Qrosの女

著者 :
  • 講談社
3.09
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本棚登録 : 784
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  • Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062187213

感想・レビュー・書評

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  • 色々よく練られたストーリー。警察モノではないけど誉田さんの良さがよく出ていて面白かったです。

  • [2014.06.02]

  • 誉田さんの作品なの?これ?っていうぐらい軽い。こんな物語も書けるんだなぁとは思ったが、、、姫川シリーズやジウシリーズの方が好み。


    最後の一捻りは結構好き。

  • あれ?誉田さんて週刊誌記者だったんだっけ? 
    と一瞬思う小説。

    Qros(キュロス) という大衆服ブランドが、売れっ子芸能人を多数起用して撮ったCMのヒロイン。これがいったいどこの誰なのかサッパリわからない...... 
    という端緒の小説。

    このヒロインが何者で、なぜ身元を隠していて、どう芸能事務所が絡んでいて、どのように解決されていくのかが、ネット情報というものをツナギに展開していく。

    ついつい、モデルは誰?と想像しながら読むが、案外大人しい小説。

    誉田さんは、姫川を過去から解放してから、失恋状態を脱しきれないでいるかな〜 と、やっぱり思ってしまいました。

  • 場面転換が知らないがあっという間すぎて、物語に入りこめなかった。

  • 誉田哲也らしいエグさや感情の揺さぶりがなく、視点が複数の人間の間でくるくると入れ替わって読みにくい。素材もたいしたことないし。

  • 誉田哲也さんはこういう作品も書くのか…というかんじ。とっても気楽に読めました。
    最後は全部繋がって、めでたしめでたし。
    でも、それだけではちょっと物足りない感が…。
    すみません(苦笑)

  • それにしても、毎週のネタを探している芸能記者というのものは大変だなという感じと、そういう環境の中で当たり前のように芸能人を追いまわすことに何の痛痒も感じない感覚というものがパパラッチとなって、相手を追い込み、ひどい場合には死なせてしまうという職業の業の深さに滅入ってしまうが、でもニーズがなければ成り立たないので、本当に人は人の不幸が大好物なのだなと思う。そういう人立ちになかでも、本作では当たり前の感覚を持っている人もいるということが前提の話ではあるが、主人公よりも、アウトロー的な脇役のほうがキャラが立っている。

  • CMで注目を浴びた謎の女。
    それを追う男匿う男そして本人。

    出だしは面白かったが全体に肩透かし。
    底辺の芸能記者が突如正義漢となるのにも違和感。

    【図書館・初読・4/18読了】

  • 芸能界の舞台裏、特に週刊誌記者の駆け引きに二転三転するストーリ。栗山さんの普通人としての矜持が、駆け引きの後のグッドエンディングにつながったのかな。

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著者プロフィール

誉田哲也
1969年東京都生まれ。2002年『妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞、03年『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞。主なシリーズとして、『ジウⅠ・Ⅱ・Ⅲ』に始まり『国境事変』『ハング』『歌舞伎町セブン』『歌舞伎町ダムド』『ノワール 硝子の太陽』と続く〈ジウ〉サーガ、『ストロベリーナイト』から『ルージュ 硝子の太陽』まで続く〈姫川玲子〉シリーズ、『武士道シックスティーン』などの〈武士道〉シリーズ、『ドルチェ』など〈魚住久江〉シリーズ等があり、映像化作品も多い。

「2023年 『ジウX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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