夏のキグナス 三軒茶屋星座館

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 209
感想 : 30
  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062190855

作品紹介・あらすじ

夏が訪れ、路地裏に佇むプラネタリウムにさらに騒々しい面々がやってくる!
店主の和真、弟の創馬に美少女・月子。”親子3人”の暮らしに熱風のごとく乱入する、和真に恋する謎の美女。
そして、家族の秘密の鍵を握る女性の存在が、哀しくも大切な過去を、少しずつひもといていく。

黄道12星座の蟹座、獅子座、乙女座に、白鳥座、物語のキーとなるヘラクレス座。
夏の星座の物語は、どこまでも熱く、激しく、そして愛しい。
好きな人と夜空を見上げたくなる――人生讃歌エンタメ小説、待望の第2弾!


まったく新しく、どこか懐かしい、「三軒茶屋星座館」はこんな小説です!

その1.ギリシャ神話の「超訳」が彩る、私たちの物語
星座館で和真が語るのは、よそでは絶対に聞けない、バカで不器用で欲深い、どうしようもなく人間くさい神々の姿。
大胆な現代版アレンジで、楽しく簡単に神話が学べます!

その2.現代家族の在り方を問う、新しい「絆」の物語
星座館では別々に育った双子の兄弟と、血のつながりのない娘がともに暮らします。
そして様々な事情を抱えた常連たちが集う。疑似家族としての「絆」を作っていきます!

その3.都会であり下町でもある、実在する街の物語
物語には、実在する場所や店が数多く登場。
その風景を思い浮かべながら、または知らない街を旅するような、街と密接に結びつく新しい小説の楽しみ方が味わえます!

感想・レビュー・書評

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  • 三軒茶屋星座館シリーズ二作目。主人公・和真の人生や、月子との関係性も描かれていく。
    問題を解決してもらった面々が皆、星座館に居着いてしまう、居心地の良さそうな星座館。ヤクザの保科さんの意外な話が結構可愛く思えて良かった。
    ギリシャ神話の話は何度も読んだ事があるけれど、脚色入りまくりの和真の語りで全部聞きたいほど面白い。このシリーズまだ続くのかな?是非続いて、まだまだ和真の面白ギリシャ神話読みたいです。

  • シリーズ第2弾。
    次に続く中継ぎって感じ。
    こっからどーなってくのか楽しみ。
    [図書館·初読·9月26日読了]

  • シリーズ2作目。和真の独特の言葉で語られるギリシャ神話には相変わらず惹かれます。前作の紹介も面白かったです。今回は月子の母親や和真の過去が絡んでくるのですが、ヘラクレスの話が本人と重なってしまったので、途中から重くて読むのが辛くなってしまいました。こういうのは体調のいい時に読まないとダメですね。これ、4冊で完結なので3冊目もすっきりではないでしょうし…続きは少し心を整えて、元気になってからにしようと思います。

  • 再読

  • プラネタリウムのあるバーのオーナー(金髪)のもとに転がり込んできた弟とその娘のお話。今回は和馬の過去がメインでした。うーん、いくらなんでもこれは月子たんがかわいそうかなあ……うん。かわいそうでした。まあ、それくらい傷ついていたのもわかる。全体的には面白かったので、次作も期待です!

  • まさか泣いてしまうとは。
    人を忘れるということは、
    幼い子どもにとってはとても怖いことだろうなぁとおもう。
    大人だって忘れたくないことをたぶん少しずつ少しずつ、すり減らすようにして忘れていってしまっている気がする。
    星座館の常連客のみんなが、お節介で、でもあたたかくて、すごく好きだ。
    時にやかましく、時に進撃に、時に純粋に、
    色々なものを抱えて、なんという人だ!と憤るようなキャラクターも出てくる中、人の心にまっすぐぶつかる彼らは読んでいてとても気持ちがいい。
    昔渋谷によく行っていただけに、
    あの辺りの風景が思い浮かんで少し切なくなったりする。

  • ★2017/1/20 読了 『夏のキグナス 三軒茶屋星座館』 柴崎竜人著 評価B
    すでに最終巻を読んでしまったせいか、ネタバレの感が強くなってしまい、先日の初めて読んだ三軒茶屋星座館の面白さは失われてしまった。
    ギリシャ神話超訳は楽しめる。
    本を読む順序は、間違えないように慎重に選ぶべきだと大いに反省しました。
    (短編)
    1.白鳥座
    2.ヘラクレス座
    3.蟹座
    4. 獅子座
    5. 乙女座
    (登場人物)
    大坪和真 マッチョ創馬

    三枝日向子 月子
    ピカ爺 ビルオーナー
    リリー オカマバー経営
    ヤミ金業者 保科

  • 血のつながった家族、身内のような店の常連客とのドラマもグッとくるが、プラネタリウムでの星座の話が超訳すぎてとても面白い。

  • 気になっていた核心が明らかに。
    切ない。
    星座の話は相変わらず面白い。

  • ギリシャ神話が、とてもいい。
    (本編よりも。笑)

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著者プロフィール

〈著者プロフィール〉柴崎 竜人(しばざき・りゅうと)1976年東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。東京三菱銀行退行後、バーテンダー、香水プランナーなどを経て、小説「シャンペイン・キャデラック」で三田文學新人賞を受賞し作家デビュー。映画「未来予想図~ア・イ・シ・テ・ルのサイン~」、ドラマ「レンアイカンソク」など脚本も多数手掛ける。著書に「三軒茶屋星座館シリーズ」、『あなたの明かりが消えること』『あした世界が、』がある。

「2019年 『三軒茶屋星座館4 秋のアンドロメダ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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