- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062188081
作品紹介・あらすじ
有名になりたい、彼氏がほしい、結婚したい、夢はすべて叶えたい!
「野心のない若者」が多い現代において、これほどあからさまに「欲望」を表に出すものはなかなかいない。それをあえて包み隠さず言うのが、はあちゅうだ。
大学一年生、18歳で「カリスマブロガー」と呼ばれるようになってから10年……「野心がある」といっても、世界を変えたい!などそんな大それた野望ではなく、「本を出したい」「会社以外の場所で自分の個性を発揮できる仕事を持ちたい」などの小さな夢を叶えることで、活動範囲を広げている著者が、「ゆとり・さとり世代」と呼ばれる野望の無い同世代に向けて繰り出すメッセージ集。
大きな夢があることがいいことなのではなく、世界に飛び出すことがいいわけでもなく、自分のまわり半径5メートルの「見える範囲」の景色を変えていくことで人生はぐっと広がり、面白くなる。
特別なスキルがなくたって、コネがなくたって、ものすごく強い意志がなくたって、まずは小さな夢に焦点をあてること。そしてその成功体験を次につなげることで、自分の半径5メートルがどんどん広がっていく。その繰り返しで、「なりたい自分」と「思い通りの生活」はきっと手に入る!
自分自身も、夢の実現プロセスにいる著者だからこそ繰り出せるメッセージが刺さる、地に足のついた自己実現本。
また、「頑張りたくても頑張れない」と言っている人は、しょせん「頑張れない人生で終わってしまう」と、はあちゅうは断言。この本は、そんな頑張っていない人の言い訳を断つ本でもある。
自分のやりたいことをなかなか実現できない人、その一歩が踏み出せない人、自分に自信の無い人に、もともと「人の意見が全て」で動いていた著者が、この10年で身につけていった工夫や考え方の変化など、たくましく、泥臭く、そしてときにしたたかにキャリアを積み、生き抜いていく術を綴る。夢を実現させるヒントがいっぱい詰まった本。
感想・レビュー・書評
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はあちゅう氏の考え方に重なる部分が多い。
他人の目を気にしすぎず、自分を発信し続けること。
群れずに、自分の時間を持つこと。
自分の実力よりちょっと上のことに挑戦し続けること。
自分で自分を追い込んでやらざるを得ない状況に追いやること。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「半径5メートルの野望」。タイトルが良い。
夢っていうと、やっぱり壮大なものをおもいうかべて、そんなのむりだよなぁって思っちゃう。だけど、小さな「こうなりたい」とか、「これがしたい」も夢と考えればたしかにいっぱいあるし、少しずつ叶えている気もしてる。今もそう。本をたくさん読んで視野を広げたいって思うようになったから、図書館でこの本に出会った。考えとか抽象的なことを言語化する癖をつけたくて、読んで終わりじゃなくて、簡単でもいいから読んだ感想とか考えを書きたいって思ったから、ここに記録をつけるようになった。これらも、自分でこうしたいっていう「夢」があったからやってるんだなぁ。
そう考えたら、ちょっと自分に自信が湧いてきた。
積み重ねていこう。 -
読後の爽快感が凄かった。頑張っている人は、やっぱり頑張っているんだなあ。人生の中で仕事のプライオリティーが低い人の中で働いていてフラストレーションが溜まっている状態なので、「私は頑張ってます」とまっすぐ生きているはあちゅうさんの言葉は、胸に刺さると同時に私を安心させてくれました。仕事を頑張ることは、悪いことじゃない。
はあちゅうさんを知ったのは、大学生の頃でした。ブログランキングで1位の、有名ブロガー。
その頃は、東京の大学生は凄いんだなあ、と思っていただけでした。そして心のどこかで、(ご本人には本当に失礼だけど)「この人も大人になったら “ふつう”になるんだろうなあ」と思ってました。
でも、この人はそうじゃなかった。本物だった。
私も一生懸命、生きてみよう、なりたい自分を諦めないでいよう、と思わせてくれる本でした。 -
はあちゅうの考え方が分かる本。
ポジティブでエネルギッシュな考え方に共感できる。 -
まずなによりも思ったのは、すごい筆量だなあということ。でも読みやすいので、空き時間に読んで1日で終わった。さくっと読めるけれど、熱量があるので得るものはある。
5年ぐらい前からひっそりとはあちゅうさんの活躍を見続けているけれど、たしかにずっと夢を口にし続けてきたし裏切らずに来たし、あとはタイミングを見誤らずにきたのだろうなあと思う。
これだけの熱量と筆量をうまくまとめあげた編集さんもとっても力がある人なのだろうなあと思った。特に帯のコピーや、カバーに使われていることばたちの引きは抜群。
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いちばんぐさりときたのはこちら。
努力をしない人は、自分の夢に向き合う勇気がないだけです。そういう人は、自由だったら怖くて何もやらないし、制限があったらそれを言い訳にして、結局何もやらないのです。 -
自分の半径五メートルの世界を広げていこう。やりたい事をやろう。周りを気にせず、本気で必死にやる。できる、できないではなく、やりたいか、やりたくないか。やりたいならその為にどうすれば良いか、考えよう。自分の半径五メートルを幸せに、充実させ、広げていく事が大事。
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もういつ読んだのか忘れた・・・
読み終わってブログに感想アップされるのを待っている本が10冊以上(苦笑)
一番下にあった本・・・
著者のはあちゅうさんをそんなに知らなかったのですが
立ち読みした時に引っ掛かる言葉があって購入
若干、過激ではあるけど、この本音スタイルが好きだわぁぁと共感しました
共感しただけあって、付箋がいっぱい(笑)
付箋部分をご紹介します
・自分の人生を変えたいと思っている人は意外と多いのではないでしょうか。
あふれかえる「自分よりすごい人」の情報に怖気づくあまり、満足しているフリをして
一歩を踏み出すことから逃げている人は少なくないように思います(p3)
・世の中に誇れるような大きな実績がなくても、自分自身が、自分の人生に誇りを持っていたら
それは、勝者の人生だと私は思います。ただ、その誇りは努力と葛藤からしか生まれないとも思っています(p4)
・そうやって学んだことを、今度は徹底的に真似します(p22)
・実際、人に言えるような実績がある人は、他人の批判なんかで時間をつぶす暇はありません。そんなくだらない
ことをやる時間があるのなら、自分が取り組んでいることに集中したいと思うのでしょう。
次から次へと進化し続けていく人の時間は貴重です。進化しない人だけが、自分のアイデンティティを保つために
必死になって、誰かのアラを探しています(p25)
・人間だから、ムカつかないのは無理です。でも、5秒で終わらせる。もし、5秒以上心に残ったら
むしろ燃料にする(p26)
・誰からも愛され、批判は受けず、無傷でいたいなんていうのは、虫がよすぎますよね(p28)
・やりたいことをやるために、やらなくてはいけないことをやる(p34)
・「人との出会いは人生を変える」と思っているので、自分の周りを見渡して、今誰と一緒にいるかを
定期的に見直しています(p42)
・人生をつくるのは、行動だけ(p43)
・不安に思うことは、実はまだ起きていないうちが一番怖い(p46)
・自分が自分という看板を背負って生きてく以上、一回一回の仕事はすべてオーディションだと思って
やっていかなければ、次のチャンスなんて絶対にきません(p60)
・「自己紹介のいらない人」になることが目標でした(p73)
・「会いたい人に会えるようになる」ことは、自分の努力が実った時のご褒美の一つだと思っています。
逆に「その人に会うのにふさわしい自分」にさえなれば、自然とその人とのご縁ができて、一番いい
タイミングで会えると思うのです(p76)
・自分が進むのをやめたら、進む人たちはどんどん先にいってしまって、置いてきぼりになってしまう(p77)
・一流の人たちが生きる世界というのは、努力していることが普通の世界(p78)
・まず自分が幸せになることが、世界を幸せにすることの第一歩だと考えるのもアリではないでしょうか(p91)
・その小さく湧いた欲望を、もっと一大事にとらえて、叶える努力につなげることが、大きな夢を
見つけるための第一歩になるのだと思います(p92)
・「夢は叶わない」「自分はそれを得るに値しない」という思い込みが、自分で自分の夢を実現させない方向に
向かわせているのです(p94)
・夢を叶えるクセがあるかどうか(p96)
・夢がどんどん叶う人の共通点は欲望に素直なこと(p97)
・自分の人生を生きるには、他人をどうするかではなく、自分をどうするかを常に考えないと
いけないのではないでしょうか(p102)
・覚悟というのは運を運んできてくれる(p108)
・夢が叶ったくらいでは、自分自身は劇的に変わらない(p113)
・「夢を叶えることが幸せ」なのではなく、「夢を叶え続けること」が幸せな人生なのだと思います(p121)
・当事者意識を持った瞬間に、過ごす時間が濃くなります(p124)
・人生には「今」しかありません(p131)
・それだけの存在感しかまだないのだと、気が引き締まりました(p139)
・成功しているからキラキラしているのではなく、頑張り続けているからキラキラして見える(p144)
・世の中にあふれかえったものの中から、「選んだもの」と「選んだ理由」に、それまでの私の生き方が
投影されているからです(p149)
・人生とは「何が起きるか」よりもそこから何を得るかなのだとしみじみ思います(p154)
・行動するよりも、あれこれ悩んでいる時間のほうが長い人の夢は叶いません。悩んでいるフリをしても
、叶える努力なんてしていませんから(p158)
・悩みの裏にある、本当の悩みや原因から、目を逸らさないようにしましょう(p159)
・予定が一日をつくり、その積み重ねが私の人生になる(p168)
・頑張っている人は、自分の人生を生きているだけで、周りに勇気を与えている(p175)
・向上心や夢がない生き方なんて、ただ、死ぬまでの時間をつぶしているだけだと、私は思ってしまいます。
そんなの、息をしているだけで、死んでいるのと同じです(p179)
・人生って、きっとほんのちょっとしたことで変わります(p187)
・もし、誰かの人生が羨ましくなったら、その時は、きっと他人のことばかり見えていて、自分のことが
見えなくなっている状態です(p188) -
人に薦められて読んだが、感想文レベル。軽い自叙伝みたいなもので、再現性はない。
「自明の理」を再認識して「ポップに言い換える」ことには多少なり役立つのでは。 -
刺激される言葉がいくつもある本。”今を変えられない人に未来を変える力はない” など、とにかく、文句や言い訳をしている時間があったら、理想の自分に近づく行動をとるよう促される。
著者プロフィール
はあちゅうの作品






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