もし僕がいま25歳なら、こんな50のやりたいことがある。

著者 :
  • 講談社
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感想 : 119
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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062186926

作品紹介・あらすじ

『暮しの手帖』編集長でもあり、多くのファンを持つエッセイストの松浦弥太郎さん。
彼がいま大変気になるのは、未来に大きな夢を持てない悩める若者たち。
彼らを否定したり、「人生の先輩が教えてあげる」といった「上から目線」ではなく、「もし、今自分ならこんなことをしてみたい」というアプローチで、この時代を仕事や生活について、どう生き、どう楽しみ、どう学び、どう考え、どう努力し、どう悩むか、を、松浦さんがこの時代を「もし僕がいま25歳だったら」という仮定でシミュレーションしていき、これからの生き方や仕事の仕方を指し示す、今までにない「生き方本」です。
いま40代の松浦さんは、「時代が違うから、今ならこれまで自分がやったことと同じことは決してしない」そう。
一緒に考えるスタンスで、若者のみならず、生き方や仕事に悩む人たちに大きなヒントを与える本です。

感想・レビュー・書評

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  • ものすごく私事ですが今年で25歳になります。このタイトル見ると、25歳は人生のターニングポイントのようだ。気が付いたらレジに持ってってました。

    松浦さんの経歴はなかなかスゴい。「ほんとうのことを知りたい」と高校中退してバイトで貯めたお金でアメリカ行って、路上で雑誌を売り、センスを買われバイヤーみたいな仕事をする。後にはセレクト書店の代表兼「暮らしの手帖」編集長に。
    彼には人に群れずに自分で道を切り開いてきた人の強さがある。センスと戦略を持ち合わせている。だから自己啓発本のオファーも来ますよね、そりゃ。

    最近気づいたんだけど、自己啓発本を読むペースって1日1項目くらいにした方が良くないですか。朝読んで、その日1日はその項目を心に留めて実行してみるとか、その位細く長く続けた方が。少なくともこの本はそうやって読みたいと思いました。

  • 読みたい棚に収納。最近「20代にすべき」「若者は~しろ」みたいな年配の成功者(または学者・専門家)の自己啓発本星屑ほどにありますが、言ってることうちのじいちゃんと同じだからね。酔っぱらった70の農家のじいちゃんと同レベルでいいのかよ。よかねぇだろ。自慢と後悔と強要と説教で若者が言うこと聞くと思ってんのか。キャバクラじゃねぇんだ。その点松浦さんの本(少なくとも題名)には夢がある。自分の夢と希望を語っている。それって素敵。がんばれ48歳。私も頑張ります

  • 好きなことを深掘りすること
    本は一冊選ぶこと
    そしてそのプロセスとストーリーを大切にすること
    どんなことにもポジティブな意味を見つけて
    喜んでやっていくこと

  • ▼メモ------------------------------------------------------------

    ・要領の良さだけではマイナー止まり

    ・地味でも正攻法、正しい方法で丁寧に物事を進めていくのが王道である。

    ・正攻法は何かと言うと、誠実さと情熱、人への思いやりや人に喜んでもらう事、要するに誠意です。要領やテクニックは、そのあと身につくものでそれで十分なのです。

    ★・経営者の視点をもつ。自分が今いる立場から目線を変えて想像力を働かせれば、するべきことも自然と見えてきます。と同時にいつも自分を客観視できる、大切な週間が備わります。

  • 読みやすく、数時間で読み切れる。
    成長するために必要な、また人として大切なことを教えてくれる。

  • 「ていねいな暮らし」が読みやすかったので、タイトルに惹かれてこの本も読んでみました。
    今年25になるので、時期もいいかなと。
    全て鵜呑みにする必要はないと思いますが、一意見として参考にしたい!と思うものもたくさんありました。

  • ものすごく説教臭く感じてしまい駄目だった。私はこの人からバツ印をつけられるタイプらしいので、その点においても合わないということだろう。

  • 印象に残った言葉

    ・人はいつでも誰かを探している。
    ・人は自分を助けてくれる物や人に時間とお金をかける
    ・年収はどれだけの人に感動を与えられたかという質量で決まる。年収が高いからすごいとか偉いという訳ではななく世の中の仕組みとして、多くの人に感動を与えられれば年収が高くなる。
    ・社会の歯車になる。
    ・本を一冊選択する。(たくさんの中から一つを選ぶ練習)
    ・好奇心を持つ。
    ・なんでもベスト10を作る。
    ・一日一人新しい人と会う。
    ・メモ帳を持ち歩き、アイディアをため込む。
    ・言葉使いは心遣い。
    ・敵の自分に対する意見は大体正しい。
    ・異性関係に注意。
    ・身なりで人を判断しない。
    ・自分を表現する。
    ・人はいつも一人。孤独とは、生きる上での最低条件。
    ・好きではない仕事はやるべきではない。
    ・低迷業界を狙う。
    ・違う立場で物事を考える。もし自分が総理大臣だったら日本をどうしたい?
    ・自分のブランディングを意識する。
    ・面白いのは世の中の人や景色。
    ・「日本人としての誇り」をもつ。

  • 2019.7.25 読了。


    もし自分が経営者だったら?
    もし自分がリーダーだったら?

    など、「もし」という今の自分の目線ではなく
    第三者の視点で行動することを常に考えている
    著者が、「もし25歳だったら?」という観点で
    書かれた本です。

    「最後の日本人としての誇り」が一番
    今まであまり考えたことがない、新しい価値観でした。

    ・英語から逃げない
    ・貪欲に本を読む
    ・1日1人新しい人に出会う

    レジの人に「ありがとう」と言ったり、
    すれ違う人に挨拶したりなど、新しい人に一つ
    自分がされて嬉しいことをしてみる。
    ひょんなことから、何かのきっかけが生まれるから。


    おもしろかったのは、
    「スターバックスコーヒーでバイトする」。

    日本に上陸した時は、禁煙で日本独自のコーヒー文化に
    根付くことは相当難しく苦労した時代があった。

    以前は接客もクオリティーがあまり良くなかったが、
    「接客」という大事な原点に立ち返って評価をし直し
    今では驚くほど、「ホスピタリティ」が高い。

    今ではかなりの店舗数もあり、
    いつどこの店舗に行っても常に人が多いイメージの
    スターバックス。

    私もここの接客は好きで、
    普通のお決まり文句の接客にプラスαで
    何か一言話しかけて下さるのが個人的に嬉しい^ ^

    あまり安いとは言えない価格帯だけど
    なぜか行ってしまうのは、著者が言うように
    お客様とお店のスタッフとの一対一の関係性で
    話して下さるからだろうなと感じました!^ - ^

  • まず第一に本には適切なタイトルをつけるべき。しかし「おじさんの成功談〜25歳はこう生きろ〜」では説教くさくて誰も食指を伸ばさないだろうから、意図的に倒錯したタイトルにしていると思われるが、これは完全にタイトル詐欺。
    内容は別に悪くない。居酒屋で聞くおじさんのご高説と同じ。時代に合わないところも多いが、ためになる、覚えておこうと思えるところもある。

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著者プロフィール

松浦弥太郎(まつうら・やたろう):東京生まれ。アメリカの古書店にインスパイヤーされてm&co.booksellersを立ち上げる。『暮しの手帖』編集長を経て、現在は会社経営、執筆・編集活動、映像、コンサルタント、商品開発、メディア出演など、枠を超えた活躍を続けている。著書に、『仕事のためのセンス入門』、『センス入門』、『ほんとうの味方のつくりかた』、『僕の考える投資について』、『期待値を超える』など多数。

「2022年 『それからの僕にはマラソンがあった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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