大東京23区散歩

著者 : 泉麻人 村松昭

• 講談社 (2014年3月14日発売)

作品紹介・あらすじ

月刊誌「おとなの週末」にて、4年に渡り連載された「大東京２３区画報」の単行本です。街を描くエッセイストとして大人気の泉麻人氏が、大ヒット作「東京２３区物語」「新東京２３区物語」の続編として描いた東京エッセイ最新作。東京の街を巡りながら、現在の街並みや文化風俗などを描写します。単行本化にあたり大幅に加筆修正。進化し続ける東京の「いま」の姿をとらえました。連載時と同様に村松昭氏の絵地図、イラストも多数収録しました。

感想・レビュー・書評

[なーさんの感想 · 2017年9月29日]

村松昭画伯の、絶妙にオツな絵地図がふんだんにあって、好感度高し！どの辺が絶妙かって、縮尺がお散歩目線とバッチリなんである。本当に歩いて作った感が満載。コレと本文を付き合わせて読みたい〜。が、本文がページまたがりになってる箇所も多く読みにくい。もちょっとレイアウトを工夫できなかったものか。あと、地図が必ずしも上が北じゃないので混乱する〜。

[tokyobayさんの感想 · 2016年5月2日]

内容は充実しているのだが、装丁が豪華すぎて散歩に持ち歩くのは不可能。読み物として楽しむか、コピーして持ち歩くしかない。

[だいさんの感想 · 2016年1月31日]

散歩ガイドブック
東京人の記事。１つの区が２回の連載。普段あまり行かないところも紹介されており、歴史（近代史）の勉強になる。

[pinkfishさんの感想 · 2015年7月29日]

マニアですね

[mahmaさんの感想 · 2015年2月2日]

地図入りイラスト入っていて。
事典のようでしたぁ。
細かい気づきに、さすがぁ。
泉麻人！

面白かった。
お散歩大好きですから、アタクシっ。
ちゃんとお散歩しての23区散歩‼︎でうれしかった。

[hifumi1232001jpさんの感想 · 2015年1月17日]

ボリュームのある本でした。仕事場と通勤に使う沿線の乗り換え駅周辺しかピンとこないところもあり、読むだけでなく歩いてみるとオモシロいところがまだまだあると思いました。あと街に出るなら食事どきにはどこの街にもあるチェーン店でなく、その街にしかない店を選ぶこともその街と一緒に記憶となって良さそうです。

[bamboohouseさんの感想 · 2014年11月17日]

八潮は孤立した都市か…

[kamelifeさんの感想 · 2014年4月30日]

約30年前に執筆された23区モノの現代版。ずいぶんと変貌を遂げただろうと思う。レインボーブリッジすらなかった時代だったのだから。やはり東京の語り部、きちんとツボを抑えた東京案内には安定感がある。文庫版になったら持ち歩いて検証したくなる本だ。その時には旧版も持参したい。

著者プロフィール

1956年、東京生まれ。慶應義塾大学商学部卒業後、東京ニュース通信社に入社。テレビ雑誌の編集者を経てフリーに。東京、昭和、サブカルチャー、街歩き、バス旅などをテーマに数々のエッセイ、コラムを発表している。著書は『大東京23区散歩』『東京23区外さんぽ』『大東京 のらりくらりバス遊覧』『冗談音楽の怪人・三木鶏郎〜ラジオとCMソングの戦後史』など多数。

「2019年 『1964 前の東京オリンピックのころを回想してみた。』 で使われていた紹介文から引用しています。」