きもハラハラドキドキで面白い!
    まさかここまでハマるとは思いませんでした!
    オススメです♪
    次は外伝へGO!

  • 鷲津政彦のアメリカン・ドリーム社買収に対し、その妨害工作を企むアメリカの大物投資家と投資ファンド。
    舞台はリーマンショックの時代だが、題名の「グリード」=強欲は、今のトランプ政権とピッタリと言っていいのでは。
    今この時代こそ、鷲津政彦や飯島亮介が日本に必要だと思わずにはいられない。

  • リーマンショック前後の混乱を舞台に、欲望と思惑が複雑に絡み合い、熾烈な頭脳戦が展開される。
    実在の金融危機の渦中に物語を巧みに溶け込ませ、圧倒的なリアリティで描き切った見事な一冊でした。

  • ゆかい痛快!
    日本人が金融を愛?で救う。
    質素、奥ゆかしさ、がにじみ出ているのが心地よい。
    欲(グリード)が投資銀行を作り、増大させた。
    アメリカンドリーム実現のために。
    客を大切に扱う⇒会社の成長⇒マネーゲーム
    米国内だけではなく、世界の金は有限であるはず。
    バブルがはじけることを、人は歴史から学んでいないのか?
    それにしても強欲な米国(人)は私利のためには盲目になる。
    清貧という言葉はないのだろう。

  • 面白いのは面白いが、初期ハゲタカのドキドキ感がなくて、
    肩透かしを喰らったような読後感。
    物語がデカくなりすぎたせいか、あっちこっち話が飛びまくって
    まとまりがなくなったかんじか。
    ただ、次はどうなる、の話の進め方は上手い。

  • 安定の真山仁。パワーアップした鷲津が圧勝するのでハラハラ感は無い。その分安心して読める。実名や実名もどきがバンバン出てきて、それぞれの言動に説得力がある。現実と矛盾はないが全てに真山仁のストーリーがある(北村の言うよみ筋)。いつも通り素晴らしいこのシリーズ。日本を叩きまくった真山がアメリカを叩く本編、堪能しました。日本を食い漁ったアメリカへの飯島の意趣返し、リンの夢叶いGCの実質的オーナーになります。
    真山仁の見方には共感する部分が多い。政治家嫌い(小泉さんとか)、アメリカ人の異常なほどの貪欲(グリード)、人種差別。自国の為ならどんな汚い手も使う強引さ。しかし歴史に学び切るところはスパッと切って再生する底力。さらに新しくパートナーになったアンソニーと日本マスコミの現地採用リッキーやエジソン再生に立ち上がる従業員の若者など清々しいアメリカの若者も登場。日本マスコミ(特に派遣員)の体たらく(アメリカメディアの記者魂)。多分真山が好きな日陰の花、北村、芝野、前島朱美。みんな生き生きと輝きます。

  • これだけの内容をよくまとめきったという感想。
    どう着地させるか、はらはらしたがあっという間に読み終えた。これまでの登場人物を使い切り、ハゲタカシリーズも一段落かな?
    まだ続いて欲しいと個人的には思っているが…鷲津の後継者は要らない。

  • 「ハゲタカ」シリーズ第四弾。リーマンショック直前のアメリカ金融市場を舞台に鷲津政彦のアメリカンドリーム社への買収劇を中心に物語は展開する。リーマンショックという現実のメガクライシスを描いた小説は初めて読んだ。面白かった。詳細→http://takeshi3017.chu.jp/file7/naiyou23404.html

  •  よくできたシリーズ物は読んでいて楽しい。物語の本筋にかかわりなくちょっとした登場でも過去を思い出し懐かしさを覚える。
     今回は、アメリカを舞台にリーマンショックを取り上げている。もちろん小説だからこの通りとも思わないが、うまい作家程「見てきたような嘘を言い」ながら話を作る。事実と錯覚してしまいそうだ。
     それにしても鷲津政彦というシニカルなキャラクターはカッコいいね。1作目を読んだ時ほどの衝撃はないものの相変わらず輝きを放っている。次回作『シンドローム』も大変楽しみ。

  • 4.0 下巻も一気読み。日本人がアメリカ経済界を手玉に取る痛快さ。経済ミステリーの面白さに目覚めました。ハゲタカシリーズ読んでみよっと。

  • リーマンショックで徐々に蝕まれていくウォール街に飯島さんが、国際派としてGCに乗り込んで行く姿がカッコよかった。

  • スカッとしました。私のような貧困層は、縁のない世界ですが、小説の中で、富裕層になったつもり。でも、やっぱり現実は厳しいな~

  • 今回も面白く読んだ。
    アメリカのリーマンショックの時ってこんなだったんだろう。
    企業は自分の社員が、自分の力で、どのように勝ち進んでいくのか、それが大事。
    過去の人や思い出がシリーズものとして、少しずつ出てくる。過去の三作、もう一度読み直してみる気になる。

  • リーマン・ショック前後を舞台にしており、当時の状況がとのようなものであったか知る手段の一つとしてよかった。
    もちろん、展開は他のハゲタカシリーズと同様おもしろく、テンポよい。
    個人的にはマジテックの話をもっと深めて欲しかった

  • こういう勝ち方もあったのか!と思わせてくれる結末。鷲津がとても良い方に変わった上に、アメリカとも一戦交えたので、このシリーズはここで一区切りついたような印象。

  • #読了。ハゲタカシリーズ第4弾。リーマンショックを背景とし、アメリカを代表する巨大企業アメリカンドリーム社に鷲津が迫る。リーマンショック前の、ワシントンやウォール街の緊張感が伝わってきた。

  • ハゲタカシリーズの最新刊(発刊されて随分経ちますが)を読みました。
    昔読んだハゲタカを更にスケールアップされた作品ですね。
    「日本を買い叩く」と言ってた男が、今度はアメリカを。

    リーマン・ショック時のアメリカを舞台に、アメリカの象徴と言われる企業を救済するべく暗躍する。(救済するという腹積もりはあったのだろうが、表向きは欲しいから買う、価値があるから買うというスタンスを貫き通す)

    グリード(Greed)=強欲
    自由の国アメリカの象徴となる言葉かも知れない。
    強欲であり続けるからこそ、なんらかの解決策を見出し、そのために権謀術数を巡らす人々。
    権力があればあるほど、益々強欲になる。表向きは世のため人のためという顔をしながら。

    次はどこで活躍するのか。
    北村記者のその後も気になるところですね。

  • 上下巻読んで、よくもまぁ此処まで盛ったな、と。最後の方「いずれ改まると思うか」「ー思いませんよ」のやり取り、TVで低・中所得者がローンを組んで車を購入していたのをリポートしていた番組をちらっと思い出した。その番組の米人のコメントを聞いていて「ああ、こいつらまるで教訓出来てない、また繰り返すんだ」って苦々しい気持ちになったものです。現実に今の日本に鷲津のような投資ファンドは居ない、もう日本がアメリカをおんぶ抱っこするべきではない、何故なら彼等はアメリカという国のアメリカ人である限り繰り返すんだ。

  • 身近なところで起きている遠い世界。
    鷲ノ巣城は食事に行ったことがある。日本人オーナーに変わったというのはホントの話w。
    TarrytownはHudson Lineだから地上に上がってもヤンキースタジアムは見えないと思うんだけど…。それに寂れた無人駅と書いてあったけれど、急行が止まる主要駅で寂れてるわけじゃない。他の駅もほぼ全部無人です。
    考えてみたら同規模の日本の駅には何十人も駅員さんが働いている。経費かかるよね。

    米国崇拝唾棄とその資本がなければ動けない矛盾が面白かった。

  • (記録)
    ○真山仁氏の作品。
    ○ハゲタカシリーズの第4弾。
    ○相変わらず面白いが、ハラハラ感は少なかった。

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著者プロフィール

1962年、大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。新聞記者、フリーライターを経て、2004年、企業買収の壮絶な舞台裏を描いた『ハゲタカ』でデビュー。映像化された「ハゲタカ」シリーズをはじめ、 『売国』『雨に泣いてる』『コラプティオ』「当確師」シリーズ『標的』『シンドローム』『トリガー』『神域』『ロッキード』『墜落』『タングル』など話題作を発表し続けている。

「2023年 『それでも、陽は昇る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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