猫弁と魔女裁判

著者 :
  • 講談社
4.17
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本棚登録 : 376
感想 : 71
  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062189989

作品紹介・あらすじ

百瀬太郎(ももせたろう)は、青い瞳の女性国際スパイの強制起訴裁判に、指定弁護人として選任された。
挙式の相談に乗ってくれない百瀬に困惑する婚約者の亜子(あこ)。
事務所に帰ってこない主を待ちわびる野呂(のろ)と七重(ななえ)。
飼い主と会えずに寂しい日々を送るテヌー。
百瀬の事務所を手伝う赤井(あかい)、百瀬の身を案じる法律王子と透明人間、百瀬を利用しようとする業界最大手法律事務所の秦野。
一心不乱に裁判の準備をする天才弁護士は、シリーズ最終巻にしてついに法廷に立つ。

感想・レビュー・書評

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  • 楽しみにしていたシリーズ最新刊にして、最終巻。
    もったいなくてゆっくり読もうと思っていたのに、
    読み始めたらいつもの通りあっという間。
    つっこみどころのあるのもいつもの通りだけど、
    そんなの気にならないくらいあったかいお話なのもいつもの通り。

    このまま「いつもの通り」また新作が出てくれるといいのになぁ。

    「本当に悪い人」が一人も出てこない猫弁の世界と人物たちみんなが愛おしい。
    きっといつまでも大好きなシリーズです。

  • 猫弁さん、とうとう最終巻なんですね。さみしい。

    私のはじまりがドラマからだったので、
    いつもみたいに配役にぶつぶつ(笑)言うこともなく、楽しみに読んでました。

    保護猫ちゃんとか、かわいそうな猫ちゃんが出てきても、
    いつも最後は、ほっこりと安心させてくれて…。

    #テヌーの憂鬱は、胸がいっぱいになってしまいました。。
    そうだよね、人間の行為は(たとえ良かれと思ってしたことでも)
    猫ちゃんからすれば、こんな風に感じちゃうよね…。

    百瀬が万事休すのとき
    「空を見上げなさい、頭蓋骨と前頭葉の間に隙間ができて、新しいアイディアが浮かぶのよ」
    という母親の言葉を守り続けているところが好きでした。

    亜子、野呂、七重、まこと先生、大家さん、みんな愛すべき登場人物。
    そして、なによりテヌーとたくさんの猫ちゃんたち♪
    めでたしめでたしで、良かったです!

    こんな法律事務所、本当にあったらいいなぁ~。

  • 1巻目は「まぁそこそこ面白い?」だったのが巻を追うごとに猫弁から目を離せなくなり、まるで秦野弁護士や安倍裁判長のように猫弁に取り込まれていってしまいました。最終巻は今までのオールスターキャスト的で、気になる所に目が行き届き、とてもイイ具合に収まって良かったと思います。家族という形には恵まれてなかった百瀬でしたが、周囲の人間関係には厚く恵まれてましたね。人徳でしょうか。個人的には亜子の後輩・寿春美が最終的に離婚してしまうのか気になります。その辺も含めて是非、番外編・続編を所望。

  • 2021.5.1-401

  • 百瀬が猫弁ではなく、強制起訴の指定弁護士として法廷に立つことになり、事務所を離れて奮闘します。その間の亜子、七重、野呂さん、テヌー。たくさんの百瀬を理解してくれる人たち。これまでの4冊があったからこその思いがギュッと詰まった一冊でした。ラストは思いがけなくドキドキしました。エピローグ直前の亜子の一行のセリフがとても印象的です。シリーズ5冊しっかり楽しませてもらいました。数年後の二人や事務所も覗いてみたいです。

  • <あらすじ>
    百瀬太郎は、青い瞳をした女性国際スパイの強制起訴裁判に指定弁護人として選任された。挙式の相談に乗ってくれない百瀬に困惑する婚約者の亜子。事務所に帰ってこない主を待ちわびる野呂と七重。飼い主と会えずに寂しい日々を送るテヌー。百瀬の事務所を手伝う赤井、百瀬の身を案じる法律王子と透明人間、百瀬を利用しようとする秦野…。一心不乱に裁判の準備をする天才弁護士は、シリーズ最終巻にしてついに法廷に立つ。

  • いろいろなピースがはまっていって、すっきりとしたシリーズ最終巻。また一から読み直したいなぁ。

  • そのシリーズ最終回ですって
    全く知らなかったです
    ドラマのことも……
    ずれてますのでごめんなさい
    読みやすいです
    大山淳子さん
    あずかりやさん の著者だあ
    うーん納得
    すっかりファンになりました
    ≪ 弁護士は 人と猫との しあわせを ≫

  •  今までとは毛色が少し違い、法廷色強めなお話です。猫弁先生登場少ないし。でも、面白かったです。弟の謎も解けました。
     亜子さんとは結婚しなかったけど、収まるところに収まった感じが良かったです。この後の話も読みたいです。髪クルクルの猫弁先生ジュニア(勝手な想像です)の話とか、すごく気になります。
     はるみちゃんや、前回出てきた子供たちの話はもっと欲しかったけど、それをぶち込んだらまとまらないストーリーになるだろうなぁとも思いました。
     透明人間はわりと出番多くて良かったけど、なんでヘビースモーカーに戻っているの!! 関西弁でもないし。そこだけほんのちょびっと不満でした。
     あとは猫弁先生のお母さん、亜子さんのお父さんお母さん、裁判官とその孫、みんないい人でほっこりしました。猫弁シリーズ、読んで良かったです。良い本でした。

  • 読んでるこっちが前頭葉に隙間を作るよ。
    このあとの事務所がまた賑やかしで、七重さんが「なんでですかー!!!」って叫んだりするんだろうなーと想像してしまうwww

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著者プロフィール

東京都出身。2006年、『三日月夜話』で城戸賞入選。
2008年、『通夜女』で函館港イルミナシオン映画祭シナリオ大賞グランプリ。
2011年、『猫弁~死体の身代金~』にて第三回TBS・講談社ドラマ原作大賞を受賞しデビュー、TBSでドラマ化もされた。著書に「あずかりやさん」シリーズ、『赤い靴』、『通夜女』など。「猫弁」シリーズは多くの読者に愛され大ヒットを記録したものの、惜しまれつつ、2014年に第1部完結。2020年9月に第2部がスタートし、本作はその2作目である。

「2021年 『猫弁と鉄の女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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