妖怪の弟はじめました

  • 講談社
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本棚登録 : 44
感想 : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062189613

作品紹介・あらすじ

「こちらでございみゃすよ」
はっとして視線を下に向けると、迅のハーフパンツのふとももの上に、子猫ぐらいの大きさの〈なにか〉がいた。
頭でっかちで、おなかがぽこんと出ていて、手足がねずみのように細くて小さい。
「な、なに? え、まさか……妖怪?」
「ご名答でございみゃすー」



遊川迅は小学校で一番足が速い。
でも、ふつうの小学生だ。
ひとつ上の風春は容姿端麗、完全無欠なお兄ちゃん。
それでも、ふつうの小学生だと思ってた。
妖怪がわんさか家に来るようになるまでは!

感想・レビュー・書評

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  • ぼくが好きだった場面は、たくさんの妖怪が主人公の学校にいたずらをしたところです。また、そこで主人公の兄が妖怪とかけひきをしたことがおもしろかったです。

  • 遊川迅(ゆかわじん)は小学5年生。
    容姿端麗、成績優秀でなんでも完璧な兄,風春は1つ年上の自慢の兄だ。
    ある日から、迅の所に次々と妖怪たちがが現れた。〝くしゃみすくい〝〝まつげひろい〝〝夢女子〝〝ヤミヨビ〝。妖怪たちの言う事には、春風は妖怪の大将の息子なのだと。人間の子と取り替えられて、今は遊川家にいるけど、いずれは妖怪の大将になるのだと。(ちなみに取り替えられた人間の赤ちゃんのほうはすぐに死んでしまってもういない)
    春風は、妖怪たちの話を聞いたうえで、迅に聞いた。自分は遊川家にいて、迅の兄でいていいかと。もちろん迅の答えは決まってる。

    迅の明るさもいいし、兄弟だけでなく、友だち も、この現実を受け入れてくれて、爽やかな読後感。

  • 30分もあれば読めるくらいあっさりした児童書です。完全無欠の兄が本当は妖怪の子だとわかり、妖怪たちとも仲良くなった所で終わってる。これから色んな事件が起こり話が展開していきそうなのに、完結してるの?完結してるならちょっと惜しいな。

  •  小5の迅。一つ年上の兄の風春(←美形)とは、それほど似ていない。学校帰りに誰かにつけられたかと思えば、目の前に妖怪が現れる。現れた2人目の妖怪 夢女子は、風春のことを“あるじとなられるおかた”と話すが、迅にはさっぱり意味が分からない。

  • しゃみさん達ちっちゃい妖怪かわいい!迅、風春、あーにゃ、みんな好き!やっぱり石川さんはキャラクターが魅力的だなー
    続編あるのかな?今後も見てみたいです

  • “「兄ちゃんが妖怪の国に?なんでだよ、そんなのだめだろ!」
    すると、風春がじっと迅の顔を見つめながら、「ねえ、迅」と話しかけてきた。
    「迅はさ、オレはこのままおまえの兄ちゃんでいてもいいと思う?」
    「あったりまえじゃん!いてもいいっていうか、兄ちゃんはオレの兄ちゃんじゃん!いまさらやめられてもこまるだけなんだけど!」
    めずらしくどきどきしながら、迅は風春の返事を待った。”[P.67]

    最初は題名の意味がわからず首をかしげたけどそれもすぐに明らかに。
    兄弟間にしっかりとした絆があるからこその話で、読んでて楽しかった。

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著者プロフィール

『ユリエルとグレン』で、第48回講談社児童文学新人賞佳作、日本児童文学者協会新人賞受賞。主な作品に『お面屋たまよし1~5』『死神うどんカフェ1号店1~6』(以上、講談社)、『墓守りのレオ』『見た目レンタルショップ 化けの皮』(小学館)、『拝啓パンクスノットデッドさま』(くもん出版)などがある。『少年Nの長い長い旅』(YA! ENTERTAINMENT)と対をなす物語『少年Nのいない世界』(タイガ)(共に講談社)を同時展開して話題となった。


「2020年 『メイド イン 十四歳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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