謀略航路

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 32
感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062188579

作品紹介・あらすじ

2010年暮れ、チュニジアでの若い露天商の焼身自殺をきっかけにエジプト、リビア、サウジアラビアなど多数の国に広がっていった反政府運動「アラブの春」。
なかでも内乱が激化し、現在も混迷の状況を脱していないシリア共和国に、日本を始め数ヵ国の国際親善団体を母体とする和解仲介団が送り込まれた。だが、彼らを乗せたチャーター機は、シリア空軍により首都から遠く離れた空港に強制着陸させられ、乗員乗客全員が拘束されてしまう。
国際親善団体の背後にある組織が人質救出のため、白羽の矢を立てたのは元英国諜報員、航空自衛隊で戦闘機を飛ばしていたロートルパイロットたちだった。はたして彼らは、シリア軍によって拘束された人質をどのように脱出させるのか。
クライマックスは、シリアートルコ国境上空で展開される息をも継がせぬ空中戦!

感想・レビュー・書評

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  • 正直、読んでいても内容がいまいち不明だった。
    最後に、ドッグファイト的な要素など、飛行機についてのマニアックな記述が多く、これがメインで他のストーリーは付け足しのような印象。
    色々なエピソードが、広く浅く散りばめられているのだが、読み終わってみるとなんだったんだという印象。
    飛行機が好きなら楽しめるのかなあ?

  • 鳴海さん作品初読み。作者さんとしては、どちらの立場なのだろう。
    旅客機でそんなアクロバティックなことできるのか?!そういうことばかり気にしてしまった。

  • 前はいったいいつ読んだのか、思い出せないぐらいに久々の鳴海章作品。
    やっぱりこの人は、空中戦書かせたらすごく上手い。

    俺は空軍や飛行機にはそんなに詳しくないんだけど、それでもボーイング737とF4ファントムのタッグVSMig292機なんてシチュエーションでドッグファイト書かれると、興奮しないわけがない。

    ゴジラ・アンギラスVSガイガン・キングギドラみたいじゃないか!(多分違う)

    国際情勢やシリア解放軍の話、謀略やら政治の駆け引きやらの部分は正直荒さが目立つし、幕引きにスッキリさが欠けているのも否めない。

    それでもクライマックスの航空戦を読めたら、そしてそこに至る「まぁ待っとれ、最後きっちり読みたいと思ってるもん読ませたる」みたいなジラせかた読めたら、評価は合格点以上になるってものである。

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著者プロフィール

1958年北海道生まれ。’91年『ナイト・ダンサー』にて江戸川乱歩賞受賞。以後、航空小説の分野で独自の世界を描き続けつつ、警察小説、時代小説でも活躍。’18年からは池寒魚名義で時代小説を発表。作家デビュー30年、100タイトル目の新作『レジェンド・ゼロ1985』(集英社文庫)が最新刊。

「2021年 『14歳、夏。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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