女系の総督

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (498ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062189583

感想・レビュー・書評

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  • 家庭内の悩みを持っている人に、参考になりそう。

  • 女ばかりだと、いいこともあるけど悪いこともある。
    そんな中での男の役割。
    うちは男系で良かった・・・

  • ひと昔、いやふた昔前の、威厳と力でもって家族の中心に君臨していた父親とは違う形だけど、それでもソートクがこの女ばかりの家族の中で中心にすっくと立っているのには違いない。次から次へと問題が押し寄せてきてホントに息つく暇もない。
    女同士ってなにかと面倒くさくはあるのだろうけど、歳を取った姉妹が仲良く旅行なんかしてるのを見ると心からうらやましいと思うのです。
    そして、父親。雷おやじや亭主関白はイマドキ流行らないけど、やはり家族の中心には父親が必要なんだなぁ。娘にからっきし弱くて妻には適当に転がされつつも精一杯の愛情で家族を守る、そんな父親に心からエールを送りたい。

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著者プロフィール

1950年福井県生まれ。早稲田大学文学部中退。パリ滞在中エール・フランスに勤務。76年『野望のラビリンス』で小説デビュー。95年『鋼鉄の騎士』で第48回日本推理作家協会賞長編部門、第13回日本冒険小説協会大賞特別賞をダブル受賞。その後恋愛小説へも作品の幅を拡げ、99年『求愛』で第6回島清恋愛文学賞、2001年『愛の領分』で第125回直木賞受賞。17年には『大雪物語』で第51回吉川英治文学賞を受賞した。その他『タフガイ』『わかって下さい』『彼女の恐喝』など著書多数。2020年逝去。

「2021年 『ブルーブラッド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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