完全版 野蛮人のテーブルマナー

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 81
感想 : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062189514

作品紹介・あらすじ

現代日本を生きるわれわれにこそ、「野蛮人」のヴァイタリティと智略が必要だ。スパイ活動を含む実際のインテリジェンスの技法を身につけた人をロシアでは「ラズベーチカ」といい、日本語に訳すと「野蛮人」となる。もともとは国家レベルの機能であるインテリジェンスの技法を個人に応用することで、情報収集や人脈構築、恋愛関係でもライバルを出し抜くことができるようになる、と著者は語る。
「野蛮人の技法」を身につけると、ビジネスパーソンでも学生でも、今持っている能力を2倍、3倍にすることができるのだ。
新社会人がどう実社会の混沌を生き抜いてゆくべきか、「知の巨人」にして諜報世界の第一人者、佐藤優が懇切丁寧に指南する新感覚のビジネス書である。

感想・レビュー・書評

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  • 時期的には2006年から2008年頃のトピック。
    鮮度的には古いのですが、後続の付帯情報が興味深く。

    相変わらずの佐藤節が満載ですが、
    “情報”の扱い方のヒントもてんこ盛りです。

     “記憶術とはその膨大な記憶の中から
      必要とするデータをうまく引き出す技法”

     “覚えることのできない情報は、
      自分にとって必要がない”

    下から上まで具体例を元に、なんともわかりやすく。
    そんな中思わず頷いてしまったのが“AV業界”のネタ。

     “余人をもって代えがたいと思いたがると。
      だから癌細胞化するんですよ。”

    コレが官僚の世界も通じるとはなるほどなぁ、と。

    それで個人的にふと思ったのが、、
    朝日新聞の慰安婦捏造をどうとらえているのか、との点

    是非“本音”を伺ってみたいなぁ、なんて。

  • なかなか芯を食った物言いで、これはこれで現代に必要な知識では?

  • インテリジェンスオフィサーとして有名な著者が、どのように他人と駆け引きをしているかを書く。生き馬の目を抜くような外交官の状況は、平凡な会社勤めの人間にとってピンとはこない部分も多い。引っ掛け質問で相手の素性を見抜いたり、複数の公開情報から近未来の情勢を予測する点など、著者の経験に基づくと思われる話は面白い。帯には”会社でバカにされない画期的人生マナー本”と書かれてあるが、抜け目のない人を目指したい人にとっては参考になる点があるのではと思う。

  • 諜報、、、世の中は様々な駆け引きが存在しているんだなぁ。。駆け引きの段階もあるらしい。
    世界の裏事情を知っていると、色んな事件の見方が変わりそう。

  • 外務省のラスプーチンこと佐藤優さんが雑誌に連載してたまとめ。また引用とかはあとで足す


    赤塚図書館391

  • インテリジェンスのプロがただで相手に食事をおごらない。
    赤ワインは血の色に似ていることから、同じ血を共有しているという刷り込みがなされる。
    情報屋にとって重要なのは記憶力。
    記憶力を維持するためにメモはとても大事。
    よけいなことは知らない方がいい。
    サードパーティルールが重要。信用される。
    義理、人情、恥をかいている人は非常時には強い。

  • 黒ベースの表装に引かれて手に取った一冊。

    ウチの書籍カテゴリー⇒哲学にするか?ビジネス書にするか?
    迷いましたが、一応ビジネス書へ(=´∀`)人(´∀`=)

    本著は、鈴木宗男氏の元外務省ブレーン(*結果的には前科一犯)であった佐藤氏の諜報活動の体験や見識を綴った一冊です(つД`)ノ

    民間のビジネスでのネゴシエーションにも使えそうな一冊です。

    でも、間違いなく男性限定な一冊ですね(^O^☆♪

    試みの地平線?みたいなハードボイルドイメージで借りましたが、まぁ当たらずしも遠からず♪(´ε` )

    興味深い一冊でしたψ(`∇´)ψ
    ☆は、3・5ですが便宜上④にて。

  • こういった本は若いうちに読んでおくのがいいと思った。

    著者自身は保守を自認しているらしい。神とかそういった類の者がなければ人間は愚かなものであるから理性によって理想郷ができるわけはないという主張である。それも最もである。

    自身の理性の限界を指摘しつつ理想への目標を持つことを超越論的姿勢というのかもしれないが僕にはこの著者にそういったものの匂いを感じるのだ。

    確かに何か超越的なものがなければ人間は愚かであろう。だから何らかの超越的なものによる至上命令が必要だと言えるだろう。しかしその至上命令とは社会主義の回復であろうと思うのだ。愚かな人間により否定され抑圧された社会主義を回復せよというのが至上命令であると思う。

    この著者は保守であるのはそういった超越的な何かを認めるからである。だからそういった意味で保守派(右派)であろう。しかしそれらによる至上命令が自然状態(社会主義)の回復であるという意味で左派である。

    彼は保守とアナキズムの人である。

  • 元外務省で、インテリジェンスの技術を身につけた著者が、その経験をテーブルマナー(人とのつき合い方)として書かれています。
    情報を得るため、またその情報が正しいのかを判断するために、どのようなことに日頃注意して、どのような人と付き合うか。その場合の注意点など、会社などでの人間関係のうえで参考になる点もあります。
    また、新聞などの情報から、裏で何が起こっているのかを類推する方法についても参考になりました。

  • 既読感がありました。
    昔『KING』という雑誌で連載していたものを書籍化したとのこと。

    外交官やスパイ=知的野蛮人の交際術、という感じか。

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著者プロフィール

佐藤優(さとうまさる)
1960年、東京都生まれ。作家、元外務省主任分析官。 1985年に同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省に入省。在英国日本国大使館、在ロシア連邦日本国大使館に勤務。その後、本省国際情報局分析第一課で、主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕、起訴され、2009年6月に執行猶予付き有罪確定。2013年6月、執行猶予期間を満了し、刑の言い渡しが効力を失った。『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』(新潮社)で第59回毎日出版文化賞特別賞受賞。『自壊する帝国』(新潮社)で新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞受賞。『読書の技法』(東洋経済新報社)、『勉強法 教養講座「情報分析とは何か」』(KADOKAWA)、『危機の正体 コロナ時代を生き抜く技法 』(朝日新聞出版)など、多数の著書がある。

「2021年 『人物で読み解く日本史365人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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