講談社のおはなし絵本箱 ながぐつをはいたねこ

  • 講談社
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本棚登録 : 54
感想 : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062187817

作品紹介・あらすじ

貧しい粉屋の末っ子の唯一の財産といえば、ねこ1匹。希望を失いかけた末っ子をねこは勇気づけ幸せを約束しますが…。ペローの昔話。

感想・レビュー・書評

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  • 一年生の国語の教科書(下)「むかしばなしをよもう」の単元で、紹介されている本です。このお話、なんとなくは知っていましたが、じっくり読んでみると、とても面白いです。

    あり得ないような展開、でも、よく考えられていて、できすぎのようなハッピーエンドになるところも、お話ならでは。読み終えると、満足感を感じられます。

    お父さんから猫を もらった 息子は
    「ねこ 1ぴき もらったって、なんの やくにも たたないよ。」と、思うのですが
    猫は自信満々に
    「きっと おやくに たって みせます。」
    と、言うんですね。

    その言葉通り、この猫、本当にすごいんです!この、機転のきかせかた、そして、行動力!このえほん、猫の絵がちょっと 不気味かわいい?感じなのですが、
    読んでいるうちに、その不気味ささえ、 好きになってしまうほどの活躍ぶりです。

    おもしろかったのは、お百姓たちが猫のいいなりになって、王さまに手を振っているシーン。猫にひっかかれるからって、こんなに能天気に言いなりになって!(笑)と、絵もなんだか、おもしろい。

    へえー!こんな展開になるんだ!
    という、読者を惹き付ける力をもった、むかしばなしです。

  • 猫が農民にカラバ侯爵の土地だと言え、と言う繰り返しの部分が少し省略されていて、同じようにした、と説明的になっている。

    飯野和好の絵柄的に猫やカラバ侯爵が田舎者っぽい。
    あまり西洋っぽさがなくて、ある意味新鮮。

  • 長靴をはいた猫って、こんな話でしたか??。昔のことで忘れてしまいました。落語のようにトントントンと話が進んで、めでたしめでたしになるのですが。特に猫の表情が面白く、素晴らしい絵になっていました。

  • 役立たずだと思われていましたが、男の子を王子様にしたりして、最後「立派な貴族になって、お城でゆうゆうと、くらしました。」というところがいちばん心の中に残りました。

  • 5-1 2015/09/09

    **********
    既に「昔話」と化している有名なお話。
    長靴にちなんで「梅雨」など雨にでも。

  • 5歳5ヶ月男児。
    表紙のねこの絵が何ともインパクトがあって読んでみた。
    ストーリーは、どう捉えれば良いのか難しいが、役に立たないように見えるものでも大事にすれば、良いことがあるかもよ、ということか?

  • 2000年刊行の『えほん 世界のおはなし(18) ながぐつをはいたねこ』を新装化したものとのこと。

    飯野和好さんの絵がなんともいい味を出しています。
    猫が特に魅力的。
    人食い鬼は大迫力でしたが、なんだかえんま大王みたい(笑)
    翻訳もだけど、特に画家によって同じ物語でも雰囲気がずいぶん変わるので面白いと思いました。

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著者プロフィール

末吉暁子・作:神奈川県生まれ。児童図書の編集者を経て、創作活動に入る。『星に帰った少女』(偕成社)で、日本児童文学者協会新人賞、日本児童文芸家協会新人賞受賞。『ママの黄色い子象』(講談社)で、野間児童文芸賞受賞。『雨ふり花 さいた』(偕成社)で、小学館児童出版文化賞受賞。『赤い髪のミウ』で産経児童出版文化賞フジテレビ賞受賞。シリーズ作品に「ざわざわ森のがんこちゃん」(講談社)、「きょうりゅうほねほねくん」「くいしんぼうチップ」(ともにあかね書房)など多数がある。

「2015年 『ぞくぞく村のランプの精ジンジン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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