もし僕がいま25歳なら、こんな50のやりたいことがある。

著者 :
  • 講談社
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感想 : 119
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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062186926

感想・レビュー・書評

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  • 松浦教の私は本屋さんの店頭に松浦さんの著書が並ぶと、買ってみたくなる
    全部は買えないから厳選してる、つもり・・・(笑)
    今回もたくさんの付箋がビロビロと本に付いています
    25歳にはもう戻れないけど、きっと今からできることもあるのかなぁと
    思いながら読んでいました
    そんな付箋が付いた個所を、少し紹介します


    ・なにごとも続けていくことが大事で、継続するかしないかで、ほかの人と大差が
     でます。しかし勘違いしがちなのですが、ただくり返しているのではダメなのです。(p21)

    ・「あなたが会社にいない時間も含めて、あなたという人間」にお給料を払っているのです。
     だからプライベートな時間に自分を磨くことも、健康管理もまた仕事なのです。(p27)

    ・毎日見えないところで早く来て、人一倍努力してるということは、相当な感動を人に与えます。
     見えるところで役に立つことや親切をするのは、当たり前のこと。人の見ていないところで
     人の喜ぶことをすることが大事なのです。(p29)

    ・ちょっとした心がけによっては、いつでも呼ばれる人、選ばれて声をかけられるに人に
     なれるのです。(p73)

    ・なにに対して、僕は「ありがとう」と思ったのか?それをくわしく伝えるのです。(p75)

    ・決して打算で言っているわけではありませんが、ただ「ありがとうございます」では
     伝わることが少ないことに気づきましょう。(p77)

    ・人は、いつも一人。孤独とは、生きるうえでの最低条件である。孤独感を受け入れ、自分をよく知ればこそ
     人の気持ちがわかり、優しくなれたり仲よくなれたりするのです。(p125)

    ・社会のしくみとして、なにごとも参加するには、先にリスクを払わなければなりません。(p137)


    この他にも付箋が付いていますが、全部を抜きだしたらキリがないくらい(笑)
    この本も松浦節炸裂で、なんてストイックな人なんだろうって思ったけど、だけど、やっぱり
    大好きだなぁぁ!

  • なんだか優しい名言が多かった。俺が高校生くらいからぼんやり思ってたお爺さん像に近い人だと思った。この人の他の本も読んでみたいな

  • 前から少しずつ読みたいと思っていた「暮らしの手帖」やCow Booksの松浦弥太郎さんの本。
    今年25歳になる自分にすごくタイムリーだったので手にとってみた。

    読み始めは、なんだか苦手な自己啓発的内容で少しがっかりだったが、読み進めると自分でもそうしてみたい、共感できるような部分も多数あった。

    人と会うようにすることは、自分はとても苦手意識を感じている一方で、自分にとってとても必要なことであることも感じている。
    そう思っているところに、この本では松浦さんは1日1人新しい人と出会うように心がけてたと言う。今の自分にとっては非常にハードルの高い事柄だが、それと合わせてこんなことも書いてあった。
    会った人に喜んでもらえるようにする、と。
    これは是非実行したいと思える行動だった。今後ちょっとずつ意識して行きたいと思う。

    あまり読まないタイプの本だったが、たまにはこう言うものにも目を通して自分の立ち振る舞いや考え方を見直したり比較していきたい。

  • レジで前の女の子が持っていたのを見て真似して購入。
    啓発本で見るフレーズも多いけれど、まだまだできていないことや新入社員の頃は意識していたのにやめてしまったことなどが挙げられていたりして、
    社会人(25)としての立ち振る舞いを見直す良いきっかけとなった。

    2013.1.4

  • タイトルと中身の印象は少し異なるけれど、
    いまこの本に出会えて、良かったな。

  • 25歳のときに知っていたらよかったと思う3つのこと。
    『世の中の多くのひとは、いつも誰かを探しています。』人を受け入れる権限をもった人や経営者たちはみなさん、誰かいい人材はいないかといつも探しています。いい人材とは、自分がいる環境のなかで満足することのない人や、普遍的な能力の高い人。なにかトラブルが起きたりしたとき、とっさに素晴らしい対処ができること。手を挙げて呼ぶことなく、相手のしてもらいたいことにすぐ気がつくような勘がいい人。いつでも笑顔で感じのいい人。こうした人材がなかなか見つけられないのです。誰かが自分を見てくれていることを知っていてください。

    『人はいつも、自分を助けてくれるものを探しています』
    現実逃避や自己投資と、人は自分を助けてくれるものにしかお金と時間を使いません。人間関係にしても、自分を助けてくれる人としか付き合いたくないのです。

    『収入とは、人に与えた感動の質量に比例するものです』
    時間でも努力でも運でもない。

    なにごとも継続が大事。ただし、単純化作業など、同じことを毎日積み重ねるのには意味ない。創意工夫が必要。

    自分がした仕事について、なにをどうやったのかをしっかり人に説明できる自信と、楽しんでる姿は、はたから見ても頼もしく見えます。

    絶対に職場に来る
    いつも一番に来る
    元気である
    この三つをアピールすることでしんようを築くしかないと考えた。

    好奇心をもてば知りたいことがたくさん出てくるし、必ずなんだろうという疑問が生まれてくる。大抵は、そのももの本質を知らなくても生きていけるこで、ちょっと心に引っかかったりすることがあっても、それがなんなのか追求しなくても生活に支障は来たしません。でも成功者は、その本質を知ろうとする。好奇心は深さが大事と。

    突拍子もないことでもいいから、世の中きスペシャリストを求めています。
    広く浅くより、集中的になにかに詳しい人がますます必要とされている。

    少数意見を育てよう
    今はお金にならなくても将来時代が追いてくる。アメリカで50.100円で売られていたようb級のアートブックを代々木公園で5000.10000円で販売して売りまくった。

    何でもベスト10をつくる
    セレクションするということは、自分の独自の世界観を確認できる。考える練習にもなる。インターネットに頼り過ぎると知ることばかりに夢中になり、考える力がなくなる。バランスを取ろう。依存せずにね。

    とりあえず、よりは、まずは、の方が積極的

    人と群れない
    なにかに気がついたり、自身でなにかを知るためには、ひとりで行動し考えるなかでしか学ぶことはできない。他人とツルむことは百害あって、一利なし。人と一緒ではなにひとつ深く味わえない。

    起業について
    大学を卒業していきなり起業するのは、よほどの実力や運がないと難しい。だから、なにか自分なりの成功を目指すなら、まずはどこかに就職することが最良の早道。就職ではなく、人気企業のアルバイトでも構いません。人間関係だったり、ベーシックなスキルなど社会の仕組みを理解することが大切。2012年の起業家で29歳以下は1割未満。起業のために必要なことは社会の仕組みを勉強すること。コミュ力は名刺交換のようなベーシックなマナーを何度も繰り返すことで血肉化していくしか近道はないのです。身についたと確信したら、行動を起こせばいいと。最低5年間は必要だと。

    時間がらない、お金がない、無理です、できません、は口にしない。
    安定領域に記憶され固定化されるという脳の仕組みがあるから

    観察力を鍛える
    まず気づき、察知して、そこから考え、世の中の状況を考察することが大切

    低迷業界を狙う
    イノベーションが起きるからだと。自分がイノベーターになるチャンスだと。ピンチはチャンス!
    マーケットの問題点や歪みを発見することで新しい価値を創りだす。景気のいい会社にはうま味がないという投資家の視点

    味方を増やす
    なにかが動くとき、ひとりの人を抜擢するとき、誰か一人が強い推薦することで人事は動く。責任はおれが取る。

    決して争わない
    理解してもらう努力は果てしないけど、受け入れてもらうために努力するプロセスが大切。

  • 2013.12.24
    220ページが参考になる
    英語は必要、免許と思え。
    唯一の情報を発信する人が必要とされる。なぜと思う回数が多いほどよい。
    世界史の授業で唯一の情報とはなんだろうか?

  • まさに、自己啓発本。
    僕がしたかったことではなくて僕がしてきたこと。
    自己啓発は、自分が受け入れられるか否か(自分を肯定してくれるか否か)にかかっているなぁと思った。ので、私にはちと微妙。
    もちろん頷きたくなることも書いてあったけれど、それも結局自分がそう言われたいだけなのかなぁと思うと、あまり得られるものはないのかな、とか。


    12/9

  • 最初の感想
    題名に騙された。もっと夢のある内容だと思って読み始めたらただのおやじの若い世代への小言じゃないか。こんなのが50個もあるのか。耐えられん。

    途中からの感想
    多少、説教臭いところもあるけど今までに聞いた事ない新しい価値観もところどころにあるな。ふむ。人と群れるな。人はいつでも誰かを探していて、また人はいつでも自分を助けてくれる誰かを探している。ふむふむ。

    読み終わった感想
    著者なりに若い世代にほんとに伝えたい気持ち(危機感なども含めて)あったんだろうな。
    この人の本は自然体で堅苦しくないところが良いと思う。
    それでも僕が若い頃は〜云々という話が多かったこととやってる事はアウトローなんだけどちょっといい子ちゃんすぎる印象を持ってしまったので★は3つです。

  •  タイトルに惹かれ、衝動買い。ブクログのランキングで一位だったのもあり、どういう内容なのだろうと思いまして。
     著者が「自分が二十五歳に戻れるとしたらこんなことをしているよ」ということを五十個にわたり掲載しており、ただこれは仮に自分が二十五歳だったらという話でしかしながら二十五歳という過去には戻ることは叶わぬので少々肩透かしを喰らった気分でした。

    ・保証人にはならない
    ・呼ばれる人になる
    ・小さな約束こそ守る
    ・身なりで人を判断しない
    ・利益五パーセント
    ・風邪をひかない
    ・五年たったら自立する
    ・英語から逃げない

     ≪貪欲に本を読む≫という項目があり、なんだかちょっと嬉しく感じたw
     ≪英語から逃げない≫はドキーッとしてしまった……。
     ≪五年たったら自立する≫は、大学を卒業していきなり起業するのはよほどの実力や運を伴うことが殆どなので、最短でも五年くらいかけて組織のしくみやルール、スキルを身につけたり、人間関係を学ぶことが必要だ、と。必ずしも会社の外に出るわけではなく、プロジェクトの立ち上げなども社内起業であり同じこと。

  • なんでもベストテンを作る 相手が取りやすいところに取りやすいスピードで投げる 呼ばれる人になる 何をしたくないかと最初に考えて、そこから自分が人にされてうれしいことは何かを考える 勝ち続けることはバランスが悪い 文化に触れる時間を作るべき

  • 「"好き"を、深堀りする」の項で、「キュレーション」という言葉を知った。自分はどんなことで、スペシャリストになれるだろうかと、深堀してみたくなった。

  • 暮らしの手帖の編集長である著書が、25歳くらいの若者達に人生の小技や小ネタをアドバイスしていくという内容。私がドンピシャの25歳だったので手にとってみた。

    「もし25歳だったら」という感じではなく、「僕が25歳の頃はこんなことしてたよ(どや)」という印象。
    もちろん参考になる内容も豊富に含まれているが、後半は「ほぼ自慢話じゃんか。。」なんて思い始めて読み進めるのが苦痛になった。

    学ぶことは学び、
    流すことは流す。
    という冷静な姿勢で読める方であれば、とても参考になると思う。

  • 37/270

  • 松浦さんの目線の合わせ方にとても納得することが多かったです。
    自分が25歳の頃だった時に経験したこと、
    経験できずに今だったら、今だからこそやりたいこと、
    経験の少ないルーキー(必ずしも若い人ばかりでない)だからこそ
    この時期やっておくとのちのちためになること、
    この時期にしか出来ないこと などなどなど。
    説教臭かったり、上から目線だったり、お金第一主義だったり
    することが多い、この手のビジネス書とは一線を画しています。
    最後に、表紙のイラストがとてもカワイイ!

  • 納得だし、自分を見直すきっかけになった。
    でも、25才だったらやりたいことがあるというより、25才の時自分はこうしてたよって感じがした。

  • 面白いと思う。若者なら、読んでも損はしないだろう。

    若者に向けたエッセイというのは、項目ばかりたくさんあって実際はただの常識が羅列してあるだけだったり、酔っ払った<部長>や<課長>が「俺の若い頃はな…」と説教しているようなものだったり、というイメージがある。
    けれども、この松浦さんのエッセイは、若者に親身に語りかけつつ広い視野を示してくれるような感じがあった。言葉遣いが優しく綺麗なので、押し付けがましいとも思わずすんなり読めた。

    何かを初めてみようという気持ちが沸く。自分の周りに起こること、世の中に起こることをプラスの力に変えてみようと意欲が沸く。

    若者としては若者なりに、理由があってこうなのだ、と言いたい箇所もあった。多分、松浦さんはそれを否定しない。
    50も項目があるのだから、全部に納得なんてしないだろうし、だからこそ面白いのだ。

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著者プロフィール

松浦弥太郎(まつうら・やたろう):東京生まれ。アメリカの古書店にインスパイヤーされてm&co.booksellersを立ち上げる。『暮しの手帖』編集長を経て、現在は会社経営、執筆・編集活動、映像、コンサルタント、商品開発、メディア出演など、枠を超えた活躍を続けている。著書に、『仕事のためのセンス入門』、『センス入門』、『ほんとうの味方のつくりかた』、『僕の考える投資について』、『期待値を超える』など多数。

「2022年 『それからの僕にはマラソンがあった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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