カッコウの呼び声(下) 私立探偵コーモラン・ストライク

  • 講談社
3.64
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本棚登録 : 193
感想 : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062189156

作品紹介・あらすじ

関係者を次々に訪れて話を聞くストライク。少しずつ少しずつ、証言の矛盾が明らかとなる。しかし若いモデルの世界に足を踏み入れれば踏み入れるほど先行きは不透明になり、核心に近づけば近づくほど危険が増してゆく…。JKローリングが偽名で発表した息もつかせぬ正統傑作ミステリー。新しいヒーローの登場! 無敵のミステリー・シリーズ、今ここに誕生! 同主人公の2作目も刊行予定。

感想・レビュー・書評

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  • じっくり味わえた一冊。

    もちろん真相に一歩ずつ近づいていく下巻。

    関係者に聞き取りをしていく過程はじっくりと誰もの怪しさを感じ、些細な証言一つが後々重要な事に繋がりそうな予感にワクワク感は止まらず。

    ストライクはとにかく鋭いというか、見逃しがちな細かい点を丁寧に掬い取りそれを推理に繋げていく手腕はお見事。
    もちろん秘書のロビンの機転も良かった。

    この真相には人の思いの蓄積の恐怖を感じる。

    確実に紐解いていく過程の面白さはもちろん、戦争、パパラッチ問題をさりげなく絡ませられ英国の雰囲気さえもじっくり味わえた作品。

  • 後半、それも中盤(全体の3/4)位から話の展開が早くなってきて伏線や謎が少しずつ説明されていく辺りは面白くなってくる。犯人の意外性も、また他の人の利害関係なども納得できる。
    が、いかんせん長すぎる。読み終わってみると全く物語に関係ない登場人物(単に話を複雑にさせるだけ)や、あまり説得力のない設定も多く、このページ数が必要だったかは疑問。もっと刈り込んでも良かったのでは?
    ローリング作だから、期待もするし、好スタートともなるが、これが新人作家だったらさほど評判にならなかったような気がする。
    キャラも描きこまれているので、シリーズ2作目に期待。

  • ハリポタ作者の新作が「反トランスジェンダー的」内容で大炎上 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)
    https://forbesjapan.com/articles/detail/37067

    『カッコウの呼び声(下) 私立探偵コーモラン・ストライク』(ロバート・ガルブレイス,池田 真紀子)|講談社BOOK倶楽部
    https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000188663

  • 主役2人の描写がとんでもなく魅力的。他は普通。

  • まあ主だった登場人物は、限られているのですが、たまにちょこちょこと出てくる人物がやっかいですね、覚えていられません。そのたび人物表を確認します。
    話自体は終わってしまえば、はあそうだったんですね。という感じで、ハラハラドキドキもジェットコースターなみのどんでん返しもありません。
    だから余計登場人物に焦点を当ててしまいがちです。
    まず主人公の私立探偵、戦争で足を負傷して、ギブスが合わないのか絶えず足が痛い、これは仕事に差し支えるでしょう。また事務所で寝起きをしているだらしなさ、いかなる事情があろうとも、公私は分けてください。
    それに引き換え、派遣会社から来たアシスタントの女性、出来すぎです。魅力的すぎ。
    婚約者がやきもきするのもわかります。
    なんだか最後に思わせぶりな書き方がしてありましたが、この二人が将来どうこうなるなんてことは断じて反対です。

  • 私立探偵コーモラン・ストライクの活躍を描くミステリ。あのハリポタの作者が書かれたってのでこれは面白くないはずがないでしょ! と思ったのですが。
    案外と地味な話。モデルの転落死を巡る調査から始まる物語は、地道に周りの人間の証言を集めていくというもの。面白くないことはないけど、いまいち盛り上がりに欠けるなあ、などと感じていました。だけどそれも上巻だけのこと。下巻からはぐっと盛り上がってきて、一気読みでした。
    それぞれの人物のキャラクターが生き生きしているのが魅力。特に最初に死んでしまったルーラのキャラクターが多様な人の証言によって徐々に描かれるところが読みどころです。
    そしてコーモランのキャラもいいけど、ダントツは秘書のロビンです。有能なのも魅力だけど、それ以上に探偵の仕事にわくわくしちゃうところがミステリ好きとしてはとっても親近感を覚えてしまいました。このコンビの活躍、もっと読みたいです。

  • ようやく読み終わりました。
    こういう結末だったのね、という感じでした。
    なぜに「カッコウの呼び声?」という邦題になったのか?

  • 楽しかった(^○^)ほんとに

  • 面白かったー
    正統派ミステリって感じ。
    そんなミステリーに詳しいわけではないのですけど。
    探偵がいて、助手がいて、依頼主と犯人がいる。疑われる人もいる。

    ローリングはこういうのも書くんだなぁ。
    でも確かに、あの長編シリーズをしっかりつじつま合わせながら書けるんだから、推理小説だってそりゃ書けるのか、と変に納得した。

    結構ストライクたちのその先も気になるのだけど、シリーズ化したりするのかな。

  • 読みやすいのだが、何で雇ったの??

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著者プロフィール

ロバート・ガルブレイスは、『ハリー・ポッター』シリーズで知られるJ・K・ローリングの別名。本作はローリングの名を伏せて出版された。探偵シリーズの2作目。

「2015年 『カイコの紡ぐ嘘(下)私立探偵コーモラン・ストライク』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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