ナイト&シャドウ

著者 : 柳広司
  • 講談社 (2014年7月9日発売)
3.39
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  • レビュー :92
  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062190503

作品紹介・あらすじ

人を守るとはどういうことなのか?

知力、体力、先読み能力。すべてが一級のエリートSP・首藤武則(しゅとうたけのり)は、合衆国シークレットサービスで“異例の研修”を受けることに。初日、銃規制を求めるデモに遭遇した首藤は、突如暴れ出した男を瞬く間に制圧し、人質の少女を助ける。しかしその現場には、大統領暗殺計画を示唆する二枚の写真が残されていた。

ナイト&シャドウの感想・レビュー・書評

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  • ☆☆☆☆☆5つ

    かなり面白い。いや、めちゃ面白い。これだけ面白い設定や人物キャラを出来るだけ本が薄く出来る様に簡潔にまとめて物語にしてるところがすごいと思います。なので☆は5つ!

    とってもいい感じの作品です。主人公の首藤がなかなかに良い。こういう人物が世界を政治を経済を動かしてくれればいいのに、とフト柄にも無いことを思ってしまいました。すまぬ。

  • シークレットサービスなので、珍しく現代のお話。論理だけでなく、アクションも効いている。

  • 日本のSPと、アメリカのシークレットサービスの、
    それぞれの警護官同士による、異色コンビの構図は、
    ある意味、お約束のパターン、かもしれませんが…、
    ハードボイルド過ぎず、程よぃ好感を持てました…。

    欲を言えば…、やはり、警護官の任務である、
    要人警護のシーンが、もぅ少し欲しかったですが…。
    (捜査や謎解きシーンが、多くを占めていたので…)

    主人公の首藤は、とてもよかったです…。
    相棒のバーン捜査官も、十分に及第点…。
    ヒロインの美和子も、よぃアクセントになってた…。
    対して、カウンターパートとなるべき真犯人の方が、
    役不足だったかな~。人物像や思想、言動などが…。
    最後に語られた真相や疑惑の中に、埋没した感じ…。

    わずかなモヤっと感は、美和子との結末でそぅが…、
    首藤の、優しさと不器用さ、任務への危機意識など、
    いろいろなモノの体現化、なのかもしれませんが…、
    もし、続編が書かれた時、美和子の存在の扱い方で、
    この作品の方向性が決まってくるかもしれませんね。

    あと…、作中で、ちょいちょい持ち出された、
    シークレットサービスの成立ちや任務のトレビアも、
    結構、興味深かったですね…。また、それを、
    お話を円滑に進める上でのピースに使っている点も、
    よかったです。不自然さを上手く払拭していました。
    (ただし、そのために、
     時代設定が2001年以前になってしまいましたが…)

    作品自体も、それ程重くなく、
    さくさくっと一気読みできて、面白かったですよ…。

  • この作品中のテロ未遂事件を米政府の謀略であるということにして、911謀略説を仄めかしているが、作品中の事件のほうがペラッペラの安手のものなので、却って白けてしまった。主人公のSPがゴルゴ13みたいな寡黙(というかコミュ障レベル)超人設定で、ヒロインが勝手に舞い上がって独り相撲状態なのに自らを省みることなく、相手が自分を目に見えて女扱いしないからといって衆人のなか平手打ちしてしまうという恥ずかしすぎる設定で、これはよくある反発しあう(うざ)カップルが事件の中で仲良くなるというエンタメ大王道もののパロか(これまで数多本歌取りによって新鮮な視点を提供してきた著者なのだから!)と思いきやそんなこともなく、ひたすら安手で素人のスイーツ小説かよ状態のままだった。事件もおかしくて、一番派手な場面について、「建築現場でのあの爆発は、事件全体を考えればどう考えても不必要だ。」、主人公を目にして「ふいの殺意にかられて起爆装置のボタンを押した」(p.298)と言っているが、主人公の爆殺狙いでもなければ、爆発以前に、ヒロインをあの場所に監禁して主人公をおびき寄せること自体が不必要だろうが(もっとも主人公を爆殺する意味はないのだが)。操られていたケインもおかしくて、銃器規制するのに、自爆テロなんか意味ないだろ、やるなら銃乱射だろーが。操っていたとされるミツハシは、爆弾も情報も未知の人物から提供されてるんだから、首謀者扱いにならんだろーが。いくら日本の情報管理が甘々でも、警備態勢の変更を提言した1下っ端役人の個人名が新聞社とかに広まるわけないだろーが。バーンの年齢設定もナゾ。SSになって初めての事件で使命への疑念を抱くようになり、間もなく警護を外れたと思われる描写があるが、それは2年前、年齢は30代後半(に見える)、そんな年取ってからなるものなんだろうか。等々つっこみや疑問が次々わいてきてあまり楽しめなった。

  • 日本のSPである首藤が、アメリカのシークレットサービスに研修に赴き、アメリカでのテロ事件で活躍する実際にはあり得ないと思うけど、単純にアクションものとして楽しめる1冊。
    この作家さんの作品は基本的に「ジョーカーゲーム」シリーズしか読まないので、現代が舞台の話はなかなか新鮮。ま、若干、何年の話なのかよく分からないところはあったけど。
    相棒のバーン捜査官もいい感じで、ちょっと続編が読みたいかも。
    一番、びっくりしたのはシークレットサービスの本来の仕事が要人警護ではなく、偽造紙幣等を見破ることだったこと!やっぱり本を読むと、いろいろ勉強になる!

  • 凄腕SPの首藤が、アメリカのシークレットサービスへ研修に出向き、研修指導員のバーンとのコンビで、大統領暗殺事件に挑んでいくというストーリーで、スピード感ある展開で、犯人との攻防がスリリングで面白かったです!
    この作品もシリーズ化されて欲しいと思います!

  • なかなかよかったです
    内容はそこそこでしたが、9.11同時多発テロに至る伏線が随所にあり
    確認のために何度も読み返すことに

  •  誰もが死ねばこうして消えてなくなる。後に残るのは約束の言葉だけだ。生きている者にできる唯一のことは、死者と交わした約束を守ること。ほかにいったい何ができるというのか?
    (P.112)

  • 日本のSPがシークレットサービスで研修中に、大統領の暗殺計画が発覚。

    柳広司は前から好きだけど、これは面白かった!映画化しても、絶対面白いと思う。

  • 「キング&クイーン」のSP首藤が再び登場。これもシリーズ化するんだろうなあ。首藤が後から後からスーパー過ぎて色々大変だわ…(何)SPというか、業務の幅が広がってしまい、話しとしてはちょっと物足りない。

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