還暦少年

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 18
感想 : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062189996

作品紹介・あらすじ

還暦軟式野球選手権。登録されているだけで全国に四百以上ものチームがあり、六十歳を超えた約二万人が、いまだ野球に熱中し、全国大会も行われている。
この小説は、東京に実在する還暦野球チームに集った男たちの、人生という物語である。
定年後に生き方を見失った会社人間が、偶然の誘いから再び出会った野球に見つけたもの。
六二歳ににして初めて野球を始めた、「シンマイ」と呼ばれる男。
教育方針から生じた息子との軋轢が、野球を通して教えられたこと。
五年生存率四割。年齢と共にせまる病魔と闘いながら、野球をするために日々、戦い続ける男。
選手は引退したが、いまだ還暦野球を見守り続ける元グローブ職人がグラウンドに見つけたもの。
野球と通じて交錯する、それぞれの人生。「明日を生きる」心にエールを贈る、感涙の実話物語。

感想・レビュー・書評

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  • 4話目と5話目が泣けて、出先で読んでたので焦りましたf^_^;
    歳を取るのも悪くないかも…と思えました。

  • 平山譲さんの著書を読むたび、涙する。僕が涙もろくなったのだろう。障害を抱えていたり、年老いて一線を退いたりした主人公の生き様に共感できるのも、人生の折り返しをとうに過ぎたからこその寂寥感のなせるわざか。還暦野球というものを初めて知った。十年後のささやかでで今さら夢をつかむような不確かでもない目標ができた。僕は身体を鍛えて、還暦野球を目指す。

  • 最後の話はちょっと感動。。した

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著者プロフィール

1968年、東京都生まれ。作家。出版社勤務ののち、著述に専念。小説、ノンフィクション、エッセイ、映画脚本、映画評など執筆は多岐に渡り、雑誌や新聞での連載も多数。中でも実話を基にした作品を数多く手掛けており、著作が映画化、ドラマ化もされている。おもな著作に、『ありがとう』『還暦少年』(講談社)、『4アウト』『サッカーボールの音が聞こえる』(新潮社)、『ファイブ』『魂の箱』(幻冬舎)、『灰とダイヤモンド』『最後のスコアブック』(PHP研究所)など。

「2020年 『中田翔 逃げない心 プロ野球選手という仕事』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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