負ける技術

著者 :
  • 講談社
4.07
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本棚登録 : 182
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062187879

作品紹介・あらすじ

読めば今日から勝ち知らず!

「モーニング」「モーニング・ツー」にて、鮮やかな連載ぶりと打ち切りぶりで
多大な反響を呼んだプロレタリアート社会派猫ちゃん漫画『クレムリン』を描く
カレー沢薫。

リア充を憎み、担当編集者を恨み、過去の自分も処刑する。
傑作『クレムリン』『バイトのコーメイくん』の裏で
ひっそり濃厚に書きも書いたり、
呪詛と後悔に充ち満ちたエッセイ140本。

「AiR」掲載の特別編も収録、まさに「完全に負ける技術」!

(著者プロフィール)
動物界後生動物亜界脊索動物門羊膜亜門哺乳綱真獣亜綱正獣下綱霊長目真猿亜目狭鼻猿下目ヒト上科ヒト科ヒト下科ホモ属。
モーニング主催・第26回MANGA OPENに生まれて初めて漫画を投稿。
無題も災いしてか、部内選考であえなく落選の憂き目を見るが、
稀代の生き物バンザイ派であるツー編集長(現・モーニング編集長)が強権発動。
異例の新連載を獲得。
担当の甘言に惑わされず、タイトルを『クレムリン』、
筆名を「カレー沢薫」と作者自身がキッパリ決める潔さ。エラいぞ。

好きなもの、猫&世界が滅亡するとかのパニック映画。
『クレムリン』はモーニング&ツーにてほとんど休まずW連載を続け、
先日有終の美を飾った。
単行本1~7巻、かなり好評発売中。

また、太田出版刊『アンモラル・カスタマイズZ』が第17回文化庁メディア芸術祭の審査委員会推薦作品に選出された。
……もしかして負けてないのか?

感想・レビュー・書評

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  • 気分転換に良い

  • ぶっ飛びの面白さ。こんだけ自分の弱みをさらけ出してもらうと、自分もこんなんでもいいよなーって自信が持てる。

  • ニヤニヤしたり共感したり軽くひいたりしながら、何回も読みました
    この本好きな人とは通づるものがあると思う

  • 914.6

  • 北大路公子さんと似た空気を感じます。

  • おもしろい笑

  • お口にあわなかったようで

  • カレー沢薫の素晴らしさはカレー沢薫にしか出せない。この人だけのジャンル。おおざっぱにくくれば自虐をベースにした悲観と笑いなのだけど、そのブレなさとスタイルがすごい確立してる。なんかぽっと出の自虐ネタ作家では出せない味わい。30年煮込んだタレみたいな味がする。名作「クレムリン」の面白さも、もう面白くても面白くなくてもどっちでもかまわない、と思うくらいの独自すぎるスタイルゆえだし。
    なんとなく、さくらももこのエッセイを思い出した。女子なのに少しも浮かれることのない、老成したさめきったかんじが魅力なんだろうなあ。

  • どう説明したらいいかわかんないけどとにかく周波数が合う漫画。さくらももこのエッセイ思い出した。副作用としてはしばらく思考が疑心暗鬼気味になるw

  • 他人の評価なんて関係ねぇ!とにかくこの本が好き。ただ、読むと無駄に疲れる(^^;;

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著者プロフィール

時は2009年。モーニング(講談社)主催の漫画新人賞「MANGAOPEN」に本名・無題で応募し落選した作品が、カレー沢薫『クレムリン』(ともに本人命名 講談社)に変容を遂げ、月刊モーニング・ツー(講談社)でほぼ即連載となり、漫画家デビューを果たす。ほどなくコラム『負ける技術』(講談社)も連載となり、コラムニストとしてもデビューを果たす。以来、雑誌やウェブに連載超多数、本数未詳の大車輪で体力を使い果たす。最長不倒連載作品は開始以来すでに10年を超えた東京都写真美術館広報誌別冊「ニァイズ」。なお、本作『ひとりでしにたい』はコミックDAYS(講談社)にて、隔週日曜正午の更新時刻に「いいね!」数が爆増しTwitterのタイムラインが歓喜で満ちる好評連載中。第24回(2020年度)文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。なので図書館とか一家に一冊とかそんな感じで置いていいお墨付きもありますよ。安心してお読みください!

「2023年 『ひとりでしにたい(6)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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