コロボックル絵物語 (Colobockle Picture Book)

著者 :
  • 講談社
3.12
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本棚登録 : 1132
感想 : 132
  • Amazon.co.jp ・本 (84ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062189064

作品紹介・あらすじ

『だれもしらない小さな国』をはじめとした「コロボックル物語」(全6巻)を書いた佐藤さとるから直接バトンを渡されたのは、稀代のストーリーテラー・有川浩。
佐藤さとる版コロボックルから有川浩版コロボックルへの橋渡しとなるのが本書、『コロボックル絵物語』です。有川浩による物語に、村上勉の全点描き下ろしイラストのお披露目ともいえる作品。コロボックルファンはもちろん、物語を愛するすべての人に贈る絵物語ができました。

「コロボックル物語」を読んだ少女を主人公とする絵物語は、村上勉が40年の時を経て名場面を描き直しをするという超豪華な「佐藤版コロボックル」部分から、「有川版コロボックル」に流れる見事なバトンリレーがなされます。昭和から平成へ。日本の宝物のコロボックルたちに、新たな命が吹き込まれました――!

「初代『コロボックル物語』を書かれた佐藤さとるさんは、日本中の子供たちにコロボックルというトモダチをくれました。
 きっとたくさんの子供たちが、私と同じように自分の身の回りにコロボックルを探したことと思います。

 私は大人になってから、佐藤さとるさんとお会いしました。
 佐藤さとるさんのご自宅は、『だれも知らない小さな国』に出てきたせいたかさんの小山のおうちそっくりでした。
「いらっしゃい」と出てきた佐藤さとるさんは、見上げるほど背が高くて、せいたかさんがそのまま年を取ったようなおじいさんでした。
 おうちに上がると、奥さまがお茶を出してくださいました。まるでおちび先生がそのまま年を取ったような、小さなかわいいおばあさんでした(お若いころは、きっとすごく美人だったにちがいありません)。
 私は思わずたずねました。
「せいたかさんは、佐藤先生だったんじゃないですか? コロボックルも本当にいるんじゃないですか?」
 佐藤さとるさんはにっこり笑って、私にこう言ったのです。
「ぼくは、今の時代の子供たちも、今の時代のコロボックルとトモダチになれたらいいなぁと思っているんだ。有川さん、新しい『コロボックル物語』を書いてみないかい?」
 そうして、新しい『コロボックル物語』のおひろめとして、この本が出ることになりました。

(有川浩「あとがき」より)」

感想・レビュー・書評

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  • 佐藤さとるさんのコロボックル物語は、
    小学生のころに2冊ほど読んでいる……はずなのだけど、
    ほとんど覚えていない。
    でも村上勉さんの絵が懐かしくって仕方がない。
    描き下ろしでありながら、いくつかは元の挿絵を
    セルフリメイクなさったものだとか。
    なるほど。

    有川さんに引き継がれた懐かしくて新しいコロボックル物語、
    これからとても楽しみ。
    佐藤さとるさんのコロボックル物語も読み直したい。

  • 佐藤さとるさんのコロボックルシリーズを有川浩さんが引き継ぐと聞き、喜び勇んで予約しにいった本がやっと発売になりました。
    今回は新シリーズのスタートとあってか、短いお話で村上勉さんの挿し絵がたくさん入った絵本のような感じ。この本でコロボックルを知る人達にも「だれも知らない小さな国」が分かりやすいように描かれている。(挿し絵の方はシリーズの他のお話のものもあり、シリーズを知っている人にも嬉しい仕上がり)
    子供の頃信じていたコロボックルをふと大人になって思い出し、またその時代の子供に伝えていく。コロボックルシリーズを愛し続けて来た人達が誰しも経験するような出来事が描かれていて、大人も子供も楽しめます。ずっと大切にされてきたコロボックルシリーズの新しい幕開けに相応しい一冊だと思う。
    佐藤さんも有川さんに対して書いておられたが、早く長編が読みたくなってしまった!

  • コロボックルがいる世界の方がいいな。

    有川浩さんのコロボックル。
    ワクワクする余韻が少なかったかな。
    それは私のせいかもしれない。
    もうワクワクできない人になったかもしれないから。

    ちょっと残念だったのは挿絵。
    コロボックルシリーズの挿絵作家の方なので、本当に意味がある作品。
    でもいまの子ども、これからの子どもへ新しいコロボックル像を考える人を探すのが良かったと思う。

    有川浩さんと新しい絵師さんで新しいコロボックルを生み出しても良かったんじゃないかな。

  • 【図書館本】コロボックル物語はいつか読もうと思ってそのままになってるシリーズ。有川さんということで重い腰を上げてみた。全然有川さんらしくないなーというのが正直なところ。自衛隊物でも激甘ものでもない。ただ旅猫とリンクしているだけ……。期待してただけにがっかり感が大きい。村上さんのイラストはクセがあって苦手なので(原作手に取れなかった一因でもある)、特に惹かれることなくあっという間の1冊だった。うーん……。子供的には面白いのかな? わからないや。

  • ★有川浩さんの「コロボックル絵物語」が、村上勉さんの挿絵で、4月中旬、講談社より刊行されます。
    お話の中に「だれも知らない小さな国」が登場します。どうぞお楽しみに♪

    佐藤さとるオフィシャルウェブサイト(株式会社あかつき コロボックル書房)
    http://www.k-akatsuki.jp/

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    「日本の宝物、「コロボックル物語」。佐藤さとるさんからバトンを渡された稀代のストーリーテラー・有川浩と村上勉コンビ、スタート!
    『だれもしらない小さな国』をはじめとした「コロボックル物語」(全6巻)を書いた佐藤さとるから直接バトンを渡されたのは、稀代のストーリーテラー・有川浩。
    佐藤さとる版コロボックルから有川浩版コロボックルへの橋渡しとなるのが本書、『コロボックル絵物語』です。有川浩による物語に、村上勉の全点描き下ろしイラストのお披露目ともいえる作品。コロボックルファンはもちろん、物語を愛するすべての人に贈る絵物語ができました。

    「コロボックル物語」を読んだ少女を主人公とする絵物語は、村上勉が40年の時を経て名場面を描き直しをするという超豪華な「佐藤版コロボックル」部分から、「有川版コロボックル」に流れる見事なバトンリレーがなされます。昭和から平成へ。日本の宝物のコロボックルたちに、新たな命が吹き込まれました――!

    「初代『コロボックル物語』を書かれた佐藤さとるさんは、日本中の子供たちにコロボックルというトモダチをくれました。
     きっとたくさんの子供たちが、私と同じように自分の身の回りにコロボックルを探したことと思います。

     私は大人になってから、佐藤さとるさんとお会いしました。
     佐藤さとるさんのご自宅は、『だれも知らない小さな国』に出てきたせいたかさんの小山のおうちそっくりでした。
    「いらっしゃい」と出てきた佐藤さとるさんは、見上げるほど背が高くて、せいたかさんがそのまま年を取ったようなおじいさんでした。
     おうちに上がると、奥さまがお茶を出してくださいました。まるでおちび先生がそのまま年を取ったような、小さなかわいいおばあさんでした(お若いころは、きっとすごく美人だったにちがいありません)。
     私は思わずたずねました。
    「せいたかさんは、佐藤先生だったんじゃないですか? コロボックルも本当にいるんじゃないですか?」
     佐藤さとるさんはにっこり笑って、私にこう言ったのです。
    「ぼくは、今の時代の子供たちも、今の時代のコロボックルとトモダチになれたらいいなぁと思っているんだ。有川さん、新しい『コロボックル物語』を書いてみないかい?」
     そうして、新しい『コロボックル物語』のおひろめとして、この本が出ることになりました。
    (有川浩「あとがき」より)」」

  • 『コロボックル物語』の入門書なのかな? 中身半分くらいは佐藤さとるさんの『だれも知らない小さな国』の抜粋。

  • 学生時代、背の低さからコロボックルみたいと言われたことを思い出し、手に取った本。いるのかいないのか分からないけど、いてほしいなと思える優しいお話。

  • 駅伝のタスキリレーをテレビで見ていると様々な演出がされ、心が動かされる時も、過剰で食傷気味になることもある。その良し悪しは置いとくが、本作はコロボックルの物語のタスキリレーで、演出は村上勉氏の豊富なイラストだ。タイトルに偽りなし。テキストは、佐藤さとる氏の物語を取り込み、コロボックルサーガの序章のような、ちょっとだけ不思議なもの。そして見るべきは、前述のとおり村上氏の絵だ。「だれも知らない小さな国」の名シーンが書き下ろされている。後書きの、有川氏と佐藤氏のタスキリレーにも感銘を受ける。物語の遺伝子の継承。

  • 私は佐藤さとるさんの本を読んだことがない
    有川さんが引き継ぐ。
    引き継ぐって凄い。
    2人が同じ時代に生きていることが凄い。

    私の一番大好きな旅猫リポートの
    ノリコとサトルが出てくる!!

    それだけで泣ける

  • 懐かしのコロボックル物語。

    絵物語、なので、絵本状態。
    懐かしいな…と思いながら読んでました。
    コロボックルがいるのか、いないのか。
    それは秘密です、と答える両者が思い浮かんで
    何だかほっこりしてしまいました。

    というのとは別に、3日で終了って
    それは忘れやすすぎでは!?w

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著者プロフィール

有川浩(ありかわ・ひろ)
高知県生まれ。二〇〇四年『塩の街』で電撃小説大賞大賞を受賞しデビュー。同作と『空の中』『海の底』の「自衛隊三部作」、「図書館戦争」シリーズをはじめ、『阪急電車』『旅猫リポート』『明日の子供たち』『アンマーとぼくら』など著書多数。

「2017年 『ニャンニャンにゃんそろじー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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