紅花染め秘帳 はやぶさ新八御用旅

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 49
感想 : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062188104

作品紹介・あらすじ

隼新八郎のもとにはいつも厄介ごとが持ち込まれる。

ある日湯島の勘兵衛から相談を受けた新八。それは向島にある松倉屋別邸に見知らぬ住人が住んでいるから、名主が調べに行くと、松倉屋の知り合いだという人物が住んでいた。名主が松倉屋に問い合わせていくと、そんな人は知らないという。名主は困惑して、何度も松倉屋を訪ねるが主人も番頭も出てこない。するとある日、松倉屋聖之助と番頭の伊左衛門が急に旅に出かけたという。

その相談を受けたあと、山形からきた原田みづきとう女性から、家に代々伝わる紅花初め秘帳が盗まれたという。それをもっていったのが母親の幸江らしい。どうしても秘帳と取り戻したい、というみづき。そしてみづきには実は聖之助との縁談話が実は持ち上がっていた。

二つの相談をうけたあと、江戸南町奉行の根岸肥前守鎮衛のもとへいった新八は、幸江が逃げたらしい奥州・白河へ向かうように言われる。そして向島の一件は、大竹金吾に調べるよう命じられる。

この二つの事件は何らかの関わりがあるのか?
新八郎は足を踏み入れたことのなかった、東北へ向かった――。

感想・レビュー・書評

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  • はやぶさ新八御用旅シリーズをどこまで読んだか記憶が定かでなくて借りたが、読了済みだった。
    悔しいことに、私自身のこの時代全般に対しての知識が浅いのと、本作の登場人物の相関図が入り組んでいることで、たぶん理解しきれていない。

  • 2015.2.8
    全ての登場人物がちょっとずつ出てきて、オールスター勢揃いな感じ。
    なのと、肥前守さまの言葉と合わせて、最終巻のようなかおりが...
    市中の事件に戻るのか、どっちかな?

  • 今回は女難がなかったなぁ、事件に巻き込まれて旅をすると言っても特に活躍もないし・・設定の再確認みたいな感じ。そろそろ三人の美女による修羅場に期待してたけど・・
    「御宿かわせみ」が好きで流れから読んでるシリーズだが、内与力隼新八郎の魅力はイマイチ。むしろ周囲の登場人物がいい。もてるんだから、堅物ぶらずに浮気しろよと思うけど、さて嫁さんが怖いのか鯉さんが怖いのか(笑)

  • ほかの方も書かれていますが
    事件関係者達の人間関係がややこしすぎて(汗)。
    結局、その辺りが理解できないまま読み終えました。

  • 新八郎がモテるのをお奉行が心配してるってのは微笑ましい。

  • 小説現代2013年1月号~9月号連載の9章構成。ストレートな筋運びで、あっという間に終わってしまいました。平岩先生にお変わりはないでしょうか。

  • 相変わらず、スラスラっと読めて気持ちのいい話しだった。人が本当に人を思う作品は後味のいい何度も読みたくなります。出来ればもっと新作が読みたいです。

  • 久々の、はやぶさ新八シリーズ!!ってことで、待ってました!とばかりに読み始めました。‥えーと。事件の人物関係が複雑で、‘藤助’ではないけれど、登場人物の名前を書きだしながら読んだ方がわかり易い、そんな印象を受けました。剣戟よりも推理重視のお話という感じで、ハラハラドキドキ感はあまりありませんでした。新八や藤助の、昔の事件を振り返ったり懐かしむ様子や、肥前守の、“新八を遠国へやるのはこれで終わりとしようと思う”の台詞から、このシリーズが終わりそうな気がして、とても寂しく思いました。
    そして、新八とお鯉の関係や如何に!?というのは、結局、読者の想像(妄想)に任せて、ということなのでしょうかね…。

  • 久々の新八シリーズ。
    新八と仲間たちやお奉行との関係が本当に素晴らしい。
    お鯉との関係は、今回は進展なし。
    どうなっていくのかな。

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著者プロフィール

東京都生まれ。日本女子大学国文科卒業。戸川幸夫の知遇を得、その推薦で長谷川伸の門下となる。1959年『鏨師』(たがねし)で第41回直木賞を受賞。1991年『花影の花』により、第25回吉川英治文学賞を受賞。また、これまでの業績により、1997年紫綬褒章を、1998年第46回菊池寛賞を受賞。2004年文化功労者に選ばれ、2016年文化勲章を受章した。著書に南町奉行所内与力・隼新八郎がさまざまな事件を解く「はやぶさ新八御用帳」「はやぶさ新八御用旅」シリーズや「御宿かわせみ」シリーズなどがある。

「2019年 『新装版 はやぶさ新八御用帳(十) 幽霊屋敷の女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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